僕とシンビオートのヒーローアカデミア   作:鉄仮面さん

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詳しい設定はまた書きますが今回のヴェノムは一人称が俺たちではなく俺になってます
シンビオートの方が体の主導権を握っていて完全なヴェノムになってないという感じです

2話も編集を加えてそう言うことにします


3話 力を受け継ぐための特訓、試験に合格するための勉強

 

オールマイトにヒーローになれると言われて二日後の朝6時

 

僕はオールマイトに力をもらいに行った

けれど力を貰うっていうのは決して生易しいもんじゃなかった

 

「ヘイヘイヘイヘイヘイなんて座り心地のいい冷蔵庫だよ!」

 

「おい出久本気出せよ!!」

 

シンビオートとオールマイトが急かしてくるけど無理!!ピクリとも動かない!!

 

「ピクリとでも動けば楽だったんだけどなー!」

 

「そりゃだって…オールマイト274キロあるんでしょ…」

 

「いーや痩せちゃって今は255キロ」

 

「ていうかなんで僕は海浜公園でゴミ引っ張ってるんですか?」

 

「それはあれさ、君器じゃないもの」

 

「えぇ!!前と仰っていることが真逆!!」

 

「あーあーやっぱりか、こいつ筋肉全然ねぇから俺も力全然出ないしな」

 

2人の言葉が僕の心に突き刺さり四つん這いになって僕は叫ぶ

 

「体だよ体!私の個性はいわば何人もの極まり身体能力が一つに収束されたもの!生半可な体では受け取りきれず…四肢がもげ爆散してしまうんだ」

 

「四肢が!!!?」

 

「つまり体を作るためのトレーニングにゴミ拾い?なんでわざわざそんなことすんだ?」

 

「シンくん!いい質問だ!」

 

「シンくん…?なんだそりゃ?」

 

「名前がシンビオートなんてながったらしくていうのが大変だろ?」

 

「シンくんねぇ…勝手に呼べ」

 

僕からみたシンビオートはなんか嬉しそうだった

シンビオートもあんな一面あるんだ…

 

「昨日ネットで調べたらこの海浜公園、一部の沿岸は何年もこの様のようだね」

 

「?えぇ…何か海流的なアレで漂着物が多くてそこに漬け込んで不法投棄もまかり通ってて…」

 

「最近のヒーローは派手さばかり追い求めるけどね、ヒーローってのは本来奉仕活動!地味だなんだ言われても!そこはブレちゃいかんのさ…この区画一帯の水平線を蘇らせる!!それが君のヒーローへの第一歩だ!」

 

「第一歩…これを…掃除!?全部!?」

 

「はっ…やってられるか…」

 

「シンくん!"緑谷少年を強くする=君も強くなる"だ!ここを緑谷少年が綺麗にすれば君は更に強くなれるぞ…?」

 

「おい出久!さっさと片付けるぞ!お前の力だけで頑張れ!!」

 

シンくん…君のがチョロいよ…

どれだけ強さに興味が…

 

「さて!緑谷少年は雄英志望だろ?」

 

「あっ…はい!雄英はオールマイトの出身校ですから…行くなら絶っっ対雄英だって思ってます!」

 

「行動派オタクめ!くー!!しかし前にも言ったが無個性でも成り立つ仕事じゃない…悲しいがな、現実はそんなもんだ」

 

「こいつには俺がいる…俺たちはなんだってできる!」

 

「はい!その通りです!僕はなんだってします!!」

 

「……はは!落ち着きな!入試当日まで残り10ヶ月で体を完成させなきゃいけない…そこで私考案!「目指せ合格アメリカンプラン!」ゴミ掃除をより確実にクリアするためのトレーニングプランだ!生活全てこれに従ってもらう!!」

 

「寝る時間まで…」

 

「こんな朝はやくからするのか…頑張るぞ出久」

 

「ぶっちゃけね、これ超ハードだけど着いてこれるかな!?」

 

「そりゃもう!!他の人より何倍も頑張らないと僕はダメなんだ…」

 

「お前のそういうところすげぇと思うぜ」

 

こうして地獄の10ヶ月は幕を開けた

 

「公園の入り口前に運ぶんだ!トラックに詰め込め!!」

 

形や大きさで使う筋肉が全然…!なるほど…これは!

 

『なぁ出久、手伝ってやろうか?ヴェノムになれば楽だろ?』

 

『手伝わないで!楽しちゃ意味がない!』

 

『はいはい…俺は中で寝てるぞ』

 

「走れ走れ!!10ヶ月なんてすぐだぞ!!レッツ体ー育ー会ー系ー!!」

 

 

〜翌日の学校〜

 

「超常に伴い建築基準法の改正が進められて国土交通大臣の…」

 

授業内容が全然入ってこない…

 

『きつい…これを10ヶ月か…入試一週間前には仕上げないと辛いぞ?残り294日…筋肉の超回復を考えると二日くらいインターバルを置くとして…だいたい…』

 

『なぁ出久、考えるのはいいが授業受けなくていいのか?』

 

僕が顔を上げると周りの人達が僕の方をガン見している

 

「緑谷おい!敵と遭遇して頭おかしくなったのか?そんなんじゃ雄英なんて口にするのもおこがましいぞー?」

 

『体づくりもだけど…受験勉強も…』

 

 

「ノイローゼ?もう?」

 

「こえー」

 

