炎のヒーロー達   作:一服

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炎のヒーロー達

轟っ、と言う音と共に凄まじい熱がアスファルトを焼いて行く。

否、アスファルトと能無を焼いていく。

 

「次の敵はどこだぁ!!」

炎の中から出てきた大柄の男が、身体中のあちこちから火を吹き、傷つきながら叫ぶ。

 

そこへ

 

「おいおいあんまり無茶苦茶すんじゃねぇよ。

フォローが追い付かねぇだろうが。」

 

まるで炎から生まれるように黒いロングコートを羽織り、不敵な笑顔を見せながら出てきた男が、ヒーロー(エンデヴァー)の背中を思いっきり叩いた。

 

 

「エースか。索敵は終わったのか?」

体から吹く火が収まったエンデヴァーが相方のエース、ポートガス・D・エースに聞く。

 

「んなもんとっくの昔に終わってる。それよりあんたのフォローの方が大変だった。ほら休憩したら次の現場に行くぜ。」

 

どこから出したのかわからない冷えたスポーツ飲料をエンデヴァーに渡しながら、エースは鋭い眼差しで次の目的地を見据えた。

 

 

「すまない」

 

 

 

 

一瞬間が空き、

 

「ん?今何て言った?悪いもう1回聞かせてくれよ?なあ?何て言ったかおじさんにもわかるようにもう一度はっきり言ってくれよ?ん~?」

 

 

いつもは不敵な笑みを絶やさないエースが、人を馬鹿にしたようにニヤニヤしながらエンデヴァーを煽る。

 

「ぐぬぬぅ」

昔からそうだ。この男は学生の頃からこの態度を崩さない。こっちが熱くなりすぎれば間に入り緩衝材となり、逆にこっちが悪いと思い消極的になりすぎる時は煽って熱くしようとする。

 

さっきの肩を叩いたのだって戦闘終了の合図と、能力の副作用であるオーバーヒートの抑制を同時にしたのだ。

 

俺はいままでこいつに助けてもらわなければ、あの1位に勝つためにどこかで決定的に間違った事をしてしまっていたのではないかと怖くなる。

 

と言うか、一目惚れして結婚した()の件もこいつの助け無しではどうにもならなかったのではないか?と自分が少し不甲斐なくなってくる。

 

大火力のエンデヴァーと、低火力ながら炎と同化したり、熱や炎を吸収して放出するなど、様々な技のバリエーションをもつエース。

 

能力の相性の良さからヒーロー業界初の二人一組のヒーローを始めて今まで数々のヴィランや犯罪組織を叩き潰してきた。

 

食い縛っていた歯を緩め、ため息をはく。

こいつとはまだ何十年と付き合いが長くなるんだ。

ここで喧嘩をおっぱじめてもしょうがない。

ここは俺が大人の顔をして事を納めよう。

 

そう思いつつ、エンデヴァーは能力込みの全力投球で空になったペットボトルをエースの頭にぶつけ、

 

「下らないことをしてないで、さっさと次の現場にいくぞ。相棒」

 

そう言い、返事を聞かずに能力を使い全速力で次の現場へと急行(逃亡)した。




エンデヴァーは愛妻家。(という設定)
よってポケモンの厳選みたいなことはやっていない。
つまり、ただの子沢山。
そして心に余裕があるためキャラが崩壊してる。

エースの姿は原作のSBSで未来のエースを描いたそうなのでそれを参考にしました。


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