卍系の俺が!同じクラスの陰キャに憧れるわけは? 作:だっちゃん
下坂俊は、俺にタメ口禁止という言葉を残して、帰って行った。俺はこれから、進とカラオケに行く予定がある。やはり、夏休みは遊ばなくてはならない物である。夏休みに遊ばないなんて、人生の半分損しているもんだ。進とは5時にカラオケの前で、待ち合わせをしている。まだ待ち合わせまで時間があるので、俺は本を読むことにした。
もちろん読む本は塩野桜先生の本である、何故俺が急に先生と呼ぶようになったかは俺にもわからない。
俺は数時間本を読んだ。
だいぶ読むスピードが上がってきた、2時間あれば1冊読めるぐらいに、塩野桜先生の本は流石だった、あの情景描写といい、何回も俺のことを泣かす、やっぱり俺は塩野桜先生に会って話がしたい!
けど....会えない。そう簡単にはいかないのだ。長い間探しているけど、全く情報が掴めていない、本屋でバイトしていても、正直意味ないと思う。でも本屋のバイトは楽しいから、辞めるつもりは無い。
そろそろ待ち合わせ時間になるので、家を出ることにした。数分歩いて、待ち合わせ場所のカラオケに到着した、そこには既に、進がいた。
「よっ!」
「おっ!壮馬!」
相変わらず元気そうだ!俺もこいつが元気なおかげで俺が元気って言うこともあるからな。
「よっし!行きますか?」
「おう!」
俺と俊はカラオケに入り、フリータイムで歌うことになった、フリータイムをとる時は気をつけなければならないことがある。最初から飛ばすと、最後が持たない
最初は軽い曲から歌うのがいいと誰かから聞いた。
「おい!何歌うか?」
「勿論これっしょ!今流行りの〜!」
「お前それ最初にいくのか?」
最初から飛ばすな。後半喉が死んでも知らないぞ?
「いえーい!うおーー!!!いっけ!進!!!!」
俺はこんなテンションで盛り上がっていた。
「うえーーーい!!!俺は進だああああ!!!!」
いくらカラオケでもこのテンションでいたら、店員に引かれるんだろうな。じゃあ次は俺の歌う番だな!
「うえーーい!!!次は俺が歌うぜ!俺の名は壮馬だ!!!!!!!!!!!!」
「えっ...きも」
「おい!!!」
最初はきもいとか言ってたけど、歌ってる時めっちゃ盛り上げってくれた。
数時間後
「はぁ.......」
「おい!壮馬!もう終わりか?」
「喉が.......」
「お前まだまだだな!」
「うるせえ!」
逆に喉が枯れない方がおかしいだろう。
その後も俺は喉が枯れながらも歌い続けた。進は全く声が枯れていない。喉だけ異世界人なんじゃないか?と思った。
「うがあああ!もう行こうぜ」
「えっ?まじ?もう行くの?」
「俺はごれいじょううだえねえ」
「ははっ、ガラガラやん!」
「ががががが」
マジで喉が死んでる。これは当分話せないだろうな。学校で先生に、指された時に喉があれなんでって言えば、いいのか?って夏休みじゃん、夏休み終わるときには既に治ってるだろうな。
俺と俊はお金を払って、カラオケを出た、いつもだったら、飯行こうぜとかなるはずが、今日は進からそのような言葉は出ず、解散となった。
本屋の前を通った。この時間にお店はやってないはずなのだが、なぜだか明かりがついていた。俺はその明かりが誰だか気になったので入ることにした。これで俺がバイトしてないで入ったら警察沙汰だが、俺はバイトをしてるので大丈夫だろう。
「シャッターは閉まってないな、鍵は??」
鍵は空いていた。誰か入ってきたらどうするんだ。店内にはいないから奥の従業員の部屋にいるのだろう。
「失礼します〜!」
「きゃっ!」
「すいません!」
やばい、着替えてたのかな?俺は見てないから無実だぞ!見てないはず!見てない!絶対俺は見てない!!無実だあああああああ!!!!!!
「誰ですか?」
「すいません、一応従業員です。」
ドア越しに話しかけてきた。聞き覚えがある声だった。
ドアが開いた、そこには見たこともない女性が立っていた、とても大人っぽく綺麗な方だった、俺は一目惚れに近い思いをした。
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塩野桜
ちょっと待ってよ、なんでここにナンパがいるのよ。第一印象ではバレてないみたいだけど、今日の私はひと味違う!こんなに大人っぽいのだから、バレないはずだよ。私今執筆中だから、バレたらやばい。
「あーどうもここのお部屋を借りさせてもらってます。塩野桜です!」
普通はここでペンネームを言わないんだけど....今はしょうがない。塩野桜は永久に秘密なのだから!
