インフィニット・ストラトス ~何気ない騒がしい日常~   作:ゲイツ幻夢アーマー

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思い付かないと進められないのが、小説の難点。なんで皆思い付くのだろう。流石だ。

タイトル通り“飯マズ”の人達が出ます。
自分、ほとんどがサイト小説知識なのですが、D×Dキャラに飯マズさんはいるのですか?


7話 飯マズは凶器である。

遥か昔、俺達の先祖がまだ毛に覆われていた頃、突如先祖達の前に雷が落ち“火”を生んだ。木の実をかじることしか出来なかった先祖は、興味本位に木の実を火にかざし、焼けた木の実を食べた時衝撃を受けた。

 

 

“ただの木の実が美味しくなった。”

 

 

これが料理の最初とされる。(本当は知らないです。作者の勝手な想像です。)

 

 

 

時代が進み、様々なものが進歩していった。料理もその一つであり、神が人間に与えた能力でもある。料理に使う食材は自然の恵み。肉や魚、野菜にいたるまで自然がもたらしてくれたものだ。調味料の原料となるものも自然から取れることから、食材には感謝を込めなければならない。食材も生きていることから、“食べるということは生きるということ”。調理・料理とは、その食材から命をもらうということなので、感謝を込めて美味しく食べる。

それが食材にたいする礼儀だと考えている。

 

 

だから俺は食材を冒涜するようなことをするやつは絶対に許さない。そう、絶対に‼️

 

 

 

 

 

 

 

 

藍越学園:調理室

 

 

藍越学園は部活動は勿論、就職にも力を入れている。生徒が望む職種があれば、それに見合った授業を行い生徒の夢を全力でサポートするのが藍越学園における教師の役目だ。生徒の夢を親身になって聞いてくれる教員たちは、生徒だけでなく親御さんからも非常に評判がいい。生徒の夢には

 

“調理師や料理人になりたい”

 

という生徒も少なくない。和食や洋食、中華やイタリアン等どのような国でも通用するように、調理室には有名レストランやホテル顔負けの調理器具が揃えられている。

調理室はとても整理されていて、気持ちよく料理ができるだけように掃除も行き届いている。

 

が、現在調理室は屍になった4人の男子生徒が床に横たわり、美しい乙女達が絶賛正座させられている。

 

 

 

一夏「…。」ニコニコッ

 

 

「「「…。」」」

 

 

一誠「おい明久、しっかりしろ‼️」

 

 

雄二「ムッツリーニ、AED持ってこい‼️」

 

 

土屋「了解‼️」シュンッ

 

 

松田「坂本大変だ‼️五反田が息してない‼️」

 

 

元浜「こっちもヤバい‼️比企谷と戸部が泡吹いてる‼️」

 

 

 

 

 

 

藍越学園中等部我らの生徒会長である織斑一夏は、学園が誇る生徒であり上は大学部から下は初等部まで、在学する生徒に男女問わず人気があり教師達からの信頼も厚い。嫌な顔1つせず、生徒達の悩みを笑顔で聞いてくれることから、“藍越の太陽”と呼ばれている。

しかし、そんな一夏は怒るとものすごく恐い。いつもの笑顔と変わらないが、目からハイライトが消え発する声も低くなる。一夏が怒ると“藍越の太陽”から“藍越の般若”と名を変える。

 

※一夏を怒らせた生徒の証言では、一夏の後ろに般若が見えたらしい。

 

滅多に怒らない一夏が怒るのは調理実習の時であり、怒らせるのは決まって3人の女子生徒である。

 

 

 

一夏「…さて」

 

 

「「「…ッ⁉️」」」ビクッ

 

 

一夏「…明久たちは何を食べたんだ?“セシリア”」

 

 

セシリア「…えっと、カレー…ですわ。」ヒヤアセ

 

 

 

金髪の貴族感溢れる女子生徒、名前はセシリア・オルコット。

イギリス出身の本物の貴族であり、英国淑女らしく紅茶とテニスを嗜みその姿に見惚れる男子生徒が後を絶たない。勉強・スポーツにおいても円夏や鈴にも勝るとも劣らない実力を持っている。

 

 

一夏「…カレーの中に何を入れたんだ?“由比ヶ浜”」

 

 

結衣「…も、桃缶、です…」メェソラシ

 

 

ピンクの髪を肩まで伸ばしお団子に結っている女子生徒

、名前は由比ヶ浜結衣。

人当たりが良くクラスのムードメーカー的な存在である。しかし頭は非常に悪く、“藍越学園が普通の学校だったら入学できたのか?”と噂されるほど。

テストに関しては明久と毎回最下位争いをしている。

 

