遊戯王ARC-Vのあいつに憑依転生   作:バ・シヨウ

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活動報告に答えて下さった 狩る雄 さんありがとうございます!!

まだまだシチュエーションは募集中なので何か1つでもアイデアを思いついたら活動報告でコメントしてくれると嬉しいです!

そして地味に初となる予約投稿だ!!


第21話 新たな枷

「そういえば、月島世怜奈が脱走したらしいよ。」

「あらそうなの!貴方は追いかけなくて良いの?」

「そうよ!何をこんな悠長にお昼ご飯食べてるのよ!」

「・・一応聞くけれど何故月島世怜奈が脱走したら僕が追いかけなければいけないのかな?」

「「だって好きなんでしょ?」」

「・・それは君達の勝手な妄想に過ぎないと何度言えばわかるのかなぁ?」

「いやだって、ねぇ?」

「そんなこと言われても、ねぇ?」

「・・・」

 

 

堪えろ僕!僕は紳士!!僕は紳士だから女性に決して暴力を振るわない!!今だけでもそう思い込んでこの握り込んだ拳をほどくんだ!

 

人の手は誰かを殴る為、否定する為にある訳ではない!誰かと手を繋ぐ為、肯定する為にあるのだと!

 

だからこの硬く握り込んだ拳もほどいて開けば彼女達とも手を繋ぐことができるはずだ!

 

 

「・・そういえばこの後プロフェッサーに呼び出されたから。」

「あれで話を逸らしたつもりなのかしら?」

「駄目よ凛、彼にはあれが精一杯なんだから。」

 

 

・・こいつらめ☆

 

 

「だから今日のおやつは無しだから。」

「「!・・そんな!?」」

「貴方悪魔ね!?」

「ひどい・・」

 

 

ふっ!貴様達が僕に胃を掴まれていることをわかっているのさ!これくらいしか意趣返し出来ないがな!・・後黒咲瑠璃はその台詞は榊遊矢がレイジングドラゴンを召喚する時までとっておきなさい。

 

 

「あーそろそろ呼び出された時間だから行かないとー。」

「「待ちなさい!話はまだ・・・」」

バタン

 

 

ふっこれが完全勝利というものか・・・違うなぁ、精々が痛み分けだな。

 

 

 

 

 

「如月遊利、参上したよ。」

「遊利様、只今プロフェッサーに確認して参りますので暫しお待ちください。」

「了解。」

ピピ ピピ ピピ

「・・遊利様、確認が取れました。プロフェッサーが中でお待ちです。」

ガチャ

「ご苦労様。」

「有難う御座います!これが仕事ですので!」

バタン

「・・来たか。」

「呼ばれたので。」

「・・何故呼ばれたのかわかっているな?」

「さて?僕にはさっぱりわから「月島世怜奈のことだ。」!」

「やはり既に知っているようだな。月島世怜奈が脱走した。」

「・・・」

「月島世怜奈が脱走してからまだ時間があまり経っていないのだがどうやって貴様が知ったのか疑問だが・・」

「こんな僕にも教えてくれる良い奴がいてね。」

「・・ほう?それは興味深いが、追及するのは止めておこう。只でさえ最大の鎖であった月島世怜奈が居なくなったのだからな。」

「・・僕も逃げると?」

「その可能性も有り得た。だから貴様が行動を起こす前に呼び出した。」

「へぇ?」

「貴様はまだまだ使い潰せる優秀な駒だ。その為の新たな鎖を用意した。」

「それはどんな?」

「デニス・マックフィールド・・と言いたいところだが貴様はいざとなればその鎖をちぎるだろう。それもデニス・マックフィールドはわかった上でだ、男の友情という奴かな?」

「・・・」

 

 

否定しきれない・・デニスは初めての男友達(初めての友達は世怜奈)だ、僕は親友とも思っている。短い期間でしかなかったけれど僕は勝手にそう思っている。

 

けれど世怜奈とデニスどちらをとるか?両方とれない場合は僕は自分を代わりに両方とる。それでも片方だけならば僕は世怜奈をとる。

 

だから本当の本当にいざという時、僕は赤馬零王の言う通りにするだろう。

 

 

「ならばどうするか?いるではないか、月島世怜奈と同じ顔の少女が。」

「黒咲瑠璃と涼風凛が僕の中で世怜奈と同等だと?」

「無論そこまではいかないだろう。しかし、月島世怜奈と同じ顔であることに加えて、誘拐した罪悪感、そして涼風凛とは1、2週間、黒咲瑠璃に至っては貴様が月島世怜奈と交流した期間と同等の約1ヶ月過ごしている。

貴様は甘い男だ。アカデミアでは冷酷で残忍と恐れられているがそれも他の者を巻き込まない為。デニス・マックフィールドが例外なだけでな。

そんな貴様が彼女達2人、いや彼も合わせれば3人か?3人を捨てて逃げ出すことは出来まい?いや月島世怜奈に危険が迫れば流石の貴様もなりふり構わないか?」

「3人分の鎖は世怜奈1本よりも頑丈だと?」

「そうだがそうではない、重要なのは月島世怜奈程の頑丈な鎖ではない。本数だ。それもそれぞれが頑丈であればなお良しといったところだ。

そして一番重要なのは鎖が貴様を縛りつけ、抑えつけることだ。鎖が貴様を助けてしまっては元も子もないからな。デニス・マックフィールドは鎖でありながらこちら側であり、黒咲瑠璃と涼風凛は現状足手纏いでしかない。」

