最強少女「次サボったら殺す」
嵐のギャンブラー少女「いっそ縛り吊すか?」
裏切り少女「いっそのこと乗っ取っちゃおうぜ?」
戦バカ「戦う力もねぇ小童を落とすにゃわしは好かんのぉ。………ってワシの名がおかしいのじゃが………」
君らの出番はまだ待って!!(切実)
ひさぎの場合
「ブモォォ。俺様をコケにしたことを後悔させてやる!」
「モーモーいってないでさっさとかかってきなさい牛野郎」
「このガキャァ!!」
挑発になりやすい牛野郎は猪突猛進(………あってるよね?)に私らに突撃してくる。
「死ねぇ!」
手にするでっかい斧で私らを真っ二つにしようとするが、私からすれば遅くてあくびが出るくらいだからすぐに避けれる。
「くたばれェ!おっしねぇ!ブッツブレロォ!!」
一心不乱に私に向かって斧を振り回す牛野郎。
「しつこい男は大っ嫌いなんだけど?」
私は牛野郎の斧をはじき返した。
「ヌオッ!?このガキャァ…」
「おいおい、私らも構ってくれよなぁ?」
と片栗粉と猫娘が「クリコじゃねえリツコだっつってんだろ!!」………栗子と猫娘が背後から鎌とブーツで強襲を仕掛けた。
「ブモオオオ!!人間どもメェ!!」
「オォウ、そんなに血走った目で見つめてくんなよ。濡れちまうじゃねぇか」
「栗子、言い方…」
粉物のセリフに猫娘がツッコミを入れた。
………こいつらのバカップルぶりは相変わらずか…。
「テメェら!!オレ様を目の前にして何乳繰り合ってやがる!?」
「んだよ褒めても何も出ねーよ」
「褒めてねーよ!!」
牛野郎はあいつらのオーラを察してツッコミを入れた。
…うん、気持ちはわかる。
「ええいめんどくせぇ!さっさと潰れちまえ!!」
「やなこった」
粉物………もとい、栗子は猫娘を抱えながらまるで踊るかのように避けまくっている。
「さてと、んじゃこっちの番だな」
そう言って栗子は牛野郎の背後に回り、背中から張り付く。
「ブモッ!?何しやがる!?離れロォ!?」
張り付かれた牛野郎はまるでロデオのごとく暴れまわる。
栗子は「ヒョー」と言いながら乗りこなしていた。
「来栖崎!」
ツノを掴んで無理やり首を持ち上げる栗子。
………………成る程。私に首を切れってことね。
「…了解」
「ブモォ!!呵責なぁ!」
私が接近してきたことに気づいた牛野郎が斧を振り上げる。
「…えい」
「ブモッ!?」
とそこへ猫娘が牛野郎の指にキックをかましたことで奴は斧を離してしまった。
「クソがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「あの世で後悔することね」
そして私の一閃によって、牛野郎の首が宙を舞う。
礼音の場合
私は三静寂礼音。
樽神名君の誘いで山登り(実際はイッセー君の修行)にきたのだが、今私たちはミュータントの一団と戦っている。
「私の動きを捉え、反撃したあなたが初めてだ!ならば私は全力を持って答えるまで!」
その中で馬型ミュータントのメズーと私が睨み合う。
「………一つ聞きたい」
「?」
「お前たちミュータントは何のために生まれたと思っているんだ?」
「何だそんなことか。無論あの方の願いを叶えるためだ。あの方の手に生まれた我々はあの方の手足であり駒なのだ。故に、我々はあの方に仕え続けることこそ存在意義なのだと」
私の質問にそう力説したメズー。
………説得は愚の骨頂か。
「おしゃべりはここまでだ。来るがいい!」
と、メズーは普通の人間では捉えにくい速さで撹乱する。
先程も言ったと思うが私は神器に覚醒したことでメズーの動きを見切っている。
「うおっと!」
…流石に学習したのか背後から襲ってきたメズーに弓を構えるが、奴はすんでのとこで後ろへ下がる。
「ふむ、厄介な………。ならばこれはどうだ?」
奴は撹乱するように先程のスピードであちこち走り回る。
「まだ私には止まって見えるぞ?」
若干の皮肉をほのめかせて奴を挑発するが、効果はないようだ。
心なしか奴は私をみていない気がするが…。
「馬鹿め!こっちだ!」
すると奴は私をすり抜け、サン君たちのいる方へ走っていく。
狙いはサン君達か!
「油断したな!」
そう言いながら奴は金棒を振り上げる。
たしかに今攻撃しても間に合わない。
“私とサン君だけだったならばな”
「ATシールド!」
奴の金棒は樽神名君の神器により阻まれた。
「なにっ!?」
「喰らえ!」
弾かれた隙に百喰君が一風変わった銃でメズーを撃つ。
無論あの銃は百喰君の神器だ。
「ぐあああああああああああ!!!?」
真正面から撃たれたためかなりのダメージを与えた。
「ぬうぅ、ぬかった!まさか全員神器使いだったとは………」
「降参するなら今のうちだよ」
「降参だと?この私が?それは私にとって最大の屈辱だ!」
言うや否や奴は金棒を盾にするように私の元へ走ってきた。
無論私は迎撃する様にこの弓型神器で魔力矢を放つも、弾かれてしまう。
「これで終わりだ!」
「礼音さん!」
奴とサン君が叫ぶ。
だが私は奴に対して不適に笑う。
「君がな!」
スパッ!
私は手に持つ『ナイフ』で奴の首を切り裂いたのだ。
「バカ………な。弓の………神器じゃ…ない………のか?」
奴は信じられないと言った表情をしながら事切れた。
「私の神器は特殊らしいからな」
私の両手に持つ金色に輝くナイフ。
その柄をくっつけると弓型へ変化した。
「おーい」
ふと姫方君の声が聞こえる。
どうやら向こうも肩がついたようだ。
「やれやれ、ゾンビの次はミュータントか…」
私は思わず小さく呟く。
あのメズーの言葉にある『あの方』なる人物に、私はある人物を思い浮かべるのだが、まだ確証はないため保留することにしよう。
その後、ミュータントの襲撃を知らないグレモリー君達の訓練の最終段階にて、兵藤君が山を一つ吹き飛ばした成果を発揮したそうな。