 

一夏「…桃缶ねぇ。それだけでここまで酷くはならないよなぁ。…“姫路”、お前も何か入れただろ?」

 

 

瑞希「…桃缶は甘いから…さ、酸味がほしいと…お、思いまして…」ビクビクッ

 

 

由比ヶ浜よりも明るいピンクの髪を腰辺りまで伸ばし、ウサギのヘアピンを着けている女子生徒、名前は姫路瑞希。

運動が苦手だが勉強においては学年上位に名を列ねている。彼女と周りは何故かふわふわした雰囲気が流れており、“学園の癒し”とまで言われている。

 

この3人はスタイルも非常に良く、胸も大きいため円夏や鈴等の一部に不満を持っている女子達からは睨まれることもしばしばあるが、共通して残念なところがあるため、逆恨みの苛めより同情の眼差しを送られている。

 

 

一夏「…思いまして?」

 

 

瑞希「さ、酢酸を…入れました…」

 

 

 

 

 

 

この3人、料理が好きなのはいいが出来るものが不味いを通り越しており、化学兵器レベルにまで達している。所謂“必殺料理人”なのだ。

 

 

一夏「…」

 

 

一夏は3人が作ったカレーが入っているカレー鍋に近づき匂いを嗅ぐ。

一瞬意識が遠退きそうになるもなんとか堪えて、再び3人の前に立つ。

 

 

一夏「…他に何入れた?」

 

 

セシリア「桃缶が入った際に、カレーの色が薄くなりましたので…チョコレート1ケースと…」

 

 

結衣「…とんかつソースを…入れました…。」

 

 

 

カレーの中に入れたものを聞いて、一夏を含めた調理室にいる生徒達は完全に固まった。

 

 

一夏「…一応聞くが、味見は?」プルプル

 

 

セシリア「…そのぉ、飲食店のご子息である五反田さんに味を見てほしくて…(ホントハイチカサンニタベテホシカッタンデスガ)」

 

 

結衣「…え、えっとまず最初にひ、ヒッキーに食べてほしくて…」

 

 

瑞希「味見すると太っちゃいますから…」

 

 

 

 

 

 

 

ピキッ

 

 

 

何かがキレる音を生徒全員が聞いた。そして何人かは耳を塞いだ、この後来る噴火を堪えるために…

 

 

 

 

一夏「食べ物を粗末にするなァァァァァァァァァァァァァ‼️」

 

 

セ・結・瑞「「「ごめんなさいぃぃぃぃ」」」ドゲザ

 

 

 

一夏が噴火し般若の幻影が現れた。

 

 

 

一夏「ちゃんと料理ができない奴等がいきなりアレンジなんてしようとするんじゃありません‼️カレーだったらルーの箱の裏に作り方書いてあるんだからその通りに作ればいいんだよ‼️アレンジ加えるのはもっと料理が上達してからだ‼️今までやったことないスポーツの試合に、今すぐ出ろって言われても無理だろ⁉️まずは基本と段階をしっかり踏まないと駄目だろ‼️」

 

セ・結・瑞「「「…仰る通りです。」」」

 

 

一夏「料理は作って自分で味見するのが基本なんだよ‼️太るからとかそんなのが味見しない理由になるわけないだろ‼️食べてほしい人がいるなら尚更自分達で味見しなさい‼️」

 

 

セ・結・瑞「「「はい…」」」

 

 

一夏「セシリアは見た目を写真に近付ける努力じゃなくて現物を食べて味を近付けさせなさい‼️由比ヶ浜はなんでもかんでも桃缶入れればいいと思うな‼️そして姫路‼️料理に科学薬品なんかいれるんじゃない‼️」

 

 

セ・結・瑞「「「…すいません。」」」

 

 

一夏「まともな料理が出来るまで、お前達は味付けしちゃいけません‼️セシリアはチェルシーさんに、由比ヶ浜と姫路はお母さん達に料理を最初から教えてもらうこと‼️いいな⁉️」

 

 

セ・結・瑞「「「…はい。」」」

 

 

一夏「声が小さい‼️」

 

 

セ・結・瑞「「「イエッサー‼️」」」

 

 

 

 

 

藍越学園中等部生徒会長兼調理指導織斑一夏

 

 

調理に関しては誰よりも恐い

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この3人組ませちゃダメだよ…
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