ええ、更新じゃありません。何故更新をせずこっちを書いたかと言えば頼まれたからです。ええ、何度か前書きやらなんやらで名前を上げている個人さんに……。
なんかポケモンバトルの描写を見たいとかなんとか……。
という事で書くんだったら自分の好きなポケモンで書いてやろってことでヒコザルにしました。
では本編どうぞ!
やあ!俺はポケモントレーナーのヒナタだ。チャンピオンになるべくジムに挑む為、各地を転々と旅している。そして俺の右肩に乗っているのが相棒のヒコザルだ!え?なんで心の中でこんな事を言っているかって?HAHAHA!現実逃避がしたいからさ!なんたって今キッサキシティのジムから出てきた俺の目の前には……
「よう、ヒナタ!久しぶりだな!ノモセシティ以来か?またお前がどれだけ強くなったか確かめてやるよ!」
幼馴染のコウが立ちはだかっているからだ。正直言って面倒臭い。さて、あの手を使うか……。
「……あの〜、どちら様でしょうか?残念ですが貴方の事を全くと言っていいほど存じ上げていないので、即刻自分前から退去して頂いて宜しいですか?」
「あっ!すいません」
「いえいえ、では〜」スタスタ
「……って待てや!おいコラヒナタ!」
チッ!無理だったか。だがここであっさり認めるのは余りにも詰まらないのでもうちょっと茶番を続けてみる。
「何でしょうか?私の名前はヒナタでは無くヒュウガですが?」
「おいやめろ!この世界観では通じない言葉遊びをするな!」
「おやおや、Ka☆N☆Ziを知っている方がいるとは……」
「そんな茶番はどうでもいいんだ!バトルやろうぜ!」
「毎度毎度なんなんだい君は?どっかのサッカー大好き少年みたいな誘い文句でバトル吹っかけてきて」
「だからこの世界観で通じないネタをぶち込んでくるな!」
「なんだい?あの作品がレベル○ァイブの作品だからダメなのかい?任○堂の作品だったならいいのかい?マ○オやゼ○ダだったらいいのかい?」
「そういう問題じゃねぇ!」
まあ、ここらで茶番はいいだろう。これ以上やると正面の相手だけで無く、知らない偉い人まで怒っちゃいそうだし。全く、誰だい?ゲームの主人公にこんな自由なネタ話を出来る仕組みにしたのは。お陰でコウがカンカンじゃないか。
「わかったよ。バトルすればいいんだろ?ルールはいつも通り。一体一、使える技は4つまでだ。それでいいか?」
「ああ、始めっから応じりゃいいんだよ!出てこいエンペルト!」
「……はぁ、出番だヒコザル。すまないねジム戦後すぐだって言うのに」
そう言うと肩に乗っているヒコザルにある物を渡し、送り出す。ヒコザルはヤル気満々のようだった。
「それにしてもお前まだヒコザルを進化させてないのか?」
「ああ、ヒコザルはこのままで十分に強いからな」
「にしたって相性ってもんがあるだろう。コッチが先にポケモン出したんだせめてレントラーとかにするとか出来ただろ?」
「いや、ジム戦終了直後だと言うのに戦いを挑んできた阿呆がいてな。ほかの手持ちは全部手負いなものでピンピンしてるのが偶然相棒だっただけだよ」
「そ〜かい、じゃあバトルスタートは俺がコイントスして地面にコインが落ちたらだ」
「……なんか随分とアレな方法使うんだな」
「だーてろ、良いだろ別に!ほらじゃあやるぞ!」
「ああ、かかってこい」
そしてコウの手からコインが弾き出され綺麗な放物線を描きながら俺とコウの中間位へと向かって行く。コインが地面に着き、最初にアクションを起こしたのはコウだった。
「エンペルト、メタルクロー!」
「ヒコザル、しんくうは!」
確かにエンペルトの方が先に攻撃モーションに入っていただろう。しかし先に攻撃が成功したのはヒコザルだった。エンペルトはしんくうはの威力でアイアンクローをキャンセルされただけでなく、初めの位置まで戻される。対してヒコザルは一二歩バックステップをして距離を取る。
「どうして?先に攻撃指示をした筈なのに……」
「勉強不足だなコウ、しんくうはは先攻を取りやすい技なんだよ」
「くそ!エンペルト、ハイドロポンプ!」
「ヒコザル、あなをほるで地中に逃げろ!そしてエンペルトの近くまで移動!」
「させるか!エンペルト、じしん!」
まあ、あなをほるを使ったらそりゃじしんを使ってくるよな。でもそれはやらせない!
