インフィニット・ストラトス ~何気ない騒がしい日常~ 作:ゲイツ幻夢アーマー
アドバイスをください‼️
どうぞ
一・円・三「「「行ってきまーす‼️」」」
千冬「気を付けて行くんだぞ。」
俺達は中学校に行くため家を出る。千冬姉はもう少し後から家を出るらしい。
“らしい”というのは、俺達は千冬姉がどんな仕事をしているのか知らない。前に気になって聞いてみたことがあったが、のらりくらりとはぐらかされてしまった。
一夏「ホントに千冬姉はなんの仕事してんだ?」
円夏「私も聞いたことないぞ。」
三春「三春もないです。」
学生である俺達より出勤が遅いのはどういうことなのだろうか。まあ、俺達の登校が早いというのもあるが…。
???「おっす、一夏、円夏、三春ちゃん‼️」
???「お、おはようございます一夏さん‼️」
???「おはよう3人とも。」
考え事しながら歩いていると、前から声を掛けられる。
一夏「弾、蘭、数馬、おはよう。」
円夏「おはよう弾、数馬。おい蘭、なぜ兄さんだけに挨拶したんだ。」
三春「おはようございます、弾先輩、数馬先輩。蘭ちゃん、どうしてお兄ちゃんだけなんですか?」
俺達に声をかけてきたのは、俺と円夏の同級生である“五反田弾”と“御手洗数馬”、そして弾の妹で三春の同級生の“五反田蘭”である。
蘭「あっ、おはよう三春。それと円夏先輩も。」
円夏「私はついでなのか。その喧嘩買ってやるぞ?」
三春「三春にも今気づいたみたいですね。」
これは俺達の恒例の朝の挨拶の1つである。毎回蘭は俺に挨拶してから、円夏達に挨拶する。一緒に挨拶すればいいのに、なぜ俺だけ先なんだ?
弾「おい一夏、お前今絶対“なんで蘭は俺だけ先に挨拶するんだ?”みたいなこと思ってただろ。」
一夏「なんで分かったんだよ?」
弾「何年お前の親友やってると思ってんだよ。」
数馬「分かりやすいというか分かろうとしないというか…。」
一夏「数馬もわかったのか?」
数馬「もちろん。」
親友2人には、俺の考えていたことが分かったらしい。何故なんだ?
他愛のない話をしながら学校へ向かう。すると…
???「おっはよー‼️」
一夏「どわっ⁉️」
背後から強い衝撃を受け倒れそうになるがなんとか持ちこたえる。俺の背中に突撃してきた人物は見なくても分かる。
一夏「“鈴”、いつもいきなりおぶさってくるなって言ってるだろ‼️怪我したらどうすんだよ、危ないだろ⁉️」
俺におぶさるようにタックルをしてきたのは、俺達の同級生で“凰鈴音(ファンリンイン)”。小学生の時に転校してきた中国人である。
仲の良い友人からは、鈴と呼ばれている。
鈴音「心配しすぎよ一夏は。あっ、弾と数馬、おはよう。ついでに円夏と蘭と三春も。」
弾「おはようさん、鈴。」
数馬「おはよう、鈴。今日も元気だな。」
鈴「当然よ!それが私だもの。」
円夏「…それしか取り柄がないんだろ。」ボソッ
鈴「円夏、何か言った?」
円夏「何も言ってないぞ、おはよう鈴。」
蘭「鈴さん、おはようございます。そろそろ一夏さんから降りたらどうですか?一夏さん辛そうですよ?」
鈴「なに蘭?アンタ遠回しに私が重いって言ってんの?」
蘭「いやだなぁ鈴さん、被害妄想ですよ?」
三春「でも鈴先輩?そろそろお兄ちゃんから降りてもらえませんか?」
鈴「まぁそれもそうね。悪いわね一夏。」ヒョイ
一夏「ったく。」