「なるほど。確かにその通りならば僕は自由に動けないわけだ。」

「自覚がないのか、認めたくないのか、どちらでもいいが。・・ではその3本の鎖をもう少し頑丈にするとしよう。」

「・・?」

「貴様は月島世怜奈や黒咲瑠璃、涼風凛に対してこちら側が危害を加える気が無いと高を括っているようだが、ある程度は問題ない。貴様の行動が目に余る時には腕や脚を折る。それにデニス・マックフィールドは危害を加えて、仮に殺しても問題はない。気をつけることだ。」

「!?・・そう言うってことはやっぱり世怜奈達が計画に必要なんだ?」

「・・そうだ。世界を1つにする際、4つの次元のバランスを崩さず統合しなければならない。バランスが崩れれば次元が崩壊すると予測されているからだ。

バランスを崩さないようにするにはどうするか4つの次元それぞれから生贄を出せば確実、それもなるべく4つの次元で同じ者をな。」

「世怜奈を生贄にするだと!?・・何故世怜奈達なんだ?僕達でも良いじゃないか?」

「世界を統合する儀式は私が執り行う。世界を統合する際に世界を少しではあるが思い通りに出来るからな。私が男だから生贄は女、儀式には男女どちらが欠けてはならない。

・・貴様達は予備だ。万が一私が儀式を執り行えない場合私のコピーともいえる女が儀式を執り行う、その際の生贄が貴様達だ。月島世怜奈達がいればそれを助けようと自然と貴様達も揃うだろう。」

「コピー?」

「コピーとはその言葉通りのことだ。アカデミアに来る前に良い者を見つけてな、参考にした。貴様に言ってもわからんだろうがな。」

 

 

それってもしかしなくても赤馬零羅のことでは?原作を詳しく覚えていないためにわからないが確か自分が何者でもないから何者でもある的なことだったような。

 

もし僕の想像通りに赤馬零羅を参考にしたならば赤馬零羅と同じようにトラウマを?それとも・・初代遊戯王に出てきた人形もいたな、あれは確か闇マリクに精神を砕かれて・・そっちの方がやばいな。

 

いや待てよ、そもそもアークエリアプロジェクトはリバイバルゼロの隠れ蓑でしかないからありもしない儀式の予備の女性なんていないのでは?・・・つまりはったり?

 

 

「・・わかったか?これまで通り貴様には任務をこなしてもらう。わかったら下がれ。」

「・・承知しました。では失礼します。」

 

 

考え込んでいる間に話が終わったらしい。・・部屋に戻ろう。




〜〜いつかどこかであるかもしれないユリセレ〜〜
〜クリスマス〜
セ「クリスマスパーティーとは楽しいな!あっという間に終わってしまった!」
ユ「そうだね。僕としては世怜奈がクリスマスを知っていたのに驚きだよ。デュエル馬鹿なのに。」
セ「さ、流石に私だって・・」
デ「ハハ!遊矢や柚子に教えてもらったもんねぇ。」
セ「デニス!余計なことを言うな!」
ユ「世怜奈は物心ついてからずっとアカデミアにいたからね、知らなくてもしょうがないさ。」
セ「遊利・・では同じような状況の遊利やデニスが知っていたのは?」
ユ・デ「「・・・」」
セ「貴様らぁ!?」
デ(遊利に任せて僕は逃げよ。)「遊利後は任せた☆」
ユ「デニス!?」
セ「遊利!」
ユ「世怜奈、外に行かないかい?・・もう少しムード良く誘いたかったけれど・・」
セ「誤魔化せるとでもって・・外?」
ユ「ああ見せたいものがあってね。かなり寒いと思うから防寒具はしっかり身につけてね。」
セ「だからパーティーでのプレゼントが防寒具だったのか?他にあるだろ!と思っていたが。」
ソトヘイドウ
セ「結局秘密の砂浜まで来たが見せたいものとは?」
ユ「まずは来てくれ!」
ヒヒーン
セ「サファイア・ペガサス?」
ユ「よっと。さぁ、世怜奈も僕の後ろに乗って。目はいいと言うまで瞑ってね、行くよ!」
セ「行くとはどこにだ!」
イドウチュウ
ユ「着いたよ、さぁ目を開けて。」
セ「!これは・・」
ユ「凄いだろう。満天の星空に大きな月、下には雲海。これだけじゃないよ。」
セ「なに!?これ以上になにかあるのか!?」
ユ「これが本当のクリスマスプレゼント。開けてみてよ。」
セ「ペアネックレス?防寒具がプレゼントじゃなかったのか・・」
ユ「防寒具は前振り。こっちが本命。因みにペアネックレスは好きな方を選んでよ。もう1つは僕が貰うよ。」
セ「選べって・・私がどっち選ぶかわかっているだろうに。」
ユ「一応ね、・・どう?僕のクリスマスプレゼントは?」
セ「最っ高だ!!!一生忘れないぞ!!こんな嬉しいクリスマスは!!」
ユ「・・もう少し見て回ろうか。」
ヒヒーン
セ「なんだ?照れてるのか?」
ユ「うるさい口は塞がないとね。」
チュ
ユ・セ「・・・」
セ「もう一回だ・・」
ユ「何度でも、お姫様。」




セ「私も実はもう1つプレゼントがあるんだ。」
ユ「パーティーでの手作りスイーツだけじゃなく?」
セ「あれはデニス達含めてだ。遊利には後で渡そうと思ってたんだ。」
ユ「世怜奈も僕と同じようなこと考えてたんだ。プレゼントの内容は?名前だけでもいいからさ?」
セ「ペアのマグカップだ。・・一緒にお揃いので飲みたかったから・・」
ユ「・・世怜奈は可愛いなぁ!!!」
セ「急にどうした!?」
ユ「耐えられなくてね。」
セ「耐えろ!・・遊利はどうだった?クリスマスプレゼント?」
ユ「最っ高さ!!!僕も一生忘れないさ!!」
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