炎のヒーロー達   作:一服

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ぐふぅ。
なぜだ、なぜなのだぁぁぁ・・・
書きたいシーンがあるのに書けないぃぃぃ・・・
前後編で分けるとさらに遠くなるだろぉぉぉ・・・
世の作者たちはこんな面倒な事ををやっていたのかぁぁ・・・

結局前後編になりました。
もう、チマチマ短い戦闘シーンだけ書いていたい。



テレパシー能力持ってそうで強くて弱い面もありそうな女性。
えぇぇぇそんなのいるわけg、いたぁぁぁあ!
ポケモンのナツメさんHG・SSの時の格好が好き。



鎖の音?なんのことやらさっぱりだな。(変顔)



起と承。エースの過去、そして・・・

午後の遊び時間も終わりまた晩ご飯を食べ、5人はまたリビングで話をしていた。

 

遅れて帰ってきた子どもたちの年長組が小さい子達を風呂にいれているので一旦休憩していたのだ。

 

 

「私、お二人が知り合って付き合った訳を知りたいです!」

お茶子が落ち着いた雰囲気のリビングでそう切り出した。

 

 

「あぁ?そんな面白い話でもねぇぞ?」

「また今度でもいいんじゃない?」

二人は少し照れ臭そうにしながら笑う。

 

 

「そんなこと言わずにおしえてくださいよ!」

女子ゆえか好奇心が押さえられないお茶子がもう一度催促する。

 

 

「しょうがないわね。それじゃちょっと長くなるけど聞いてね?」

 

 

 

あれは20年前、私がまだ高校生だった頃。

一日中雨が降っていた日だったわ。

 

 

 

「はぁっはぁっ、」

頭がいたい・・・。あいつらはまだ追ってくるし、ずっと声が頭に響いてくるし・・・。

 

能力をどんなに使ってもこんなこと今までなかったのに、今は何をしなくても聞きたくない声が聞こえてくる・・・。

 

変なやつもよってくるし、もう意識が・・・。

 

「おい嬢ちゃん!大丈夫か!?」

 

だ、れ・・・?

 

 

私はそのまま意識を失った。

 

 

 

 

久しぶりの休日で両親の家まで来ていたが外が騒がしいもんだからって出てきてみれば、

 

「なんだてめぇら。女の子一人を集団で追っかけ回して恥ずかしくねぇのか?」

なんだ?この状況は。

 

「うるせぇ!怪我したくなかったらおとなしくその女をこっちによこせ!」

人数は6人。見た目は全員チンピラ風。だが、そのうちの一人だけまとう気配が違う。

 

「倒れてる人をよこせと言われてハイそうですかって訳にもいかねぇだろ?ワケを聞かせてくれよ。もしかしたら力になれるかもしろねぇだろ?」

あくまで相手は一般人。いきなり暴力はいけねぇ。

 

「ごちゃごちゃうるせぇ!とっとと女を寄越しやがれ!」

気が短いのかチンピラは懐からナイフをだし襲いかかってかる。

 

「物騒だな、おい。」

もちろん慌てる必要などない。

抵抗することなくナイフを受け入れる。

「なっ!?」

刺した本人が慌ててどうするよ。

「あいにく俺は炎なんでな。きかねぇんだ。」

ナイフを持つ腕を取り、背負い投げ。

「次は誰が来る?」

投げたチンピラが気絶してるのを確認しながら他のチンピラを煽る。

 

「くそがぁ!」

4人が目配せをして1人を先頭に3人が追走してくる。

 

 

「最初っからそうしてくれりゃ早いんだ!」

 

バットが腹をフルスイングするが炎には効かない、すれ違い様に顔を殴る、足払いが俺の両足を凪ぎ払う、炎になり避け、無防備な腹を踏みつける、横っ面に土の杭、胸に空気の刃が飛んでくる、がやはり炎には意味がない、手だけ実体化し二人の後頭部を殴る、そして

 

 

「これでやっと二人になれたな。この女の子を追っていた目的を話してもらうぜ。」

気絶したやつらをはじに寄せつつ目的を問う。

こいつ、チンピラのような格好をしているがやはり中身は全然別物だ。そこらのヤクザなんかよりも危険度が違いすぎる。

 

「いや、僕は襲うつもりはなかったんですよ。彼女にも1から説明すれば信じてもらえるはずだったんです。」

でも、

「彼女、事前に察知したみたいでね。あの人のことを知られちゃったから無理矢理にでも連れていかないといけなくなっちゃって。」

困ってたんですよー。なんて笑いながら言ってるが、目が全く笑ってない。いつ仕掛けられてもいいように警戒を続けてやがる。

 

「まあ、お前一人じゃ俺にゃ勝てねぇだろ?ここは一旦手を引いたらどうだ?」

冗談を言って隙を作ろうとして、

「そうですねー。今日のところは引き上げましょうか。」

あっさり引き下がったことに拍子抜けする。

「自分から言っておいてビックリするなんて面白いですね。まぁ僕一人じゃ勝てても重傷は確実でしょうから、もう少し準備してきますね。」

それでは、と続けて

「せいぜい次会うときまで彼女をよろしくお願いしますよ?」

やつは後ろを向き歩いて去っていった。

 

「ふう。」

やつの背が見えなくなって数十秒たっぷり時間を置いてから臨戦態勢を解く。

「やりあってたらやばかったな。」

負けは無いにしても相当な苦戦を強いられただろう。

 

警察の知り合いに連絡をいれてチンピラを回収するように伝える。

「次は嬢ちゃんか。」

雨の中倒れたせいか体温が低くなってる。

警察を待つより家まで運んで休憩してもらった方がいいだろう。

昔住んでた誰かの服で合うのがあるかもしれないし。

少女を背負い、雨に濡れないようにオーバーコートを頭から被せる。そして、いくつか炎を近くに待機させ温度を上昇させる。

 

「こっからは時間勝負だ。最短距離を突っ切ってくぞ。」

雨のなか教会まで塀の上や家の屋根を伝いながら急いで帰っていった。

 

 

 

暖房が聞いた部屋で寝ていた少女が目を覚ます。

 

「ぅ、うんん。」

ここは、どこ?いったいどうやって?そこまで考えてから気絶する前の状況を思い出す。

私、あいつらから逃げていたはず。それならここはあいつらの本拠地?

