夜までには投稿できると思います!!
誠に申し訳ございません!!
6話 個性把握テスト
毎年300を超える倍率の正体、それは一般入試定員36名、18人ずつでなんと2クラスしかない
「1-A…1-A!!広すぎる…!!」
『本当にここの中広いな…まぁ外から見たら大体想像つくけどな』
「あ!あった…!」
『おいなんでこんなに扉でかいんだ?』
「バリアフリーだよ…」
「あの受験者たちから選ばれた人たち…」
怖い人たち…クラス違うとありがたい
「なんでもいいじゃねぇか、そいつらねじ伏せて強くなりゃいい」
シンくんが顔を出して話しかけてくる
「簡単に言わないでよ…」
僕はそーっと扉を開け中を覗く
「君!机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないのか?」
「あぁ?思わねーよクソが!つかてめーどこ中だ端役が!!」
『ツートップだな出久』
「ぼ…俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ」
「聡明だぁ?クソエリートじゃねぇか!ぶっ殺しがいがあるな」
「なぁ出久、あいつってヒーローになりてぇのか?そうには見えねぇけど」
「あぁ!?んだと黙れ黒ゲル!!」
「ムッ…君はあの時の!僕は私立聡め…」
「あぁ聞いてたよ!僕は緑谷…よろしく飯田くん!」
「緑谷くん…君はあの試験の構造に気づいていたのだな…!俺は気づけなかった!悔しいが君の方が一枚上手だったようだ」
気づいてないよ!?
「なぁメガネ、こいつは構造気づいてなかったぞ?」
「ムッ!君は?」
「俺はこいつの…個性!シンビオートって言うんだ」
「なるほど…すごい個性だな!」
「ふふっ!もっと褒めてもいいぞ!」
「ちょっとシンくん!!」
「あ!そのモサモサ頭は!地味めの!!」
良い人だぁー!!制服姿やべぇぇぇええ!
「おぉ、助けてくれた女!」
「君は黒い子!」
「あー名前教えとくぞ、俺はシンビオート!シンくんって呼べ!こっちの地味なのが緑谷くん」
え!?僕も君付け!?なんか気に入ってる…?
「わかった!シンくんと緑谷くん!!よろしくね!私は麗日お茶子!」
「ウララカオチャコ…よろしくな」
やばいシンくん超喋るのに僕全然喋れない!!なんでシンくんそんなにコミュ力高いんだ!?
「緑谷くん!今日って式とかガイダンスだけかな!?先生ってどんな人なんだろうね!」
近い近い…!!
「先生ってその下の転がってるのじゃねーのか?」
シンくんが顎で差す方向には寝袋にくるまった人がいた
「お友達ごっこがしたいなら他所へ行け、ここは…ヒーロー科だぞ?」
「ヒーロー科だとお友達ごっこが出来ないのか?」
「シンくん!!静かに!体の中に入ってて!」
「はいはーい、じゃねー」
シンくんは体に戻り、男は寝袋からヌーっと出てきた
「はい静かになるまで8秒かかりました、時間は有限…君たちは合理性に欠くね、担任の相澤消太だよろしくね」
雄英の先生…てことはプロヒーロー?でもこんなヒーロー見たことがないぞ…
「さて、早速だが体操服着てグラウンドに出ろ」
「「「個性把握…テストォォ!?」」」
『今日ってこんな天気いいんだな』
僕の心の中で呑気な子がいる…
「入学式は?ガイダンスは!?」
「ヒーローになるのにそんな行事に出てる暇なんてないよ、雄英は自由な校風が売り文句…それは先生側もまた然り…」
『雄英って自由な校風なんだな』
人ごと見たく頭の中で喋ってるよ…
「君たち、中学生の時からやってるだろ?個性禁止の体力テスト、国はまだ画一的な記録をとって平均を作り続けてる合理的じゃない…文部科学省の怠慢さ…爆豪、中学の時ソフトボール何メートルだった?」
「67メートル」
