僕とシンビオートのヒーローアカデミア   作:鉄仮面さん

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ニンジャバットマン面白かったぁ!

そして2度目のスパイダーバース!!今週の日曜楽しみすぎる


38話 別世界へようこそ

 

その狭間の中は様々な色で綺麗な景色だった

 

だがそんな景色を見ている暇はない

 

俺達は急いでみんなを触手で固定しようとするがカーネイジが邪魔してきた

 

「バラバラに…なりやがれぇぇぇえ」

 

【あの野郎…!!】

 

俺達は驚いていた

この狭間に入ってから体のあちらこちらに激痛が走り精密な動きなど到底できない

 

そのはずなのにカーネイジは自分の腕を大きなハンマーに変え俺達を引き離す

 

「HEHEHEHE!!ざまぁみや」

 

カーネイジが言葉を全て放つ前に姿が消えてしまう

 

「かっちゃん…!!麗日さん…!!梅雨ちゃん…!!スパイダーマン先生…!!」

 

僕はみんなに手を伸ばすがみんなの姿も消えてしまった

 

【出久…!!どこかに出るぞ…!!?】

 

そして…僕らの前に突然狭間の裂け目が現れ外に放り出される

 

「うわぁぁああああ!?」

 

ものすごい勢いで街並みを抜け路地裏に突っ込みそこでヴェノムが止めてくれる

 

【大丈夫だな!?出久!!】

 

「うん!!早くここがどこか確かめよう!!そしてみんなを!!!」

 

僕らはヴェノムになり、ビルを登ってあたりを見渡す

 

「ここは…どこ!?」

 

【…NYだ】

 

「えっ!?ニューヨーク!?」

 

【あぁ、でも俺達の世界のNYとは違う…】

 

「てことは僕らの世界の…?」

 

【いや、それも違うな】

 

「な、なんで?」

 

【あれみろ】

 

シンくんが顎で指す方を見るとそこにはクリスマスソングを歌っているスパイダーマン先生がいた

 

「えっ!?スパイダーマン先生がいる…」

 

【元いた世界と違う…俺とスパイダーマンといた世界と全くの別世界だ】

 

「そんな…」

 

【…アイツらと合流することが先だ。早く行くぞ】

 

僕らはビルを降りはぐれたみんなを探すことにした

 

 

 

別世界に来てから四日後

 

「はぁ…はぁ…」

 

僕はあれから少量の水だけで生活していた

 

お金が無いため食料も買えず僕らはさまよっていた

 

今日もみんなの情報は得られず僕は裏路地に腰を下ろし

 

【出久、腹減った】

 

「食べ物はないよ…僕だって」

 

【いっぱい居るじゃねぇか】

 

「ダメだよ…!!人は食べない…!!」

 

【俺達の命に関わる。仕方ない事だ】

 

「仕方なくなんかない!!」

 

僕らが言い合っていると肩を叩かれる

 

僕らは咄嗟に後ろに下がり構える

 

「ま、待って!落ち着いて…ほら!なんにもないよ!!」

 

「す、すみません…ちょっと電話で言い合いをしてて」

 

「君、日本人だよね?最近ここでよく見るから…こんなのしかないけどこれあげるよ」

 

同い年くらいの男の子はカバンからチョコと水を渡してくれた

 

「えっ…?いいんですか?」

 

「うん。それ家にあったやつだし。僕はマイルス、君は?」

 

「僕は緑谷…緑谷出久です」

 

「じゃあ出久!!また後で来るから!」

 

マイルスくんはそう言うとどこかへ走っていった

 

 

 

 

「いい人だったね」

 

【チッ!人間を食うチャンスだったのになんで行かせた!】

 

「シンくん!まさか彼を食べるつもりだったの!?信じられないよ!!」

 

【まぁいい、チョコくれたしな。あいつは食べないでおいてやるか】

 

シンくんはそう言うとチョコを半分かじり僕の体の中へと消えていった

 

「はぁ…このままじゃほんとにまずいな…早くみんなを探さなきゃ…」

 