「ヒコザルそこからエンペルトに向けてしんくうはだ!」
「何ィ!」
そんなコウの驚きの声と共にヒコザルが地中から打ったしんくうはが地面を通り抜け、じしんを放とうとしていたエンペルトに当たり、軽く吹っ飛ぶ。あっ、当たるんだ!しんくうはは漢字だと真空波だから波動なら地面通り抜けるんじゃねぇかと思って打ってみたけど当たりだった。アドリブで言ってみたけどやってみるもんだなぁ。然し地中という事もあってか、威力が下がっていたらしく、よろけながらも直ぐに立て直すエンペルト。だがヒコザルはその間に素早く移動し、エンペルトへとあなをほる攻撃を喰らわせる。あと一押し!
「トドメだ!ヒコザル、グロウパンチ!」
「攻め急いだなヒナタ!エンペルト、こらえる!そしてヒコザルを掴んでメタルクローだ!」
エンペルトはグロウパンチを正面で受けるがこらえるで耐え、ヒコザルのグロウパンチを打った右腕を掴み、ヒコザルをメタルクローを喰らわせる。
「まだだ!ヒコザル、ねこのて!」
そう言うとヒコザルは口を大きく開け、そこから黄緑色の光が見える。
「ソーラービームとは残念だったな!これで終わりだ!エンペルトハイドロポンプ!……っておい!なんでタメが終わってるんだ!」
エンペルトがハイドロポンプを放ったのと同時にヒコザルはソーラービームを繰り出す。初めは拮抗していた互いの攻撃も、エンペルトの方が押されていき、そしてソーラービームがエンペルトを直撃する。エンペルトはコウの横まで吹っ飛ばされ、目を回しており、立ち上がる様子はない。
「エンペルト戦闘不能。俺の勝ちだな」
「ああ、俺の負けだ。でも聞かせてくれ、ソーラービームはタメ技の筈だ。なのになんであの時もうタメが終わったんだ?」
「これだよ」
そう言って俺はコウに近づき1枚の葉っぱを見せる。然し見覚えが無いのかコウは首を傾げる。
「それは?」
「パワフルハーブってアイテムだ。タメ技を省略して打つことが出来る。でも消耗品で一回使うともう使えないし、結構貴重なアイテムだから知らなくても当たり前だと思うぞ」
「そっか……しっかしまた負けちまったなぁ!今回は結構自信あったんだけどなぁ」
そう言いながらコウは地面へと座り込み、胡座をかきながら自分の膝に肘を着き、頬杖をつく。
「ああ、じしんの時は結構やばいかもって思った。地中からしんくうは打ったの今回が初めてだし。まさか当たるとは……」
「あれアドリブだったのかよ……でも確かに俺も当たるとは思わなかった」
「いやさ、しんくうはって特殊技だし、しんくう"は"って言うくらいだから地面とか関係ないかなって思って打ってみたんだ」
「……お前らしいな」
「それにねこのてを使ったのも奥の手だったしな」
「よく使おうと思ったな」
「いや、ジム戦ヒコザル含め手持ち2体で十分だろって思って持ってってなかったし、もう一体ロズレイドで技全部草タイプの技だったからさ」
「なんでジム戦で舐めプしてんだよ」
そう言うとコウはンー!と言いながら伸びをして立ち上がる。
「さて、じゃあポケモンセンター向かいますか!」
「ああ、そうだな。俺も早く手持ちのポケモン達を回復させてあげたい」
そうして俺とヒコザル、コウとエンペルトはポケモンセンターへと歩を進めるのだった。
どうでしたでしょうか?
えっ?なんでポケモンの鳴き声がしないのかって?それはですね、ヒコザルはともかくエンペルトの鳴き声がわからなかっt(殴
にしても個人さんの我儘にもこまったものです。とても自分からバトル描写が苦手と言っている人間への所業とは思えません。はい。
まあ、それも彼らしいのですが……。
感想からのご指摘ありがとうございます。少し流れが変わりましたが、問題ないレベルに直せたと思われます。
感想・批判どちらも待ってます。誤字脱字などもあったら知らせて頂けると嬉しいデス!
ではまたノ