集「じゃ、姉さんまた学校でね。」
真名「うん。集も気をつけてね。」
そう言って集と真名は公園前で別れた。どうやら供奉院さんとは駅で待ち合わせてるらしくて別々になった。そして僕は公園のベンチで集合時間まで待つ。
集「……あと1分か…。」
そう言いながらスマホを見ると7:30分と表示されている。そして集が立ち上がると4人組の高校生が入ってきた。僕の同級生だ。
集「おはよう。八尋、祭、颯太、花音。」
八尋「おはよう集。今日からまたよろしくな。」
颯太「おはよ!高校生活にワクワクしすぎて寝不足とかにならなかったかー?俺はなったぜ!」
祭「おはよう。集。えっと…高校でもよろしくね。」
花音「おはよう。桜満君。それじゃもう皆揃ったし駅に行きましょ。」
そして公園を出て歩き出す。
集「でも思ってなかったよ。みんな同じ高校でまた3年間一緒だなんてさ。」
颯太「でも多分俺らの中学から近い高校は天王洲第一しかないしな。ほとんどのやつが受験してたし」
八尋「そうだな。確かに受験当日は結構クラスメイトに会ったぞ。多分颯太の考えた通りだな。」
そしてそんな話をしているうちに駅に着いた。うちの近くの駅はりんかい線しか通っていないため、これしか通学手段が無い。
そして改札を通りホームで電車が来るまで待つ。
祭「そういえばクラスどうなってるんだろうね。私はみんなと同じクラスがいいなぁ。」
集「うん。僕もそれが望ましいよ。みんなと同じクラスになってると信じてる。」
そんな話をしていたら誰かに声をかけられた。
???「お前…桜満集か?」
ん?どこかで聞いた覚えのある声だ…?なにか…懐かしい気分だ。
集「…あっはい。…ん?どっかで会ったことことあるような……っ!もしかして…涯なの!?」
花音「桜満君。知り合い?」
集「うん。大島で漂流して倒れている所を僕と姉さんが助けたんだ。でも、引っ越した時に東京の寮に入るって言って家から出ていったんだけどね。」
涯「俺は元々中学を卒業したら家を出ていくつもりだったぞ?…あぁ、すまない自己紹介をしていなかったな。天王洲第一高校2年の恙神涯だ。最寄り駅がここだからよく会うかもしれんがよろしく頼む。」
涯「…そういえば集。今日は放課後空いてるか?実は俺の同級生のアルゴたちも入学してるんだ。お前たちの入学祝いで飯食いに行かないか?」
集「あーごめん涯。今日は家族でご飯食べに行く予定入っちゃってるんだ。明日じゃまずいかな?」
涯「そうか…わかった。明日紹介しよう。…電車が来たな。」
そして僕達は電車に乗っていく
涯「それじゃあ、明日な。楽しみにしてるぞ。」
集「うん。じゃ、また明日。」
そう言って涯は同級生の所に行ったので僕も颯太たちの所へ戻る事にした。
そして色々な話をしていると駅に着いた。
颯太「…結構人多くね?押しつぶされるよこれやべーよ!」
八尋「そうか?通勤ラッシュだから当たり前だしこんな事は多分よくある事だぞ。」
颯太「うげぇ…めんどくせー……そういや集!お前何部入るんだ?」
唐突すぎるだろと内心思いながら答える。
集「うーん…まだ決めてないなぁ…僕はよく見てから決めるかな。」
八尋「そうだぞ颯太。しっかり見て決めないとこの先大変だぞ?」
学校 入口の近く
僕達は今クラス表一覧を見ている。運が良かったのか祭、八尋、颯汰、花音とは同じクラスだった。
集「偶然にも程があるけどみんなまた同じクラスだね。みんなこれからもよろしく。」
八尋「あぁ。高校でもよろしくな集。」
颯汰「おう!よろしく!…ん?あの子集のねーちゃんに似てねぇか?」
颯汰が指をさした方向には僕の姉…真名と同じ面影があった。
そこには、違う世界では巨大な剣を出し、集と共に戦う少女、楪いのりがいた。