2月26日、オールマイトとの訓練を終え大急ぎで帰ってシャワーを浴びて荷物をまとめて地下鉄乗り継ぎ40分…
「間に合った…」
『危なかったな…風呂入る必要はあったのか?』
『汚いままで行けるわけないよ…』
今日僕は一般入試実技試験に挑む!
結局オールマイトから授かった力を試す時間なし!!!
『毛ぇ飲んだだけだけど本当に授かったんかな…』
『まぁ大丈夫だろ、オールマイトが言うんだから』
僕が頭の中でシンくんとしゃべり続けているとかっちゃんが後ろから歩いて来ていきなり怒鳴る
「どけデク!!俺の前に立つな殺すぞ」
「お、お早う!!ガバカガンバロウネ!お互ががい!」
僕はビビって言葉が詰まったりしているがかっちゃんは横をすり抜けていく
かっちゃんはあの日以来何もしてこない
『おい出久、ビビんなよ』
『もう癖なんだよ…ビビっちゃうの…』
えーーい!もう前とは違うんだ!!思い出せ出久!この地獄の10ヶ月を!!踏み出せ!目標への第一歩を!!!
僕の左足は第一歩を地面につける前に右足に引っかかる
『これだよ!!』
しかしいつまでも地面に叩きつけられない
『おい出久?女が助けてくれたぞ』
『へっ?』
「大丈夫?」
その女の子は僕を優しく地面におろして両手を合わせる
「私の"個性"!ごめんね勝手に!でも転んじゃったら縁起悪いもんね!」
僕が固まって動けないから代わりにシンくんが肩から出て話してくれる
「おう、ありがとな女」
「わ!すごい!これ君の個性なの?」
「俺はこいつの個性だぜ?」
「へぇ…カッコいいね!あ、そろそろ行かないと!お互い頑張ろうね!」
そう言って女の子は校門に走って言った
『おいぼーっとしてどうしたんだよ出久?』
『……じょ、女子と喋っちゃった!』
『喋ったの俺だよ』
「おっおっ…おぉおおおおお!!!」
「今日は俺のライヴにようこそー!エヴィバディセイヘイ!」
(YOKOSOー…)
『げっ!?出久!あいつだ!!逃げるぞ!!』
シンくんは体の半分を出口に引っ張る
「ちょちょ!!駄目だって!今から試験の説明が…」
「ヘイ!説明するから静かにしてもらってもいいかな!?受験番号2234くん!!」
「す、すいません…」
『なんであいつが雄英にいるんだよ!!』
『教員だからに決まってるだろ!?』
「さて!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!!!アーユーレディー!?」
『あいつの声やっぱり嫌いだ…!!』
シンくんは体の中に隠れても聞こえてくる声にイライラしているようだ
「入試は要項通り!!リスナーにはこの後10分間の「模擬市街地演習」を行ってもらうぜ!!持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場に向かってくれよな!!」
「同校同士で手を組ませねぇってことか」
「本当だ…受験番号連番なのに会場違うね…」
「見んな殺すぞ…テメェを潰せねぇじゃねぇか」
「口悪いな爆豪」
「黙れ黒ゲル」
「なんだと爆発頭」
2人が喧嘩している間にもプレゼントマイクの解説は進む
「演習場には仮想敵を三種・多数配置してありそれぞれ攻略難易度に応じてポイントを設けてある!個性を使い仮想敵を行動不能にしてポイントを稼ぐのが君たちの目的だ!!」
『なら他の奴らがポイント取れねぇようにしようぜ出久』
「もちろん他人への攻撃などアンチヒーローな行為はご法度だぜ!!?」
速攻でシンくんの案は打ち砕かれた
「質問よろしいでしょうか!!!プリントには4体の敵が記載されております!誤裁であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態!我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めこの場に座しているのです!」
右斜め前の四列目あたりに座っている人が手を大きくあげ大きな声で質問をする
「ついでにそこの縮毛の君!!」
「え?ぼ、僕!?」
「先程からボソボソと…気が散る!!物見遊山のつもりならば即刻雄英から去りたまえ」
『なんだあいつめんどくせぇやつだな』
『僕がうるさいのが悪かったんだよ…静かにしてよう…』
「オーケーオーケー受験番号7111くんナイスなお便りサンキュな!四種目の敵だがそいつはお邪魔虫!スーパーマリオブラザーズで言う所のドッスン!会場に一体所狭しと暴れてる「ギミック」だ!!」
「有難う御座います!!失礼致しました!」
『ならそれは無視していんだよな?』
『うん…多分…』
「俺からは以上だが、最後にリスナーに我が校訓をプレゼントしよう!!かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と!"Puls u Ultra!!!"それでは皆良い受難を」
『おまえ…緊張よりもワクワクしてる気持ちのが高いな』
『うん…なんでかわからないけど楽しみなんだよ』
そして僕らはそれぞれの試験会場に行った
『広っ』
「街があるね…すごい…」
なんで皆そんな自信あり気なんだ?緊張しないの!?
