インフィニット・ストラトス ~何気ない騒がしい日常~   作:ゲイツ幻夢アーマー

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こっちもちょこちょこ投稿していきます。


3話 マンモス校である

ここは、私立藍越学園。幼稚園から大学まである超マンモス校、中等部に在学している一夏達が通う学園である。

この学園はとある大企業の社長が運営しており、もっぱら趣味である。その為、学費が非常に安く、数多くの学生が在学している。勉学とスポーツの両方に力を入れており、有名スポーツ選手や教師がこの学園から輩出されている。

 

学園のモットーは

“子供は明るく元気に、自由に学び自由に体を動かす”

である。

 

 

弾「…。」

 

 

校門前で、ボロボロになっている弾がいた。全力疾走したが、スポーツ万能の円夏とその円夏とタメをはれる鈴からは到底逃げ切ることができず、鈴の跳び蹴りにより転倒、そこから円夏・鈴・蘭に滅多打ちにされたのだ。

 

 

 

一夏「また盛大にやられたな、弾のヤツ。」

 

 

数馬「なんで逃げ切れないの分かってて逃げるんだ?」

 

 

箒「理解力がないのだろう。」

 

 

三春「大丈夫ですか、弾さん?」

 

 

後から来た一夏達は、とりあえず弾の現状を確認した。三春だけが弾の心配をしているようだ。

 

 

弾「…あ、あいつら加減をしらなさすぎる…。」

 

 

…弾は一応生きていた…。

 

 

一夏「この間は三途の川渡りかけたんだから十分手加減されたほうだろう。」

 

 

数馬「そもそも、分かってて地雷踏んだ弾の自業自得だろ。」

 

 

そんな話を校門前でしているなか、

 

 

???「おはよう織斑兄妹、御手洗、篠ノ之。それから五反田兄。」

 

 

体格のいい男性教師が声を掛けてきた。

 

 

一・三・数・箒「「「「西村先生、おはようございます。」」」」

 

 

西村「あぁおはよう。」

 

 

声を掛けてきたのは藍越学園の教師である西村宗一。

学年を飛び越え、学園主任という初等部から大学までの全ての学科を担当する。趣味がトライスロンということもあり、生徒からは“鉄人”というあだ名で慕われている。

 

 

弾「おはようっす、鉄…西村先生。俺のことはついでっすか?」

 

 

西村「気のせいだ五反田兄。それよりお前今鉄人と呼ぼうとしなかったか?」

 

 

弾「それこそ気のせいっすよ。」

 

 

西村「…まあいい。それより相変わらずお前達は早いな、流石は“生徒会”だ。」

 

 

一夏達は生徒会なのである。一夏は中等部生徒会会長、三春と蘭が副会長、箒は書記、数馬が会計、弾が庶務である。

書記、会計、庶務にそれぞれ1人いるがそれは後程。

 

 

西村「五反田兄には少し問題があるが、お前達は家の学園の生徒達の模範となる立派な生徒だ。これからもよろしく頼むぞ。」

 

 

一・三・数・箒・弾「「「「「はい‼️」」」」」

 

 

西村「特に、あの問題児達をよろしく頼む。」

 

 

女子生徒達『こらー‼️待ちなさい変態5人組ー‼️』

 

 

変態5人組『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ‼️』

 

 

男子生徒1「…。」カシャッ

 

 

 

 

 

西村「…ホントによろしく頼む。」

 

 

一・三・数・箒・弾「「「「「…頑張ります。」」」」」

 

 

不安を抱えながら、彼等は校門をくぐる。




問題児とは誰なのでしょうか?


学園を代表するバカ、赤毛ゴリラ、寡黙なる性職者、乳龍帝の変態トリオかなぁ

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