遊戯王ARC-Vのあいつに憑依転生   作:バ・シヨウ

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この小説も10話に到達しました!
これからもよろしくお願いします!


第10話 原作(仮)への対策

 

 

「これで終わり。キメラフレシアでダイレクトアタック!」

「うわあぁぁぁ!!」

「僕の実力とやらは分かったかな?・・君の方こそデュエルの腕を磨いた方がいいんじゃない?」

「す、すみませんでしたぁぁぁ!!?」

 

 

あ、逃げた。

 

 

ヒソヒソ

「あれが赤馬零王様直属の部下の如月遊利!なんて強さだ・・」

「でもなんか感じ悪くなーい?」

「挑まれたらデュエルでボコボコにした後、口でもボコボコにするんだって。」

「性格悪ー(笑)」

「おい!聞こえてたらどうする気だ!」

ヒソヒソ

 

 

・・・・・

 

 

「どうやらまだ僕に文句があるやつがいるようだね?」

 

 

僕がそう言うと蜘蛛の子を散らすように野次馬も逃げていった。

 

 

「帰るか・・」

 

 

僕が赤馬零王に呼び出されてからの帰りはいつもこんな感じだ。

 

デュエルアカデミアの生徒の皆さんはこんなまだ10歳の性格が悪い僕が赤馬零王の直属の部下(生徒で唯一)であるのが気に入らないらしく突っかかってくる。

 

手段は最初からデュエルを挑んでくる奴がいれば、僕が10歳だから口で勝てると思ったのか口撃してくる奴もいる。そういう奴も言い負かすと結局デュエルを挑んでくるので最初からデュエルを挑んできてくれると手間が省けるので非常に嬉しい。

 

突っかかってくる奴らは様々だ。オシリスレッドだったりラーイエローだったりオベリスクブルーだったり時には事情を何も知らない教官が突っかかってくることもある。

 

時には「その格好をやめろ」と突っかかってくる奴もいる。僕の格好は原作ユーリと同じだ。

 

しかし原作は原作でもアニメではなく漫画(2巻までしか読んでいない)のユーリの格好だ。あの遊矢の制服をマントに改造した感じのが好きなのでそうした。

 

軍服の色は紫。僕はオベリスクブルーと同じ青でいいと言ったのだが赤馬零王は直属の部下であるのをアピールするために自分と同じ紫にしろとのことである。

 

おそらく僕に対してもお前は私の部下だと意識させたいのだろう・・常にお前は監視されている的な思惑があると思っている。

 

僕も赤馬零王に完全に従っている訳ではないとアピールするためにマントは僕の自由にさせてもらった。相手に伝わっているかは知らない。

 

 

「あの階段は毎回のことだけど精神的に疲れるな・・慣れたけれど。」

 

 

部屋に戻ってきた。

 

僕は一応見られても大丈夫なように椅子に座り本を開いた。もし誰かが今の僕を見ても本を読んでいるようにしか見えないだろう。

 

準備を整え終わり僕は考え込む、これからのことを。

 

今のところ原作との大きな違いはユーリが僕になっていること、それに伴い赤馬零王と敵対関係にあることが挙げられる。

 

少なくとも融合次元の大きな違いはそんなものだろう。他の次元は知らない。原作通りであってほしい。

 

小さな違いも起こっていると思われる、僕が気付いていないだけで。

 

調べたらすでにジャン・ミシェル・ロジェはアカデミアから逃げたようだ。

 

彼とは1回会ったことがある、といってもあっちが絡んできたのだが。その当時(洗脳事件の後なので)荒れていた僕は原作キャラと気づかずにデュエルで口でボコボコのフルボッコにした。

 

なので彼も原作同様僕を恐れていると思われる。これは大きな違いに入るかな?まあいいか。

 

今の感じで時間が経てば原作通りとはいかなくても原作に近い展開が起こると思われる。そうなった場合、僕が変えたいのは原作終盤だ。

 

というか原作終盤のペンデュラム次元編からは少なくとも僕にとって意味不明だった。

 

遊矢はいるのに柚子がいないのは何故?何故零羅だけ赤ちゃんに?何故零羅が笑わないのはズァークのせい?何故プロになるのに零羅を笑わせないといけない?零羅が笑ったからもう大丈夫だろう。だろう?柚子が復活したのは何故?

 

僕(作者)が見て疑問に思っただけでもこれだけあった。ネットだと他にも色々叩かれていた。

 

この原作終盤への考えた対策は簡単だ。僕が遊矢に負けなければいい。

 

僕が勝って僕を中心に1つになりその後、僕が 融合解除 を使い遊矢、ユート、ユーゴを助ける、ズァークの力?魂?は僕の中に残したまま。

 

ズァークに抵抗出来るかはわからない、それの対策はその時までに考える。

 

もう1つは世怜奈をどう助けるかだ。

 

前世を思い出した当初は自分のことしか頭になかったが世怜奈と出会い、話をしたりデュエルをしたり同じ時間を過ごしていく内に僕は彼女も助ける方法を探すようになっていた。

 

自分も助かり世怜奈も助かる、そんな都合のいい方法があるのか?これから大勢の人の不幸を看過する僕にそんな資格はあるのかは分からない。

 

けれど物語でしか知らない他人より自分を優先する、そうすぐに決めた僕はそんな冷たい人間だったようだ。しかし僕は世怜奈を好きになってしまった、助けたいと思ってしまった。

 

もし僕と世怜奈のどちらかしか助からないのなら僕は迷わず世怜奈を助けるだろう、僕は2度目の人生だからね。

 

そうならないようにこれからも対策を考えていこう。

 

 

「お腹空いたから、ご飯作るか・・」

 

 

世怜奈と出会ってから無くなった1人言もこの5年でまた多くなった。





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