僕とシンビオートのヒーローアカデミア   作:鉄仮面さん

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お待たせしました!

轟音はまだ書けてませんが頑張ります!!!


10話 秘密

USJに敵が乗り込んできて早2日たった

昨日は臨時休校

校門前にはオールマイトの時よりも少ないがまたマスコミが集まっている

 

「敵に侵入されたのは本当なんですか!?」

 

「しかもその敵に逃げられたんですよね!?」

 

「プロヒーローがたくさんいるのにどうして逃げられたんですか!?」

 

【不安になるようなことをバンバン言ってるな…やっぱりマスコミは嫌いだ】

 

「そういう仕事だから仕方ないよ…」

 

僕たちが歩き始め校門を通り過ぎようとする

 

が、マスコミたちは見過ごす訳もなく僕の周りを囲む

 

「すみません!質問いいですか!?」

 

【ダメだ】

 

そう言っても質問をしてくるマスコミ

 

「敵に襲われた気持ちは!?」

 

「敵の親玉はどのような人物で!?」

 

「今の雄英に対するお気持ちは!?」

 

「え、いやぁ…その…」

 

【出久、こいつらバカだな!ヒーロー科じゃないやつに敵に襲われた気持ちは?だってよ!】

 

そういうと嘘のようにマスコミが散っていった

 

「あ、ありがとうシンくん…」

 

【今度からは自分でできるようになれよ?】

 

それは無理かな…

 

 

 

教室に向かう途中、顔と右腕に包帯を巻いた相澤先生と出会う

 

「相澤先生、おはようございます…」

 

【怪我…大丈夫か?】

 

「あぁ、大丈夫だ。それより緑谷、お前HR来なくていい」

 

「……へっ!?」

 

ま、まさか……除籍…?

ぼくが絶望の顔をしていると相澤先生が

 

「校長が話があると言っていたから校長室にいけ」

 

【除籍じゃなかったな】

 

「ホッとしたよ……」

 

「おい、早く行け」

 

「は、はいっ!!!」

 

僕は走った…許される速度で校長室へと

 

 

 

 

 

「し、しつれれいしますす!」

 

【硬くなりすぎだろ】

 

だって入るの初めてだもん!!!

 

「緑谷少年、こちらに座りたまえ」

 

え?オールマイトもいる….?

僕はオールマイトの隣に座る

 

「やぁ!緑谷くん!!」

 

「こ、こんにちは、校長先生…」

 

【ネズミだ】

 

「校長さ!!!」

 

「校長先生、お話って……?」

 

「君の個性についてさ!」

 

えっ!?個性…?オールマイトの秘密が……

 

「緑谷少年、校長とリカバリーガールは私のことを知ってるんだ」

 

「そうなんですか…てことは…シンくんについて?」

 

「そう!君のその個性…個性じゃないよね?」

 

僕はビクッとなる

 

「先日USJを襲った敵…ライオットの体の一部を入手したのさ!そして色々調べてもらって……」

 

コンッ

 

机の上に置かれた2つのゲル状のものが入った瓶

片方は黒色、もう片方はねずみ色だった

 

「この黒色のは君がミッドナイト先生を壁に縛り付けた時のものさ」

 

【うわぁ……バレてる……】

 

「この2つ、色は違えど成分はおなじだったのさ」

 

完全に……バレてる……

 

「心配しなくても僕らだけの秘密にするさ!」

 

「緑谷少年、なぜあの時本当のことを言ってくれなかったんだい?」

 

「それは……シンくんに言われて…」

 

【……俺そんなこと言ったか?】

 

自分の言ったこと覚えてない!!!

 

「……まぁいい、だがこれからはそういうのは無しで行こう!」

 

「は、はい……」

 

「では!潰してしまったHRでの説明をするね!」

 

(【切り替えはえぇ…】)

 

「話すことは1つ!雄英体育祭についてさ!」

 

【雄英体育祭…?なんだそりゃ?】

 

「シンくん知らないの!?…ってまぁ僕の中でずっと寝てたなら仕方ないか….」

 

【いや寝てはないけど知らない】

 

「うちの体育祭は日本のビッグイベントの1つ、かつてのオリンピックに代わるのが『雄英体育祭』なのさ!」

 

【なるほど…】

 

「でもまた敵が襲いにきたら……」

 

「逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示すのさ!警備は例年の5倍に強化するから心配はしないでね!」

 

「それに!私もいる!!!!」

 

オールマイトがマッスルフォームに変身しHAHAHAHAHA!!と笑う

 

「だから君も頑張ってね!緑谷出久くん!シンビオートくん!」

 

 

 

 

 

 

〜THE・お昼〜

 

「はぁ…….」

 

「デクくん!お疲れやね?どしたん?」

 

「寝不足かい!?緑谷くん!!」

 

【HR後の休み時間も校長に呼び出されてよ、色々大変だったぜ…】

 

《具体的にどんなことをしたか!!》

 

・なんで蜘蛛だけにしか反応しないか

色々なものを食べても蜘蛛にしか反応しなかった

 

・オールマイトとの個性の特訓について

 

