僕とシンビオートのヒーローアカデミア   作:鉄仮面さん

16 / 40
朝からの投稿です!

これからは土日更新になるかもしれません…


15話 いざ、職場体験へ

 

 

体育祭の疲れも癒え2日後

 

今日の天気は雨

 

【出久、何みてんだ?】

 

「昨日のニュース、銀行に強盗が入ってプロヒーロー、職員含めて14人の人を殺害したらしいんだ…敵名はエレクトロだって」

 

【エレクトロ…エレクトロねぇ…】

 

「知ってるの?」

 

【いや…しらねぇけど…なんか引っかかる…】

 

シンくんが悩んでいるのをみていた僕に突然声がかかる

 

「お兄さん…お兄さん!ヒーロー科の緑谷くん!」

 

「えっ!?」

 

「体育祭よかったぜ!惜しかったなぁ!」

 

【おぉ…】

 

「君たち凄いね!将来が楽しみだ!」

 

「意外と小さいんだねぇ!」

 

「昔を思い出しちゃったよ僕は」

 

「わかるわかる!なんか必死な感じがね!」

 

 

 

 

 

「朝から疲れた…」

 

【あぁ…あんなに話しかけられるなんてな】

 

僕らがゆっくりと歩いていると飯田くんが走ってくる

 

「何を呑気に歩いているんだ緑谷くん!遅刻だぞおはよう!!!」

 

【カッパに長靴てお前!】

 

「遅刻ってまだ予鈴5分前だよ?」

 

「雄英生たるもの10分前行動が当たり前だろう!!」

 

「………あ…」

 

僕は気絶して保健室で寝ていたため知らなかったが飯田くんの兄、インゲニウムがヒーロー殺しにやられた

 

 

 

「兄の件なら心配しなくてもいい、大丈夫だ!」

 

【……ヒーロー殺し…世の中物騒になってきてるな】

 

「うん…」

 

飯田くん…どこか無理してるように見えるな…本当に大丈夫かな?

 

 

 

僕は椅子に座り教科書を取り出す

 

【おい、休み時間くらい誰かと話せよ?】

 

「いいいや、ボボボ僕にそんな勇気は…」

 

【ヘタレだなー】

 

ガララッと扉が開き包帯の取れた相澤先生が入ってくる

 

「おはよう」

 

【あ、包帯取れてる】

 

「婆さんの処置が大げさなんだよ、体育祭の日にとってもいいくらいだ、それより今日のヒーロー基礎学はちょっと特別だぞ」

 

なんだろう…小テストとかかな?

 

「『コードネーム』ヒーロー名の考案だ。」

 

「「「胸膨らむやつきたあああ!!」」」

 

【朝から元気だなあいつら】

 

「凄いよね…飛び跳ねてる」

 

が、すぐに相澤先生が睨み、クラスは静かになる

 

「というのも先日話したプロからのドラフト指名に関わって来る…指名が本格化するのは即戦力となる2年3年から…つまり今回きた指名は将来に対する興味に近い」

 

なるほど…体育祭での活躍を見て更にこれからもどうなるかを見て判断するのか…

 

「卒業までにその興味が削がれたら一方的にキャンセルなんてのもよくある」

 

【てことは自分に来た指名の数だけハードル上がるってことか?】

 

「まぁそういうとこだ、で その指名の集計結果がこうだ」

 

轟 4138

 

爆豪 3529

 

緑谷 872

 

常闇 304

 

飯田 295

 

切島281

 

上鳴 134

 

八百万 107

 

瀬呂 75

 

 

 

 

 

 

【思ったよりあったけど…かっちゃんたちには及ばねぇな】

 

「怖がってたんだよ、お前の戦い見て」

 

【俺らのどこが怖いんだ?行ってみろブドウ頭】

 

シンくんが峰田くんの首に巻きつく

 

「そういうとこだよ!!」

 

「おい、静かにしろ……これを踏まえ指名の有無関係なくいわゆる職場体験に行ってもらう」

 

職場体験…僕の場合はこの力を上手く扱えるようにならないと…そのためにパワー系ヒーローの所に行かないと…いやそのために技術も磨くべきか…?ブツブツブツ」

 

【出久〜、頭の中で喋ってるつもりだろうが全部漏れてるぞ〜】

 