僕の斜め前の席2人が僕のことをバカにしてくる

正直言いなれたからもういいんだけどシンくんは我慢できずに肩から出てきて

 

「おいデブ、ガリガリ、バカにしてんならはっきり言ってこいよ!」

 

またもみんなが僕の方を見る

 

「緑谷…お前は人に悪口を言う前に先生の話をしっかりきいてろ」

 

「はい…」

 

 

今日の放課後、初めてかっちゃん以外の人に呼び出された

呼び出してきたのはさっきの2人

 

「おい!無個性なのに俺たちに何強い口きいてんだよ!!」

 

「そうよ!だいたい無個性のくせに雄英なんて…!!」

 

『出久、体借りるぞ…?』

 

『え!ダメだよ!!』

 

僕の許可はやっぱり必要がないみたいでシンくんはまた僕の体を纏いヴェノムになる

 

「俺に個性がない…笑えねぇ冗談はやめてくれよモブども?」

 

「な、なんで…」

 

「あんた無個性じゃ…」

 

「はっ!お前らみたいな没個性より凄い個性持ってんのさ!」

 

すると廊下を歩いていた先生に見つかり窓を開けて

 

「おい!お前!だれだ!うちの生徒に何してる!!」

 

「チッ…邪魔が入ったか…よかったなお前ら、先生が来なかったらお前らは……通りに転がるクソになってたぞ」

 

2人とも地面にへなへなと崩れ落ち固まっている

そしてヴェノムの状態から僕に戻る

 

「な!緑谷ぁ!?お前無個性じゃなかったのか!?」

 

「せ、先生!!これには少しわけが…」

 

この後先生に全て説明し僕は市営多古場海浜公園に向かう

 

 

 

それから3ヶ月後のある日

 

僕はいつも通りゴミ拾いをしているがふらっと崩れる

 

「へいへいどうした!?後3ヶ月だぞ!?全っ然まにあわないぞ!?やめるか!?今日はゆっくり休んじゃうか!?」

 

動きたくても体が言うことを聞かない…

 

『おい出久…大丈夫か?』

 

『………』

 

「目指せ合格アメリカンプランは入試に間に合うよう君の体力を鑑みて調整したはずなんだが…君プラン守ってないだろ」

 

「あぁ、こいつはプランを守ってない、だって指定された時間の2時間後寝てるし筋トレだって倍以上してる」

 

シンくんが僕の代わりに答える

 

「なっ…!やりすぎは逆効果だぞ!!合格したくないのか!?」

 

「したいですよ…でも入るだけじゃダメなんだ…他の人の何倍も頑張らなくちゃダメなんだ…きっと…追いつけない…僕はあなたのようになりたいんだ…あなたのような最高のヒーローに…!!!!!」

 

「こいつの見てる先は遥かに彼方だぜ?オールマイト」

 

「この…っ!行動派オタクめ!!そういうのは嫌いじゃないよ!!?」

 

『出久…これからはもっと頑張らねとな』

 

『うん…頑張る…』

 

「しかしそれなら尚更焦っちゃダメだろ!?だが気持ちはしっかり受け取った!!オジサン…ちょっとプラン調整する!!!」

 

「オールマイトはオジサンじゃないです……」

 

 

 

 

そうして…入試当日!!!!

 

オールマイトがトラックから降り市営多古場海浜公園の前に歩いて行くと入り口には大量のゴミが運んである

 

「わぁぁぁぁァァァァアああああ!」

 

「勝利の雄叫びを響かせろ!出久!!」

 

(おいおいおい!指定した区画以外まで…!まじかよチリひとつなくなってやがる!!まじかよ!!)

 

「ギリッギリで仕上げやがった!完成以上に!!オーマイ…オーマイ…グッネス!!」

 

僕がゴミの山から落下するがオールマイトが助けてくれる

 

「お疲れ!」

 

「オールマイト…!!ぼく…出来た…出来ました…!」

 

「あぁ驚かされた!エンターテイナーめ!十代って素晴らしい!!!ほらこれ見ろよ!」

 

オールマイトがスマホの画面を見せてくる

 

「おーこれ前の出久じゃん、まだひ弱だな!HAHAHAHA!!」

 

「笑わないでよシンくん!」

 

「よく頑張ったよ、本っっ当に!!ようやく入口の蜃気楼がうっすら見えてきた程度だが!確かに器はなした!!」

 

「なんか…ズルだな…僕は…オールマイトにここまでして貰えて恵まれすぎている…」

 

「おい出久!お前の頑張りだ、だから泣くなよ」

 

「その通りだ!後その泣き虫は治さないとな!さぁ授与式だ緑谷出久!!」

 

「はい…」

 

「よかったな出久!ついに個性がもらえるぞ!!」

 

「これは受け取りだが…最初から運良く授かったものと認められ譲渡されたものではその本質が違う!肝に命じておきな!これは君自身が勝ち取った力だ!」

 

僕はコミックもびっくりの現実をその手に掴み…

 

「ほら!食え!」

 

「へぁ?」

 

「やだよんなもん!!」

 

「我慢して食べるんだ!!さぁ時間ないぞ!!」

 

「思ってたのと違いすぎる…」

 

そして入試まで後1時間!!!

 




シンビオートの呼び方をシンくんにしたのはなんとなくです
後シンビオートの性格はダークシャドウが流暢に喋れるみたいな感じです
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