【後ちなみに出久は疲れてねぇぞ】

 

「なんで蜘蛛だけに…?そういう体質?いやでもそうしたらライオットも……ブツブツブツブツブツブツ」

 

((うわぁ……))

 

「あ、あぁ!ごめん!食堂に行こう!!」

 

 

 

 

 

〜ご飯の雑談中〜

 

「そうだ!麗日さんってどうしてヒーローになりたいの?」

 

「えっ…そ、それは…お金?」

 

【金か…暮らしていくためには大切だよな】

 

「それもそうだけど…うち、親が建設会社してるんやけど全っ然仕事がなくってスカンピンなの…こういうのあんま人に言わんほうがいいんだけど……」

 

「建設……麗日くんの個性なら許可を取ればコストがかからないな!」

 

「でしょ!それを昔父に言ったんよ!でも…"お茶子が夢叶えてくれる方が嬉しい"って父ちゃんに言われたんだ…」

 

【なら…叶えるしかねぇな麗日】

 

「うん!ヒーローになって父ちゃん母ちゃん楽させたげるくらいお金を稼ぐ!!」

 

憧れだけじゃなくて…現実を加味した上で…麗日さん…すごいや!

 

「麗日くん!ブラーボー!!!」

 

「緑谷くんは?」

 

「えっ!ぼぼ僕!?僕は……」

 

【オールマイトを超える最高のヒーローになるんだと】

 

「あぁあぁあ!シンくん!言わないでよ!!」

 

「すごいね!デクくん!応援するよ!!」

 

「あぁ!俺も応援する!!共に頑張ろう!緑谷くん!麗日くん!」

 

「「オー!!」」

 

楽しいお昼の時間が過ぎ…放課後

 

 

「うぉぉぉ…何事だあ!?」

 

【なんだアレ】

 

「敵情視察?かな?」

 

「出れねぇじゃん!何しに来たんだよ!」

 

「敵情視察に決まってんだろ雑魚」

 

峰田くんの小さい体にに重く大きな一撃が刺さりこちらを見てくる

 

【かっちゃんはいつもああだ慣れろ」

 

その通りだ…かっちゃんはアレがニュートラル

 

「敵集合に耐え抜いた奴らだもんな

体育祭前に見ときてぇんだろ意味ねぇからどけモブ共」

 

「とりあえず知らない人をモブって言うのやめなよ!!」

 

【HAHAHA!!面白いやつだ!俺はあいつのああいうところが好きだ!!!】

 

かっちゃんがギロッと睨んでくる

 

「ご、ごめんかっちゃん」

 

すると後ろの方から紫頭の男の人が出て来た

 

「どんなもんかと見に来たが随分と偉そうだなぁ、ヒーロー科に在籍する奴らはみんなそんななのかい?」

 

「あぁ?」

 

違います…かっちゃんがその…突っかかりやすいだけです…

 

「こういうの見ると幻滅するなぁ、普通科とか他の科ってヒーロー科から落ちた奴が多いの知ってた?体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科に編入させてくれるんだって……その逆もまた然りらしいよ…」

 

「………」

 

かっちゃん?なんで話さないの?

 

心操「あのさ、俺は敵情視察に来たんじゃなくて、調子に乗ってると足元ごっそりすくっちゃうぞっつー宣戦布告しに来たわけ」

 

だ、大胆不敵だなこの人!!!

 

「隣のB組のもんだけどよう!敵と戦ったって聞いたから話聞きに来たんだけどよう!えらく調子付いちゃってんなおい!!」

 

また不敵な人現れた!!

 

「本番で恥ずかしいことになっぞ!!

 

「…………」

 

ここでもかっちゃんは黙り込む

 

か、かっちゃん!何か喋って!!お願いだから!!!

 

僕の想いは届かずヘイトたちをかき分けてかっちゃんは帰宅しようとする

 

「おい、爆豪!どうすんだよ!!オメーのせいでヘイト集まりまくってんじゃねぇか!!」

 

「関係ねぇよ…上に上がりゃ関係ねぇ」

 

【カッコいいな、出久!俺らも帰ろうぜ】

 

「う、うん…」

 

僕はかっちゃんが出て行って3分後くらいに教室を出た

 

 

「ねぇシンくん、克服しよう」

 

【克服?なんの?】

 

「弱点」

 

【熱とか音とかか?】

 

「またライオットが現れた時に音の攻撃をされたら僕らは負ける…だから特訓しよう!」

 

【……負けたら嫌だから特訓しよう、だけど俺にも相談がある】

 

「何?」

 

【これから蜘蛛見つけたらすぐにヴェノムになって食え】

 

「!!?」

 

【蜘蛛しかなれない…だが制限時間があるならそれも克服するべきだ、だから手当たり次第蜘蛛を食べる。いいか?】

 

「い、いいよ!強くなるためだから仕方ないよね!!」

 

【よし、なら特訓しよう】

 

こうして僕らの弱点、能力強化の特訓が始まった




デッドプールがアカデミアの世界に来たら面白そうだなーって思ってます

他にもサノスの力を持ったーとか、アントマンの力を持ったーとか


…………書いてみようかな…

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