『あ、おい出久!あれ助けてくれた女じゃねぇか?』
『本当だ…同じ会場だったんだ…さっきのお礼言いに行かないと』
僕が女の子に向かってガチガチとロボットみたいに歩き始めると注意してきたメガネの人が話しかけてくる
「その女子は精神統一してるんじゃないか?君はなんだ?妨害目的で受験しているのか?」
「ひぃ!こちらも!!」
「黙れよメガネ」
シンくんが首元から出てきて反論してしまう
「こいつはあそこの女に助けられたから礼を言おうとしてたんだよ」
「む!そうだったのか…それはすまなかった、だが彼女は精神統一をしてるみたいだから話しかけてはいけないぞ!」
「うん…こちらこそごめ「はいスタート!!!」えっ?」
「どうした!?実戦じゃカウントダウンなんざねぇんだよ!!走れ走れ!賽は投げられたんぞ!!?」
え…
「えぇぇえ!!?
『チッ出遅れた!!出久!ヴェノムになるぞ!』
「う、うん!!」
大丈夫だ、落ち着け!僕はなるんだ!憧れの仕事に!!それにオールマイトもシンくんもついてる!!
「出久覚えてるか?オールマイトに言われたこと」
『え?』
「肉体の反動だよ、あいつの力だ相当凄いことになるぞ」
確かに…肉体の反動ってどれだけ酷くなるとか考えてなかったな…
「まぁいい!今はロボを壊しまくろう!!!!」
ヴェノムはとりあえずひらけた場所に向かった
『シンくん!今何ポイント!!?』
「今は16ポイントだ!敵が全然いねぇよ!」
残り時間はさっき6分だったから…残り2分かそこらか!?まずい!このままじゃ…
「おいでなすったぜ、0ポイント!!!」
ヴェノムはUターンし別の場所を探す
「向こうの広場に行くぞ!」
『うん!わかっ…』
「いったぁ…」
後ろで誰かが倒れる
あれって…助けてくれた人!!
「気の毒だな、行くぞ出久」
『駄目だ!助けに行こう!!」
僕は無理矢理ヴェノムを0ポイントの方に向かせ突っ込む
「おい出久!!!あぁもう仕方ねぇなぁ!!!」
シンくんも協力してくれてる!
ここであいつの頭のところまで思いっきりジャンプ!!
ここで僕らは拳を構えオールマイトが言ってたことを思い出す…個性を使うのなら…
『「ケツの穴グッと引き締めて!心の中でこう叫べ!!!』」
『「SMASH!!!!!!」』
0ポイントは頭が思いっきり潰れ後ろに倒れる
これがオールマイトの力…!!!
明日はお休みします!もしかしたら設定を出すかも!
アドバイス、感想などお待ちしております!!