「えっ....あの塩野桜さんですか?」
「はい!そうです!」
あー忘れてた、こいつ大の私のファンだったんだ。やばい面倒臭いかも。ファンは嬉しいけど、ただのナンパやろうじゃん。私ナンパされちゃうかも。
「えーっと....俺塩野桜先生の大ファンなんです!」
「えぇ!知ってますよ!」
「えっ?」
「いや知らないです。」
危ない!少しの気も許せない。私のこれからの高校人生が掛かってる。絶対にバレないようにしないともしバレたら.........
「みろーーー!!あいつ塩野桜だぞ!!!小説書いてるんだぞーーー!」
「やめてえええええええええええ!!!!!」
みたいなことになっちゃう。
「私のファンがこんな近くにいるなんて、とてもありがたいです!」
いいから早く帰れナンパ
「はい!!!ずーっと探してたんです!!」
「ありがとうございます!照れます!」
いくらナンパでもそういうこと言われると恥ずかしいな。
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神だああああああああああああああ神様は俺と塩野桜さんを会わせるように仕向けてくれたんだ!!神様ありがとうございます!もう死んでもいいです!
「あのー少しお話したいんですが、奥行っていいですか?」
「あーえーっと、今仕事中なんで、見られると大変なのですいません」
「ですよね!すいません」
まぁそうなるよな。俺みたいな一般素人が、あの有名な塩野桜先生とお話出来るわけないよな。うん!しょうがない。
「あのー今度時間があれば、話ししましょ!」
「はい!!!!!」
まさかの塩野桜先生からのお誘いが!!!俺は何があろうと、優先して、塩野桜先生の元に向かいます。正直、塩野桜先生の仕事を見たい気持ちあるんだよな。まぁしょうがない。
「じゃあ俺はこのへんで失礼します!」
「あっ!はい!」
俺はお店を出た。
「はぁ.....やっと行ったよ!さぁ!仕事!仕事!」
俺は店を出たと真っ直ぐ家に向かった。もしお店に長い間居たら、俺は何をするかはわからない、普段のテンションの俺であればもっと一緒にいたんだろうけど、今日は疲れてたし、いざ本物を前にすると、普段通りにはいけないことがわかった。長い間俺は塩野桜先生を探した!今日やっと塩野桜先生を見つけた!もっと喜びたいが、今日は我慢することにした。
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次の日
俺は朝から夕方まで考え込んでいた。昨日の出来事が嘘見たい、でも俺は確かに塩野桜先生に会った。
でも一つ気になることがある。塩野桜先生は何故あそこに居たのだろうか?もしかしたら、俺に隠してる人がいるのかもしれない。塩野桜さんが普通あんなちっぽけなお店にいるわけがない。誰かが鍵を渡したのか?それともうちのお店に働いている人との中に塩野桜先生がいるのか?
ピンポーン
まじか、誰だよ?
「はーい!」
「あっ、俊です!」
「何の用だ?」
俊は最近ドSになり、俺の事をいじめる。こいつが家に来るって言うにはいい予感はしない。
俺はとりあえず、ドアを開けた。
「こんにちは」
「よっ!!」
「おおーー!進!お前もいたのか?」
ドアの後ろに隠れていた、進を発見、こいつがいるだけで、俺の気持ちが楽かもな。
俺は2人を家にあげた。
この2人が一緒にいることってあるのかな?クラスの最上級と最小級見たいなもんだぞ?丁度俺が真ん中ぐらいかな?そんなことはどうでもいい、2人は俺に何のようなんだ?
俊は前回来た時よりも落ち着いていて、くつろいでいた。一方進は初めて家に入れたので、正座をしている、クラスの最上級が正座ってこれは面白いですな。
「で、お前ら何の用だ?」
「えーっと、なんでしたっけ?」
「あーあれだよ!タメ口禁止俺も協力してやるよ?」
「は?」
こいつら何を考えてるのか?俊だけじゃ断れると思って、進を連れてきたのか?汚い奴だな。俺がタメ口禁止なんて無理な話だ。
「壮馬?お前陰キャになるんだろ?あのお前が?」
ちょっと馬鹿にしたように、進が俺に言った。
「うるせえな!なんだっていいだろ?」
「まぁな!とりあえず、タメ口禁止がんばれよ?」
「ちょっと待ってください。タメ口禁止は二人ともですよ?」
「おい!そんなの聞いてねえぞ?」
「進、当たり前だろ〜進?」
「ちっ!まぁ、余裕っしょ!」
「ほ〜」
こうして俺達の夏休みタメ口禁止!が始まったのであった。
まだ俊に塩野桜先生と会ったことは言っていない。
こんばんわ!だっちゃんです!長い間投稿しなくて本当に申し訳ありませんでした!忙しい日々が続いてしまって、投稿できませんでした!これからもよろしくお願いします!