(迷宮都市に)アブノーマリティ、全員集合!   作:オートスコアラー

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書きたくなったから書いた。アブノーマリティはこれから勉強して行きます。出して欲しい子あげてくれたら多分出ます。


魔法少女ちゃんと犬もどき

突然だが、みんなは『管理職』というのを知っているか?

 

自分は言葉だけでしか知らなかった。まあ名前の通り管理する人なんだとは思うけど、まさかそれに自分がなるなんて思いましてなかった。

 

きっかけは些細なことだった。勤め先は探せば一つは出てきそうなブラック企業。膨大なノルマ、使えない振り休、上司の無茶振り。そんな環境で働いていたせいか、ストレスでぽっくり死んでしまった。

 

まあそこまでなら、その辺にありそうなお話。問題は死んだ先があったこと。

 

よくわからない場所でよくわからん奴に説明を受けた。君はこれから管理人になってもらう、と。何を管理するのかと聞けばわからないとの事。いやいや、そんなわからないものを管理できるとは思えないんだが?

 

だがそいつは話を聞かず勝手に進めていった。管理人としてまずは一年頑張ってくれ、定期的にこちらから管理するものを送る、彼らからは際限なく好かれるようにしておく。と、彼らって誰だよと聞いても笑って流された。

 

そして最後に、どうやら私は神様見習いにされたらしい。そいつも神の一人との事だが正直胡散臭い。これで地上でファミリアを作れるらしい。ファミリアってマフィアの組織か何かですか?

 

そして大した説明もなく、また私の地上での生活が始まった。

 

なんだかよくわからないことばかりだけど、家も金もあるししばらくは食っていけそうだ。ここ数日は町の散策でもするかと思った矢先、それは来た。

 

家のメインルームに巨大な鉄の箱が鎮座していた。もちろん昨日までそんなものはなかった。まあおそらくあの神(仮)が言っていた物だろう。まあ管理といっても掃除とかしておけばいいのかな?と思いながら鉄箱についているボタンを押した。

 

するとガチャガチャと音を立て開き、中から水色の髪、金色の瞳、全身ピンクのフリフリ衣装に魔法のステッキを浮かべた少女が出て来た。これプリ◯ュア

 

 

「こんにちわ!愛と正義の名の下に、魔法少女がやって来ました!」

 

 

ま◯かマ◯カの方だったか。

 

 

 

 

「それでね!私は悪を滅ぼすために魔法少女としてここに来ました!」

 

魔法少女ちゃんはどうやら悪を滅したいらしい。といってもそうそう悪っぽい奴なんていないと思うんだけど。と思ったらどうやら悪の反応を感知したらしい。どこにいるのかと聞けば

 

「下の方!」

 

と地面にステッキを向けた。地底人でも相手にするのか?まあ魔法少女ちゃんがいると言うならいるんだろう。他人に迷惑はかけないのを条件に一日自由行動にさせている。まあ今日は特に何もなかったな。

 

だが次の日、いつものように散歩をしてると魔法少女ちゃんがやってきた。

 

「管理人さんちょっと来て!」

 

腕を引っ張られて来たのはギルドとやら。どうやらここから地底に行けるようだが、登録が必要らしい。まあそんな面倒ごともなかったのでちゃちゃっと書いておいた。

 

「えっと……ロボトミー・ファミリアですか。貴方様の名前はロボトミーなのですか?」

 

いや、自分はただの管理人ですが。

 

「……そう言うもの、なのかな?」

 

「管理人さん!もう行っていい!?」

 

魔法少女ちゃんもうずうずしてるから行ってくるように告げた。昨日と同じく他の人に迷惑は掛けないように行っておくのも忘れずに。

 

さて、やることはやり、魔法少女ちゃんは地底に行ったので自宅に帰って来たのだが、また鉄箱が置いてあった。定期的にって言ってたけどまさか毎日ってことなのか?

 

まあ特に何もないかと思いボタンを押して中身を出した、と同時にこちらに飛びついてくる影。

 

『管理人!管理人!』

 

犬だった。犬、にしては口とか目とか手足がチグハグだけど。

 

『管理人!管理人!』

 

さっきからしきりにこちらに話しかけて来る犬もどき、まあちょっとグロテスクだけどよくよく見れば愛嬌のある顔をしてる、ように見えなくはない。まあ見た目だけで好き嫌いはやめよう。

 

とりあえず撫で回してみる。くすぐったいのか笑いながら体をこちらに預けてくる。悪い奴じゃなさそうだな。付き合い方次第ってところか。

 

その夜は犬もどきを連れて夜の散歩に行った。意外と犬もどきの走る速さが早くて一回見失ってしまったが。リードでも買うかな?

 

魔法少女ちゃんも帰って来て遅めの夕食。犬もどきは肉が好みで、魔法少女ちゃんは不思議パワーで食事はいらないとのこと。まあ何もないのもアレだからデザートにアイスを作っておいた。気にいってくれたようなのでまた作るとしよう。

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