昨日、ボロボロの姿で帰投した五十鈴たち対潜艦隊を迎え入れたのは、提督から全権を預かった私、鳥海ただ一人であった。大淀から渡された作戦指令書によると、次は輸送作戦と敵の撃破という二つの行程を経る作戦であった。そのため、五十鈴たちの帰投より先に、まさしく暁の水平線に出撃した形になる。五十鈴たちが夜戦に勝利したという報告の段階で決めた作戦メンバーは羽黒、あきつ丸、狭霧、響、霞、瑞鳳であった。特に、あきつ丸と霞が搭載する大発動艇が今回の勝負の鍵となる。報告書の作成をしながら、ふと輸送部隊の出撃前に交わした羽黒との会話を思い出す。
「ちょ、鳥海さん! あの……」
彼女とは着任時期も近く同じ重巡の四番艦ということで切磋琢磨しあってきた。戦果も上々で提督からも信頼され、書類仕事を彼女が、こうした陣頭指揮を私が担当することも多かった。今回も彼女には秘書艦業務のようなものも一部担ってもらっている。
「こ、今回の任務はその……鳥海さんが担当した方がいいのでは? 敵は強力なようですし」
「だからこそ、よ。今回の主眼は輸送任務。私がこう見えて血の気が多いは承知でしょう? 深追いせず、他の艦を護ってあげて欲しいの。戦闘には不向きなあきつ丸も参加しているのだから」
「は、はい!! 羽黒、必ず皆さんをお護りします!!」
そうして、羽黒を旗艦とする輸送任務部隊の活躍により前線を推し進めることが出来た。続いて集積地棲姫撃滅の為の部隊として、狭霧、響、あきつ丸と交代で、阿武隈、睦月、満潮を部隊に編成しての出撃となった。彼女らもまた、大発動艇や内火艇を搭載できるということで、陸上型の深海棲艦を相手にする際に強力な戦力となる。
「私が不運なせいで皆さんにご迷惑を……。支援艦隊として今度こそ活躍してみせます!」
「この響も、同じ特型として彼女と一緒に支援艦隊の随伴任務に就くよ」
この西方にかなりの艦娘を集めてはいるが、戦力にも限りがある。特に支援艦隊には戦艦3名と空母1名を編成し、彼女らの随伴艦として駆逐艦が二人必要なため、出撃したばかりの彼女たちの手を借りなければならない。そもそもを言えば睦月や満潮は対潜警戒にも従事していたのだから、人員のかつかつっぷりがよく分かる。既に重傷である大潮、あきつ丸、山雲を第七駆逐隊が佐世保まで護送している。
「第三戦隊、支援任務確かに承ったネ」
「霧島さんはこっちですよ。指揮に支障をきたします」
「ふふ、分かってるわよ。加賀さん、狭霧ちゃん、響ちゃん、お願いします」
「私がこの海域に来られるなんてね……」
かつてこのパラオ泊地近海で座礁したため、セイロン方面には来ていない加賀さんに今回の支援艦隊に参加してもらい、とうとう抜錨。あとは待つことしか出来ない。みんな、必ず、必ず帰ってきて……。
うちの重巡で双璧をなす羽黒と鳥海の話&何故に特効がつかないの加賀さん?ということで調べたお話の二部構成です。
E2(丁)突破メンバー
阿武隈改二lv83
睦月改二 lv67
満潮改二 lv78
霞改二 lv78
瑞鳳改二 lv92
羽黒改二 lv88
丁にしたおかげで札の呪縛を逃れたため満潮と睦月を投入しました。E2は欲しい艦がいっぱいなので頑張って周回します。弾薬がないけどね!!