『かっちゃん個性なしでもあんなに飛ぶんだな』
『元から運動神経が良かったから…』
「なら個性使ってやってみろ、円から出なきゃ何してもいい、はよ」
かっちゃんは腕をクロスさせて準備運動みたいなことをして投げる体勢に入る
「んじゃまぁ…死ねえ!!!!」
『『……死ね?』』
僕とシンくんは死ねという言葉に反応した
ボールはどこかに吹き飛ぶ
「705.2メートル…まずは自分の最大を知る、それがヒーローの基礎を形成する合理的手段」
「なんだこれ!面白そう!!!」
「705メートルってまじかよ!!」
「個性思いっきり使えるんだ!さすがヒーロー科!!」
『ヴェノムになりゃ余裕だな』
『たしかに…僕にはオールマイトの力…それにシンくんもいるから…ブツブツ』
『俺と喋る時ブツブツ言うのはやめてくれよ』
僕は相澤先生の方を見るとはぁ…とため息をついていた
「……おもしろそう…か…ヒーローになるための三年間…そんな腹づもりで過ごす気かい?」
『おっとこれはなんかすごいパターンか?』
シンくんは少しワクワクした感じで言っている
「よし…ならトータル成績最下位のものは見込みなしとみなして除籍処分としよう」
「「「はぁ!!?」」」
『意外と楽だったな』
『楽じゃないよ…僕はまだ調整なんてできない……』
「生徒の如何は先生の自由、ようこそここが雄英高校ヒーロー科だ」
「最下位除籍って!入学初日ですよ!?いや初日じゃなくても…理不尽すぎる!!」
「…自然災害、事故、身勝手な敵たち、いつどこから来るかわからない厄災……日本は理不尽にまみれてる、そう言うピンチを覆すためにヒーローがいる」
『たしかにその通りだな』
「放課後マックで談笑したかったならお生憎これから三年間雄英は君たちに苦難を与え続ける……Puls Ultraさ、全力で乗り越えて来い」
『出久!ヴェノムになるぞ!!』
『う、うん!!』
僕はみんなの前でヴェノムに変身する
「おぉ!?お前変身できんのか!?」
「ビックリしたか?赤色のトゲトゲ」
「なんか性格も変わってない!?」
「今の俺はシンビオートでも緑谷でもない!!俺はヴェノムだ!!!」
「なんでどちらでもないの?」
「それは……なんでだろうな、まぁとにかく俺はヴェノムだ!!」
「舌なげぇ…なんか…エロいよね…」
「お前のこと食べることも可能だぞチビ」
『ちょっと!なんてこと言うんだよ!!』
「なんかムカついたんだよ」
グダグダしながらも始まった体力テスト
第一種目、50メートル走
「"4秒06"」
「見た感じからスピード早そうだったからなんとなく予想はついてたけど早いな!!」
「ありがとよ!赤トゲトゲ!!」
「俺は切島!よろしくな!えーっと…緑谷!シンビオート!!」
「今の俺はヴェノムだ」
「あー…よろしくな!ヴェノム!!」
第二種目:握力
「540キロって!!あんたゴリラ!?タコか!?」
『540キロ…すごいな…』
「俺の方がすごい!!!」
そう言ってヴェノムは握力を計ろうとして握力計を思いっきり握るとバギギッ!!と言う音を立て握力計の持ち手が砕ける
「はっ…!?」
みんながびっくりしてこっちを見てくる
「どうだ凄いだろ!!!」
『壊したらダメだよ!!!』
握力:測定不能!!!
第三種目:立ち幅跳び
「さて…普通にジャンプするかな」
『蜘蛛を食べてみたら?』
「なんでだ?たしかにその方がジャンプ力は上がるが……」
『違うよ、蜘蛛の糸であそこの壁にくっつけてジャンプしつつ思いっきり引いて』
「おぉ…」
ヴェノムは蜘蛛を食べて(他のみんなは引いてたけど…)僕の言った通りにジャンプして思いっきり糸を引く
『よし!思った通りだよ!!』
「お前頭だけは切れるもんな!!HAHA HAHA!!!」
それは褒めてるのか…?