「えっ!?あっ!ごごごめんなさい!!」

 

「はぁ…お前らは一足先に体験しているが…プロの活動を体験してより実りのある訓練をしようということだ」

 

「俄然楽しくなってキタァ!」

 

「まぁ仮であるが適当なもんは…」

 

「つけたら地獄を見ちゃうわよ!!」

 

【この声…】

 

「この時つけた名前が!世の中に認知されてプロ名になってる人が多いからね!!」

 

「そういうこった、この辺のはミッドナイトさんに任せる、将来自分がどうなるか名前をつけることでイメージが固まっていく…それが名を体で表すってことだ……例えば"オールマイト"とかな」

 

名前…かぁ……

 

 

 

 

 

【おい出久、俺たちは当然"ヴェノム"だよな!】

 

「ううん…ちがうのにする」

 

【はぁ!?んでだよ!】

 

「確かにいいけどそれは合体した時の名前…だからヒーロー名は別がいいんだ】

 

【はぁ…めんどくせぇやつだな…】

 

「ごめんねシンくん…」

 

「お前が嫌ならいいさ、でも早く決めろよ?みんな待ってる」

 

んー…どうしよう…

 

その時僕の頭にある言葉が思い浮かぶ

 

《頑張れって感じで…なんか好きだ!私!》

 

これしか…ないか……

 

僕はみんなの前に立ちコードネームの入ったボードを見せる

 

「えぇ?緑谷それでいいのか?」

 

「もう1つのはわかるけど…」

 

そこに書いてあったのは"デク&ヴェノム"

 

「今までは好きじゃなかったけど…ある人に意味を変えられたから…これでいい!これが僕の….僕たちのヒーロー名です!」

 

【出久、なんで入れた?】

 

「よく考えたら…シンくんと僕は一心同体だからね…君の意見もって思って…」

 

【……フッ、ありがとな】

 

そしてみんな発表が終わり、相澤先生に指名が来た人は個別に紙を渡された

 

「よし…この872名のヒーローの得意な活動条件を調べないと……それに僕のこの力を制御できるようになるためにこの7名からパワー系の人を選んで…尚且つ技術面も優れたヒーローを……うひょー大変になるぞ」

 

 

「デクくん!どこに行くか決めた?」

 

「いや…まだ…麗日さんは?」

 

「私ね、ガンヘッドのとこ!」

 

「ゴリッゴリの武闘派じゃん!麗日さんがそこに?」

 

【ぷにぷにだもんな、麗日】

 

「失敬な!ぷにぷにやあらへんもん…」

 

「ご、ごめん麗日さん…シンくんが失礼なことを…でもなんでガンヘッド?」

 

「私ね、13号先生のようなヒーローになりたいんだけどね、こないだの爆豪くん戦で思ったんだ!強くなればそれだけ可能性が広がる!ってね!」

 

「なるほど…」

 

「ところでデクくん…震えてるね?」

 

「あぁ、空気椅子してるんだ」

 

「クゥーキィイス!」

 

【授業中からずっとしてるんだよこいつ】

 

「えぇ!?そんな馬鹿な!」

 

「空気椅子とか古くねーか?」

 

「何いってるんだ!空気椅子は筋肉の等尺性収縮を応用した動けないときにでも手軽にできるトレーニングだよ!」

 

【尾白もするのか?空気椅子】

 

「いや、僕は尻尾で…」

 

【へぇ…尻尾で…】

 

 

 

放課後

 

結局決まらなかった…

 

家でゆっくり調べてやろう…

 

【お前休み時間ずっと携帯で調べてたろ、そういう時間くらいみんなと喋ればいいじゃねぇか】

 

「き、緊張して話せないんだよ…」

 

【相変わらずヘタレだな】

 

どストレートだな…相変わらず……

 

僕らが帰ろうと扉を開けるとそこには独特の姿勢のオールマイトが現れる

 

「わわ私が独特の姿勢で来た!」

 

【おーオールマイト、どったのそんな変な姿勢で】

 

「ちょっとおいで」

 

 

 

「き、君に新しい指名が来ている!」

 

「えっ、今…ですか?」

 

「あ、あぁ…その方の名はグラントリノ…かつて雄英で一年間だけ教師をしていた…私の担任だった方だ」

 

「そ、そんなすごい方が…!」

 

「だが…君にはたくさん指名が来ているからね…だから無理に行けとは」

 

【出久!そいつのとこに行こう!】

 

「うん!オールマイトの先生だった人に教えてもらうなんて!!」

 

(張り切りまくっちゃってるよ…!)

