とある小説家様と話をしていたら二次創作を書くことになりました。誠心誠意がんばって書きますが、どう頑張っても本篇を読んだ方が面白いと思います。
――ところで、二次創作が本篇を超えてしまっても、構わんのだろう?
その髪は金色だった
某年、四月一日。
そこにはきれいに咲いた桜の花を満開にさせ、大人が手を広げ抱きしめても到底届かない太さの樹木をもつ木々の数々が、その木を横切る少年少女たちをその桜吹雪で祝福していた。
木々を横切る少年少女たちは一人一人違った表情をしており、これからの生活に期待しているのか意気揚々とした笑顔の者もいれば、緊張しているのか胸に手を当て呼吸を整えている者もいる。
誰一人として同じ表情の者などいなかった。しかし共通しているものもある。それは服装と、向かう方角だ。男女共に少し大きめな紺色のブレザーに身を包み一つの建物へと歩いている。
今日はとある公立高校の入学式。この学校は戦後すぐに建てられた学校であり、自称だが進学校でもある。
その高校の校門は、今日、この高校に入学するべく厳しい入試試験を突破した新たな学生たちを迎えることを喜んでいるかのように大きく開いていた。そしてまた、そこを越えた新たな生徒たちも「これからこの学校で新しい青春が始まる」ことを自覚してか、その表情を一新していく。
そんな生徒たちの中に、一人、とても異質な女生徒がいた。
他の女生徒と比べてもその背はとても小さく、数値にしてなんと144cm。背の順にして並んでしまえば先頭はまず間違いないだろう。
また、その顔立ちは身長相応にとても幼い。小学生が高校生ごっこしていると言えば信じてしまう人は多くいるのではないか。それくらい彼女は小さく、また幼かった。
しかし、そんなものが問題にならないくらい異質なものを彼女はもっていた。それは髪だ。
彼女の髪は太ももに裕に到達しふくらはぎに届くほどの長さであり、その色は夕焼けを思わせるかのような綺麗な黄金色。そして登頂からは一房、ぴょこぴょこと揺れる髪――俗に言うアホ毛が伸びていた。
当然だが、この学校にはこんなに幼い生徒はおらず、またこんな長さで金色の髪をもつ生徒も当然いない。
周りと比べて明らかに異質で、悪目立ちしそうな女の子。それが彼女だった。
しかし、そのとても特徴的な女の子を見ても周りの生徒は一切の反応を見せない。彼女にぶつかり、彼女を倒しても見向きもしない。
彼女のことなど視界に写っていないのではないか。そう思わせるほどである。
「たはは、やっぱりまだ見えませんよね……」
金色の女の子は尻餅をついたときに打ったであろうお尻をさすりながら独り呟く。
「でも、頑張らないと!」
元気よく叫んだその言葉は、誰に向けたものでもなく、ただ虚空へと消えていく。
これは、そんな彼女の物語――。
ここまで読んでくださりありがとうございます!!
いやー三人称視点だけで書くのって難しいっすね! 基本的に自分はいつも二人称+三人称って視点で書くんですけど、主人公はこのロリっこなので!!
でもまあこのロリっこ、本篇で心情の地文が薄いんでこのロリっこだけで書くのは難しいんすよ。なのでオリジナル主人公交えたダブル主人公、みたいな感じで書けたらいいなーって思ってます(希望的観測)(多分無理)(諦める)。
ちくせう、もっと読み込めれば……。
とまあ、そんなことは置いといて、目標は作者様に「おお、これええやん!正史にしたろ!」って言われることです。それ目指してがんばるぞー!!