遊戯王ARC-Vのあいつに憑依転生   作:バ・シヨウ

18 / 45
何とか土曜日中に間に合ったぞ!


第17話 監視と世話と新たな任務と

「ハハ!それじゃあまた会おう遊利!バーイ!」

 

 

エクシーズ次元からデュエルアカデミアに戻って来て赤馬零王に報告した後デニスはすぐにスタンダード次元での潜入任務に戻っていった。

 

僕はエクシーズ次元から戻って来てからはある任務にこなしている。それは・・・

 

 

「ほら、朝御飯。飢え死にしたくなかったら食べるんだね。・・一応言っておくけれど毒は入ってないよ。」

「・・・」

 

 

黒咲瑠璃の監視と世話である。場所は僕の部屋がある塔の最上階の牢屋である。

 

あの住みやすそうな牢屋だ。どうやらあの牢屋は彼女の為の牢屋だったらしい。

 

つまり僕をこの塔に移動させた時から赤馬零王の嫌がらせは始まっていたのだ。本当に赤馬零王は計画に支障が出ない範囲で僕の精神を削ろうとしてくる。

 

世怜奈と同じ顔の黒咲瑠璃の監視と世話を僕に任命したのは僕に対する嫌がらせであると同時に、なんだかんだ月島世怜奈も黒咲瑠璃も娘であるレイと同じ顔なので万に1つも彼女らに危害を与えない僕を利用しているのだと勝手に思っている。

 

話を戻そう。エクシーズ次元帰還から3日経ったが黒咲瑠璃は一度も御飯を食べていない。僕が折角(僕が作らないと御飯はない)作ったのに・・

 

まぁそのうち限界を迎えて食べるだろう。

 

 

 

 

・・この前の時から1週間経ち今では黒咲瑠璃も御飯を食べるようになった。僕が言った「影山遊斗が助けに来るって信じないんだ?」の発言で一気に気持ちを持ち直したようだ。

 

やはり彼女もストロングだ・・その時から僕を見る時の目が半端なく鋭い。影山遊斗の名前を出した途端に持ち直し僕への視線がそうなった。ぶっちゃけ超怖い、顔には出してないけれど。

 

そして今日も睨まれながら御飯を食べていた所(一々毒が・・とかなっても面倒くさいので御飯は檻の外にあるキッチンで目の前で作ってそのまま食べている)で始めて声をかけられた。

 

 

「貴方達は何が目的なの?何のために私達の街を破壊したり、私を攫ったりしたの?」

 

 

僕は特に隠すつもりもなかったし、話すなとも言われなかったので赤馬零王のアークエリアプロジェクトについて話した。

 

「〜〜〜。何で君を攫ったのかはプロフェッサーしか知らないから答えられないよ。」

「そのアークエリアプロジェクトのせいで私達は・・貴方は何ともおもわないの!?」

「僕は僕の為に動いている。だから別に何も思わないさ。」

「最っ低ね!!どうしてそんな考えが〜〜〜」

 

 

僕はその後罵倒を受けながら御飯を食べ終えて下の自分の部屋に戻った。

 

ちなみに着替えは全て作業服だ。此処に運ばれて来た時はまだ気絶していた為教官(女性)が着替えさせていた。・・何で知っているのかって?その教官に報告されたからさ。

 

食事以外の身の回りのことは本人に任せている。洗濯や掃除などだね。女性特有の問題は教官経由(教官に全てお任せして)で何とかしている。

 

牢屋の中には本やベッド、テーブルなど捕らえられているとは思えない待遇である。

 

そして僕は嫌な予感を覚えている。それは何故か?牢屋の中にベットがもう1つあるのだ。原作では原作開始前にもう1人デュエルアカデミアに捕らえられた人物がいる。

 

そう、リンである。ほぼ確実に捕らえたら此処に収容される。今から憂鬱だ・・

 

世怜奈と同じ顔に敵意を向けられるのは少しだけではあるが嫌な気分になる。まぁ僕が選んだ道だ、仕方ないことなので受け入れている。

 

 

 

 

あれからまた数日、黒咲瑠璃に質問されることが何度かありながらも特に問題はなかった。

 

質問は主にデュエルアカデミアに関することで、答えていたら質問の1つに何故質問に答えるのかという質問をされたが、予め考えておいたプロフェッサーに黒咲瑠璃に質問されて問題のない内容は答えておけと命令されていると誤魔化した。

 

誤魔化せているとは到底思っていないが別に問題はないので大丈夫だ。

 

質問の他にはおそらくダメ元ではあるだろうがデュエルディスクを返せと言われたけれどもそもそも僕の手元に無いので返すも何もなかった。

 

デッキ自体は問題ないので黒咲瑠璃にそのまま持たせている。デッキテーマは原作と同じLL(リリカル・ルスキニア)だった。

 

 

 

 

黒咲瑠璃監視任務を遂行しながら過ごすことまた数日、僕は赤馬零王に呼び出された。

 

 

「・・・」

「来たか。お前にはこれからシンクロ次元に向かってもらう。」

「シンクロ次元に?」

 

 

ちなみに赤馬零王に対する口調で語尾を伸ばすのは特に効果がないのと面倒くさいのでやめた。

 

 

「そうだ、そこである人物を拉致してきてもらう。」

「・・まさか?」

「お前の想像通り月島世怜奈、黒咲瑠璃と同じ顔の少女を拉致してきてもらう。」

「・・シンクロ次元にもいるんですね・・」

「・・名前は涼風凛。補足として涼風凛の側にはお前と同じ顔の少年、星川遊吾がいるとされている、注意しろ。」

「今回は随分情報があるんですね?」

「シンクロ次元にアカデミアの逃亡者がいるのでな、その調査の副産物だ。」

 

 

ジャン・ミシェル・ロジェのことか?

 

 

「そうですか、ちなみに僕が任務に出ている間黒咲瑠璃の世話はどうするんですか?」

「インスタントで済ませろ。」

「承知しました。」

 

 

 

 

「というわけでそういうことだから。」

「どういうわけでどういうことよ!?」




〜〜いつかどこかであるかもしれないユリセレ〜〜
〜壁ドン、遊利の逆襲?〜
ドン!
ユ「・・・」
セ「・・?」
ユ「ぼ、ぼくにょもにょににゃれよ!」
セ「・・・」
ユ「・・・」
セ「・・フフッ」
ユ「・・(赤面)」
チュ
ギュッ
セ「このままどこかに連れてって?(上目遣い)」
ユ「・・ブハッ!!?」
セ「遊利!?」
デ「遊利には耐えられなかったか・・」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。