 

そこまで考えたところで4回ほどノックが聞こえ、ドアが開く。

 

「お!目が覚めたか!!よかった、腹減ったろ?飯食うか?」

黒目黒髪の男がズカズカ部屋に入ってくる。

 

さっき私を追っていた人ではないことに安心して、ベッドに身を預ける。

「ここはどこですか?」

 

質問に質問で返してしまったが、男は気にもせず太陽のように笑いながら答えた。

「安心しな。ここは立派な教会だ。嬢ちゃんを追ってたチンピラどもは俺がまとめて蹴散らした。」

ここにいる間は何があろうと安全だから。と男は言う。

 

「俺の名前はエース。ポートガス・D・エース。エースって呼んでくれ。嬢ちゃんの名前は?」

男、いや、エースさんは机に持ってきたお粥を置いてから質問をしてきた。

 

「私は棗、山吹棗(やまぶきなつめ)。かくまってくれてありがとうございます。」

「ナツメか!いい名前だな!」

 

エースさんはお粥の置かれた盆を差し出しながら、

「食いながらでいいから、状況確認をしようか。」と言って

「まずナツメを追いかけ回してたチンピラども5人は警察につきだした。今は事情聴取の最中だろう。」

 

「私を追いかけていたのは6人だったはずですけど。もう1人は?」

 

「そいつに関して聞きたいことがある。あいつはどこの誰だ?何か知ってることがおれば教えてほしい。」

 

言われてから、なるほどと思う。あの中の1人だけ尋常じゃない意思と何かを感じた。たぶんその人が捕まらずに今逃げているのだろう。

 

「いえ、学校の帰りに1人になったところを話しかけられてそれで怖くなって逃げたんです。それで逃げてる最中に突然、なんでか私のテレパス能力が強く発動してしまい倒れてしまったんです。」

 

テレパス能力、いまある能力の中では珍しい方の部類にはいる能力。

私は半径5メートル内の他人の心の声がわずかに聞こえる程度の能力だったんだけど、さっきのは全然違った。

まるで、100メートル先の植物の声まで関係なく全ての声が響いてくるようなひどいものだった。

 

「そりゃ大変だったな。今はどうだ?まだ誰かの心の声が聞こえるとか頭痛とか吐き気とかしねぇか?」

 

「そういえば、心の声が聞こえない。」

あれだけ酷かったはずなのに。

 

「それならよかった。」

エースさんは私を安心させるように笑った。

 

「それと、親御さんも心配してるだろうから携帯で電話した方がいいんじゃねぇか?」

なんなら俺も説明を手伝うからさ、と言って電話を促してくる。

 

 

「いえ、大丈夫です。私独り暮らしなので。」

嘘だ。でも本当だ。

両親は海外を飛び回って仕事している。

「だから電話しなくて大丈夫です。」

あんなに楽しそうに仕事をする両親を心配させたくない。

 

「・・・そうか、わかった。」

エースさんは不満そうに頭をかきながらも納得してくれた。

 

 

「だったらこの一件が片付くまでうちの教会で世話してやるよ。」

 

 

 

すぐに家族を頼れない状況、か。

どんな理由があるのかはわからない。でも独り暮らしと言うことは近くに家族はいない。

 

独り暮らしの家に返すなんてさっきのやつにさらってくれって言ってるようなもんだ。囮としちゃまぁまぁだが当然却下。他に打開案もない。だったら、

「だったらこの一件が片付くまでうちの教会で世話してやるよ。」

 

この少女が断れないように少し強引だが、

「部屋はこの部屋を使ったらいい。勉強道具は明日の朝早く家まで取りに行こう。俺もついてく。」

畳み掛けるように話を進める。

「いまここにはいねぇけど、明日になればシスターもいる。防犯は問題ねぇだろ。」

 

「で、でもそんな急に、迷惑じゃないでしょうか。」

それでも遠慮するナツメに笑いながら返す。

「うちは孤児院もやってんだ。1人2人増えたところで問題ねぇよ。あのガキどもほど面倒じゃねぇよ。」

それに、

「うちの神父の口癖なんだ。汝、隣人を助けよ。教会の門はいつでも開かれているってな。」

だから、

「うちの教会はトラブル上等、家庭の問題から戦闘護衛までなんでもござれってな!」

 

いつも、神父がしてくれたように頭を撫でながら笑ってそう言いきった。




この話かいてる最中に前話の感想とか来るのが怖くてずっと編集ページにこもってました。
そんな心配も必要なかったけどなぁ!!

ふはははは!
誤字報告助かります!!
ボタンひとつで誤字が直るって素晴らしい!
















ガキャッ!・・・ガキャッ!・・・


・・・暗闇の中から鎖同士がぶつかる音が聞こえる
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