僕は立ち上がりフラフラしながら情報を集め始める

 

その瞬間、地面が様々な色になり衝撃波が走る

 

「うわっ!うぁあああ!!」

 

それに共鳴したように僕の体も様々な色になり体に痛みが走った

 

【出久…!!なんだこれ!!】

 

「分からない!!でも…きっと何かあったんだ…!!」

 

僕は裏路地を抜け待ち中に出る

 

「見て!橋がなんか変なことになってる!」

 

【カーネイジの野郎の仕業か?】

 

僕らが街を眺めていると後ろからマイルスくんが走ってくる

 

「マイルスくん!どうした」

 

「に、逃げて!早く!」

 

マイルスはそう言って人混みをかき分けていく

 

【出久!路地からなんかくるぞ!!】

 

シンくんがそう言った瞬間、紫色の全身スーツの男がバイクに乗って現れ、マイルスくんを追いかける

 

【ありゃプロウダーだな。だがやっぱり俺達の世界のと別だ。あんなカッコいい爪篭手じゃなかった】

 

「シンくん!ヴェノムになって!!」

 

【あぁいいぜ。その代わり奴を食わせろ】

 

「またそんなことを!!」

 

【ここはお前の世界とは違うんだ。犯罪にゃならん!】

 

僕の言う事を聞かずにシンくんはヴェノムへと変身しプラウダーを追いかける

 

地面を、ビルの壁を砕きながら俺達は進み、直ぐにプラウダーに追いつく

 

【HAHA!!飯だ!!!】

 

俺達はプラウダーのバイクを蹴り飛ばしプラウダーの首を掴む

 

【目ん玉、肺、膵臓…ご馳走がいっぱいだなぁ!一気に行くかぁ?】

 

俺達がプラウダーの顔を食べようとした瞬間、背中に衝撃が来る

 

【あぁん?】

 

俺達が後ろを振り向くとそこには警官がいた

 

「やめろ!!そいつを今すぐ下におけ」

 

【なんだ?お前から喰われたいのか?】

 

警官は何発も俺に撃ってくるが俺に銃弾は効かない

 

「シンくん!!プラウダーはそこら辺に放り投げて逃げよう!!」

 

【あぁ!?なんでだ出久!!】

 

「あれ!!」

 

出久が思っている方を見るとそこにはスパイダーマンがいた

 

【チッ!確かに今はそっちのが大事だな。おい警官!命拾いしたな。プラウダーはやる】

 

ヴェノムはそう言ってプラウダーを壁に貼り付けてスパイダーマンを追いかけた

 

「スパイダーマン先生!!待って!!」

 

僕らは必死になってスパイダーマン先生を追いかけるも見失ってしまった

 

【あれ違うな。ここの世界のスパイダーマンか?】

 

「でもみんなへの手掛かりかもしれない!早く探そう!!」

 

そして僕らがビルから降りようとした瞬間、テレビから驚くべき情報が流れる

 

《えー皆様に悲しいお知らせです。親愛なる隣人、スパイダーマンが亡くなりました》

 

【……は?】

 

《謎の地震の調査中に亡くなったと思われ》

 

【んなわけがあるか!!】

 

「シンくん!落ち着いて!!」

 

【誰かが殺した!!スパイダーマンを!!やつを殺すのは俺だ!!クソ!クソ!!】

 

僕はわかる。シンくんは怒っているが本当は悲しんでいる

 

心の中で怒り、悲しみが複雑に交差しシンくんは僕の中へと入っていった

 

【なんだ…?この変な感じ…エディが死んだ時と同じ感じだ】

 

僕はビルの上で腰を下ろした

 

「今日は…休もう。落ち着くまで…休もう」

 

【ゴメンな…出久…】

 

シンくんはそう言うと喋らなくなった

 

「スパイダーマン先生…かっちゃん、麗日さん、つゆちゃん…絶対見つけるから…!!」




変なところで話を切ってしまい申し訳ないです…
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