 

「き、君がそういうならいいんだが……ぞ、存分にしごかれてくるくくる…ルトイィ…」

 

【オールマイトが震えてるな】

 

「どんだけ恐ろしい人なんだ…?」

 

「あ!それとそうだ!コスチューム!修繕されたのが戻ってきてるぞ!」

 

【おぉ…コスチュームのことすっかり忘れてたよ】

 

「意外と早いんだな…治るの……」

 

 

そして日は流れ職場体験当日

 

「コスチューム持ったな?本来なら公共の場では着用厳禁の身だ、落としたりすんなよ」

 

「はーい」

 

「伸ばすな『はい』だ芦戸」

 

「はい」

 

「くれぐれも失礼のないように!それじゃ行け」

 

【おい出久!早く行こうぜ?】

 

「ちょ!ちょっと待って!飯田くん!!」

 

僕は麗日さんと一緒に飯田くんを呼び止める

 

「本当にどうしようもなくなったらいってね…友達だろ」

 

この時…もっと強く言葉をかけるべきだった

 

僕はこの日のことをやがて後悔することになる

 

 

 

 

新幹線で45分

 

そこから歩いて約5分

 

「オールマイトすら恐れるヒーロー…グラントリノ、聞いたことのない名前だけどすごい人に違いない!」

 

【オールマイトの先生…どんな姿が楽しみだな】

 

僕らの指定されたヒーローがいる住所に着く…がそこは…

 

【the・ボロクソだな】

 

「うん…ここであってるよね…?住所…」

 

僕は立て付けの悪い扉を押し中に入る

 

「雄英高校からきましたー…緑谷出久です…よろしくお願いしま…ぁああああ死んでる!!」

 

【殺人事件だな】

 

「そんな呑気なこと言ってる場合じゃ」

 

「生きとる!」

 

「あっ!生きてる!!」

 

「いやーきってないソーセージにケチャップぶっかけたやつを運んでたらコケたァ〜!って誰だ君は!?」

 

「雄英高校から来た緑谷出久です!こっちはシンビオートのシンくん」

 

「なんて!?」

 

「緑谷出久とシンくんです!」

 

「誰だ君は!?」

 

【おい出久こいつやばいぞ?】

 

「オールマイトの先生だから…相当なお年とはわかってたけど…」

 

「飯が食いたい」

 

「飯が…」

 

【おい出久、この爺さんの仕上がりっぷりオールマイトに報告しろ…ここで練習なんて出来るか!】

 

「そうだね…すみません、ちょっと電話…」

 

「撃ってきなさいよ、ワンフォーオール!どの程度扱えるか知っときたい!」

 

なんだこの人…急に…

 

「や…えと…そんなこ」

 

「いいコスじゃん、ホレ着て撃て!……誰だ君は!?」

 

【だー!無限ループじゃねぇか!!!】

 

「……!おじいさん!ぼく、早く力を扱えるようにならないといけないんです!オールマイトには時間が残されていないから….だからおじいさんに付き合ってる時間はないんです!!」

 

ぼくが振り返りオールマイトに電話をしに行こうとすると何か感じる…

 

ぼくは振り向きシンくんにガードしてもらう

 

【何だ…このじいさん騙してやがったのかよ!】

 

「ほぉう?今のをガードするか…おい!オールマイトには時間が残されてないんだろう!だったら尚更撃ってこいや受精卵小僧!」

 

グラントリノ…オールマイトと同じ言い回し、トボけ方も…この人やっぱり…凄い人なんだ…!!

 

僕らはヴェノムに変身する

 

【よろしく頼むぜ!グラントリノ!!!】

 

「……いやコスチューム着ろや」

 

【あっ…忘れてた】




800人もいてグラントリノの所に行く…というのは少しおかしいかもしれませんがデクならオールマイトの先生と聞いたら飛びついて行きそうだったからです

アドバイス、感想があればなんでもおねがいします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。