さらに日間ランキングの下の方にチョロチョロ乗っかりました!
それを記念してではないですが今回以降の後書きで時々ショートストーリー?的なのを書いていきますので良かったらそこまで見ていって下さい!
「ヤア、遊利。いつになるかと思っていたけれども黒咲瑠璃に関する命令がついに来たね。」
「そうだね、用事もほぼ済んだからね。タイミング的には良いタイミングだよ。」
「イエス!そうだね、タイミングはバッチリだ!・・ところで作戦はあるのかい?」
「作戦?」
「アァ、作戦。黒咲瑠璃を誘拐する時のさ。何か考えがあるんだろう?」
「それはあるけれど、デニスも自分で考えたらどうだい?」
「ハハ!今回は遊利がいるからね、だから大丈夫かなって。」
「・・はぁ、作戦は・・・」
「ヘイ!ミス黒咲!」
「!デニスさん?どうしたんですか?」
「アァ、僕のマジックショーで君と一緒にいた男の人が居ただろう?」
「遊斗のこと?」
「イエス、遊斗君だったね!彼から「アカデミアが居たから倒してくる。すぐ戻るから待っていてくれ。」って君に伝えてほしいと言ってあそこの路地裏に飛び込んで行ったんだ!」
「遊斗が!?・・確かにいつも私より先に待ち合わせ場所にいるのに珍しいとおもったけれど・・」
「オーケー?確かに伝えたよ!僕は一応他のレジスタンスの人達に伝えに行くから!バァイ!」
タタタッ
「・・・!」
タタタッ
「・・フゥム、上手くいったようだね。次は影山遊斗を誘導ね、行動開始だ。」
タタタッ
「遊斗!」
「・・・」
「遊斗?・・貴方遊斗じゃないわね!誰!?」
「 悪夢の鉄檻 を発動・・」
「これは!?」
「これでもう逃げられないよ、黒咲瑠璃。」
「!私の名前を知ってる?でも遊斗じゃない・・貴方は誰なの!?」
「・・まぁ別に教えても問題はないか、僕の名前は如月遊利。君に分かりやすく言えば街を破壊したアカデミアの一員さ。」
「アカデミア!?なら遊斗は?ここにいるって・・」
「影山遊斗?此処には居ないよ、今頃は君との待ち合わせ場所にいるんじゃないかな?」
「え!?それじゃあ・・デニスさんは・・」
「僕の仲間さ。」
「そんな・・デニスさんがアカデミアだったなんて・・」
「さて、君には僕と一緒にアカデミアに来てもらおうか?まぁ拒否権はないけれどね!」
「誰がアカデミアになんて!」
デュエルスタンバイ
「拒否権はないって言ったよね。・・それと敵の言葉を信じるなんて馬鹿だねぇ、。」
「じゃあ貴方が言ったことは全部?」
「それは本当。」
デュエルスタンバイ
「・・・デュエル!!」
「怒った?・・デュエル。」
〜〜デュエル描写は全編カット〜〜
「きゃああああ!!?」
ゴロゴロ
「・・気絶した?これは想定外だけれどラッキーだね。」
世怜奈とは違うって分かってても同じ顔が傷つくのを見るのはつらいな、僕が傷つけてるから尚更ね。
・・・僕が立てた作戦はこうだ。まず影山遊斗と黒咲瑠璃のデートの待ち合わせを利用する。デートの日程は黒咲瑠璃につけていた宝玉獣が聞いていたので問題はなかった、そもそもそれを聞いたから利用した。
影山遊斗は観察していた時に待ち合わせには30分前に来ると分かっていたのでこれまた宝玉獣に協力してもらい家中の時計を30分遅らせた。
デュエルディスクの時計はいじれないが玄関に置く癖があるらしくアカデミア侵攻後は手元に置くように変えたらしいが時々玄関に置いてあったのを見たと聞いて夜中のうちに玄関に置くように指示した。
後はデニスにそれぞれ誘導してもらうだけだ。デニスもこれでお役御免らしく、またスタンダードでの潜入に戻るらしい。
「ヘイ!遊利!」
「デニスか・・影山遊斗は?」
「アァ、此処に来れないように別方向の路地裏に誘導しといたよ。」
「ヘイ!君はミス黒咲の隣にいた確か・・遊斗?君だよね?」
「あぁそうだが君は・・マジックショーをしていた・・俺に何か用が?」
「アァ、さっきミス黒咲に会って君を見なかったか聞かれてね、君を見かけたからその方向を教えたんだけれど・・」
「俺は遅刻してしまい今ここに来たのだが・・」
「アァ!だから君を見て驚いてね、ミス黒咲も居ないし・・」
「つまり、貴方が見たのは?」
「フゥム?君じゃないらしいけれど確かに顔は君と・・」
「・・もしかして・・そうだとすれば瑠璃に危険が?瑠璃はどこに!?」
「ミス黒咲はあっちに・・」
「分かった!」
タタタッ
「フゥム、これで任務は終わりかな?」
「そうだね。後は黒咲瑠璃を連れてアカデミアに戻るだけだね。」
「フゥム、これで遊利ともお別れかぁ・・不謹慎だけれどこのエクシーズ次元で君と一緒に過ごした時間は楽しかったよ。」
「エクシーズ次元に来てからはそこまで一緒に行動してないけれどね。」
「ハハ!そうだね、お互いに忙しかったからね。そうだ!忘れないうちにこれを渡しておくよ。」
「あぁありがとう。デニスのおかげで僕の予想より多くの人をカード化出来た。」
「アァ、でも遊利のアイデアだからね。僕の方こそ感謝さ!それに遊利が影山遊斗のフリしてたらその噂を聞いてレジスタンスもアカデミアへの反抗よりも人助けを優先し始めるっていう予想外の展開も起きて良かったね!」
そうなのだ。レジスタンスはあくまでもアカデミアへの反抗を優先すると思っていたのだがレジスタンスの影山遊斗が怪我人を助けてまわっているという噂が流れてレジスタンスに所属している人達は我にかえったのか人助けを優先し始めたのだ。アカデミアへの反抗を緩めた訳ではないが。
これは嬉しい誤算で影山遊斗本人は噂が間違っていると知っているが否定せずむしろ噂のように行動し始めた。その場面を直接見た人が同じように人助けを優先するようになりそれを見た人が・・とループを起こした。
これによりなんと死人は驚くほど少なくなったのだ!倒壊に巻き込まれて即死した人が死人の多くを占めて後は瓦礫の当たりどころが悪かった人になる。
それ以外は僕とデニスとレジスタンスによって何とか救助が間に合った。
「・・そうだね、それは本当に良かった・・帰還しようか、アカデミアに。」
「オーケー!」
こうして僕達はエクシーズ次元からデュエルアカデミアに帰還した。
〜〜いつかどこかであるかもしれないユリセレ〜〜
〜壁ドン〜
ドン!
?「これでもう逃げられないぞ・・」
?「い、いや別に逃げてる訳じゃ・・」
?「ほーう、呼びかけたのに無視して何処かに行こうとしていたのに?」
?「いや、それは・・!」
チュ
セ「後で私の部屋に来い、いいな?」
ユ「はい・・いっぱいしゅきぃ・・・」
デ「・・・逆では?」