「"記録56メートル"」
「壁との距離が短かったのが残念だな」
第四種目:反復横跳び
「早い早い早い!!!」
「ヴェノム!お前すげぇはぇぇえ!!」」
「HAHAHAHA!!もっと褒めてもいいぞ!!」
ヴェノムが壊れてる!!??
記録.183回
第五種目:ボール投げ
『出久、特大記録は握力ぐらいだ!本気でぶちかませ!!』
100%の力を使うとき、ヴェノムのままだとシンくんにダメージが入るからヴェノムになれないからね…
『うん…わかった!!!』
僕は100%の力でボールを思いっきり投げる……が、記録は46メートル
『おい出久!!何してんだ!!』
「今たしかに使おうって……」
「俺が個性を消した……全くあの入試はつくづく合理性に欠くよ、お前のような奴も入学できてしまう」
「消した…それにあのゴーグル…そうだ!みただけで個性を消せる抹消ヒーロー!イレイザーヘッド!!」
「ほー…個性を消す個性…すげぇな!!」
「無駄話はいい…お前、入試の時と同じことをしようとしてただろ、お前はまた怪我して誰かに助けてもらうつもりか?」
「そ、そんなつもりじゃ!!」
「どういうつもりでも周りはそうせざるをえなくなるってことだ…ボール投げは二回、とっとと済ませな」
『出久、あんぱいとってヴェノムで投げるか?』
『それでもいいけど…それだと飛距離が短い…ブツブツ』
『まーたはじまったよ出久のブツブツ喋り』
どうする…どうする……そうだ!!
指先にだけ…力を集中させて…!!!
『出久…お前やっぱすげぇわ』
僕は人差し指にだけ力を溜めボールを投げる
「705.3メートル……」
痛い…でも…あの時よりマシだ…!!
「先生…まだ…動けます!!!」
「こいつ…!!」
「おい出久!かっちゃんよりたけぇな!!」
「あぁ!?んだとテメェ!!!俺の方がもっといけるわ!!!」
「負け犬の遠吠えか?えぇ?かっちゃん」
「デク!!テメェの個性だろうが!!ちゃんとしつけとけクソが!!!」
「おい、無駄話はやめろ時間が勿体無い」
その後も僕は記録を伸ばし続け…結果
1位八百万
2位轟
3位爆豪
4位緑谷
4位になりました…
『俺のおかげだな!多分俺いなかったらお前最下位だな!』
『そんな気がして怖いよ……』
「最下位除籍ってのは嘘ね、君たちの最大限の力を出させるための合理的虚偽」
『そうだったのか…てっきりほんとかと思ってたよ』
『あいつ…変わってるな』
初日終了…下校時間
『疲れてるな出久』
「治癒するのにも体力がいるからしすぎると死ぬんだって…」
『ほへぇ…なら家帰って飯食って寝ようぜ』
「緑谷くん!指は大丈夫かい!?」
「あ!お二人さん!駅まで行くの!?待ってー!!」
「君は無限女子!!」
「『無限女子!!!」』
「麗日お茶子です!飯田天哉くんに…緑谷デクくん!!」
「デク!!?」
「上の名前はわかってたけど下の名前わかんなかったから…テストの時爆豪って人がデクって言ってたから下の名前なのかなって思って!!」
「そりゃこいつをバカにしてるあだ名だ」
「なるほど…蔑称か…」
「えっ!そうなん!?ごめん!!……でも、頑張れって感じでなんか好きだ私!!」
「デクです!!」
「緑谷くん!?」「出久!!?」
「いいのか!?蔑称だぞ!?」
「そうだぜ出久!」
「コペルニクス的転回……」
出来ないことだらけだし頑張らなきゃならないけど……友達ができたことくらい…喜んでもいいですよね、オールマイト……!!
こうして長く大変だった雄英高校の初日が終わった
この小説を読んでいる人がとてもたくさんいるのでとても嬉しいです!!
これからもよろしくお願いします!!
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