鈴との朝の挨拶はいつも体にダメージを受ける。
そして登校時間にもう1人、
???「一夏、それに皆もおはよう。」
一夏「おう“箒”、おはよう。」
声をかけてきたのは“篠ノ之箒”、俺の幼稚園からの幼馴染だ。
数馬「おはよう箒。」
三春「箒先輩、おはようございます。」
円夏「…出たな発育の暴力。」ボソッ
蘭「…何を食べたらあんなに大きくなるでしょう。」ボソッ
鈴「…いっそもぎ取って殺ろうかしら?ボソッ」
箒「お前達は何処を見ながら小声で言っているんだ‼️それに鈴、恐ろしいことをさらっと言うな‼️」
箒の登場に、円夏、蘭、鈴の3人からどす黒いものが立ち込めている。この3人にある共通点。それは…
弾「どこってそんなの箒のむnんぐ⁉️」
弾が何か言おうとしたので、俺と数馬が口を塞ぐ。
弾(なにすんだよ、一夏、数馬‼️)
一夏(バカ、何言おうとしてんだよ⁉️円夏達にそれは禁句だって分かってんだろ⁉️)
数馬(お前この間円夏と鈴の前でそれ言ったから三途の川まで行ったの忘れたのか⁉️)
そう、円夏達3人に共通していること。それは、“貧乳”であることなのだ。
以前、悪ふざけで円夏と鈴の前で“貧乳”のワードを出した瞬間、2人からの攻撃を喰らい臨死体験したのがこの弾なのだ。その時の光景を見て以降、 “貧乳”は円夏達の前では禁句として封印されている。
そりゃ誰だって自分のコンプレックスを指摘されたら怒るのも当然だ。しかし、円夏と鈴、そして恐らく蘭も自分の胸のことを気にしている。
何故なら、円夏達の周りの女性のほとんどが、胸が大きい。
千冬姉然り、箒然り、そして三春も胸が大きい。千冬姉に負けてるならまだしも、同級生の箒、年下の三春に負けているというのが辛いらしい。なんせ、比較対象が身内や友達にいるのだから…。
円夏「…弾、貴様なにを言おうとした?」ギロッ
鈴「…言うならはっきり言いなさい。死なないように殺してあげるから。」ニコッ
蘭「…お兄がなにを言おうとしてるか当ててあげようか?」ジロッ
円夏と蘭の眼光、そして鈴の目の笑っていない笑顔に迫られながら、弾は後退りしていく。
一夏(良かったな弾、お前が前に言ってた“女子に迫られたい”っていう夢が叶ったじゃないか。待っているのは、薔薇色の生活ではなく、血塗られた地獄だが…)
弾「(こんな殺伐としたの望んでねぇよ‼️)な、なにも思ってないぞ?それより早く学校行こうぜ、遅刻するからよぉぉぉぉぉぉぉ‼️」ピュー
鈴「あっ、逃げた‼️」
円夏「逃げられると思っているのか‼️」
蘭「待ちなさいお兄ぃ‼️」
凄い速度で逃げた弾を円夏達が追っていった。
一夏「数馬、弾のやつまた1つ夢を叶えたな。」
数馬「ああ。確か“女子に追いかけられたい”だっけ?まぁ追い付かれた後に待っているのは地獄だろうけど。」
そんな話をしながら、残された俺達も学校に向かうことにした。
おまけ
箒「全く、胸が大きいからなんだと言うのだ。あるだけ邪魔だろ。」
三春「そうですね。肩は凝りますし、男性からの視線は辛いですし。」
一・数((そんなこと鈴達の前で言ったら、自殺しかねないな…。))
三春「でも、お兄ちゃんは三春のコレ(胸)、喜んでくれますよ♪」
箒「なにっ⁉️どういうことだ一夏‼️」
一夏「ま、待て‼️そんなことはない‼️」
数馬「今日もいい天気だなぁ~。」
三春「?」
キャラ一気に出したかも