脳無は指示されたことしかできない。
この個体が目覚めたとき、近くにヒーローはいなかった。
ならば壊す、ヒーローを呼ぶために。
ならば殺す、ヒーローをもっと早く呼ぶために。
できるだけ多くの悲鳴を、できるどけ多くの破壊を。
この俺様が探すまでもない。
そして、持ち上げたビルの破片を一般人に投げつける。足を潰して逃げられなくするために。
ドンッ!!
瓦礫の落ちた音が聞こえた
だが、待てども悲鳴は聞こえてこない。
するのはなにかが焦げる臭い。
そして後ろから、
「おいそこの弱点丸出し野郎。聞いてんのか?あぁ?」
後ろから殴られる衝撃。
脳無が気付いたときには自分が破壊したビルに突っ込んでいた。外をみれば自分と同じくらいの背丈の男と、その肩に乗った火だるまの男の二人組。
いや、その少し離れたところに潰したはずの一般人が倒れている。
でも、そんなことはどうでも良い!
ヒーローだ!ヒーローだ!!ヒーローだ!!!ヒーローだ!!!ヒーローだ!!!ヒーローだ!!!ヒーローだ!!!ヒーローだ!!!
やっときやがった!!殺せ!!あのお方のために殺せ!!
瓦礫の中からまるでロケットのように射出して脳無が飛び出す。一歩目、ビルから出る。二歩目、ほら敵は目の前d
ドゴ!!
次の瞬間には何故か、空を見上げていた。それもつかの間、空中に散らばった火の粉が勢いをまして突き刺さる。
熱っ!?何!?痛い!!どうして!?
次々に湧く思考を無視して起き上がりヒーローを殴ろうとすr
「考えねぇやつがすぐに死ぬってぇのは本当みてぇだな」
刺さったままの火が膨れ上がり爆発する。
その爆風によって脳無は2歩、3歩と後ずさってしまう。
それを大柄の男が見逃すはずもなく1歩、余裕をもって踏み出し脳無に更なるパンチと爆炎を食らわせる。
パンチは脳無のあごに、爆炎は途中から不自然に収束して脳無の顔へ。そして散らかる火の粉は脳無の関節や目、鼻、口内へ突き刺さり脳無のアクションの要所要所で的確に爆発して潰しにくる。
殴る、焼く、爆破、殴る、焼く、爆破、殴る、焼く、爆破
この流れがいくらか続き、脳無が再びビルの瓦礫に叩きつけられた後、いくつか鉄筋が投げられそれを溶かして固められ動けなくなった。
「まぁこんなもんだろ。」
「やはり単体であれば大したことないな」
「次はあっちだ。少しクールダウンしながら向かおうぜ。」
ま、て、まだ、おわってねぇ・・・
脳無が弾丸の速度で伸ばした舌は燃え盛る男達を貫通して壁に突っ込み動きを止めた。
「ま、これが陽炎ってな。いい加減、考えが分かりやすすぎるんだってわかったか?」
燃え盛って、そして炎は消え、別の方向から二人が歩いてきた。
「さぁ本当にこっちは終わりだ。救助は他のヒーローに任せて俺たちは大本を叩きにいこうぜ。」
「あぁわかってる。」
二人は再び爆炎を吐きながら次の現場へ飛んで行った。
終わりとか言っでずびばぜんでじだ!!ドンッ!
戦闘シーン書きたかったんです。
エンデヴァーが大技打って、その後の追撃と隙を埋めるエースの二人がみたかったんです。
でも、本当にこれで終わりなので、長期休暇の暇になったときにまた会いましょう。(^_^)ノシ