悪役になる瀬戸際で   作:マミる人

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よろしくお願いします


第1話

白野 狐

12月1日生まれ。

性別、男

趣味、ゲームに読書

体を動かすことはストレスの発散のため

 

家族構成、肉親は姉と母親が1人。

 

将来の夢。

オールマイトのような最高なヒーロー。

 

絵に描いたような凡人

可もなく不可もない。

 

そんな彼の唯一、非凡な才能は─────

 

 

 

 

 

 

 

「狐ー、虎々ーもう八時よ?遅刻するわよー」

 

茶髪の、髪の毛の長い女性。

白野 瞳は階段の下から2階に向かって声をかける

すると、2階から「はーい」と少し低めの女の子の声が聞こえる。

トタトタと2階から降りてきた、瞳に似た少女は髪の毛を括りながら瞳におはようと話しかける

 

「あら、虎々おはよう。狐は起きてたの?」

 

「起きてたよー。ただ髪の毛ボサボサだったからもーちょっとかかりそう。」

 

「あらあら、あの子また遅刻ギリギリになっちゃいそうやねえ」

 

テーブルに三人分の朝食を並べながら瞳はコロコロと笑う

年齢は今年で35のはずだがまるで少女のような雰囲気の瞳は、年々若返ってる気がするとは虎々談である

 

「学校とか塾関係にはあの子ほんとになんでか時間にルーズやねぇ…」

 

誰に似たのかしらね

コロコロと笑いながら朝食を並べわ終わった瞳は、虎々の正面のテーブルにつき、ご飯を食べ始める

 

「眠い…」

 

ようやく狐は起きたのか、2階からトントンと降りてくる

目を擦りながら降りてきた、白髪メガネの少年はあくびをする。

おはよー

おはよ

と、二人の挨拶におはよーと返し自分も席につきご飯を食べ始めた

 

「そうえばもーそろそろ狐も受験やねぇ」

 

「というかむしろすでに狐は受験シーズン真っ只中やで??母さん」

 

「あら、そうだったの?やっぱり狐は雄英高校を受けるのかしら?」

 

「あ"〜そうなるねぇ。ヒーローになりたいし」

 

狐は豚汁を飲みながら答える。

豚汁の湯気で曇ったメガネを外し、もう一度飲み、ため息をついたのち

 

「ただ今年は偏差値79だから、大変やろけどねえ…」

 

偏差値とかぶっちゃけよーわかってないけど

そう言うとまた豚汁を飲む

その様子を見ている虎々は「あんたねぇ…」

と呆れながらお茶を飲む

しかし、当の本人は「受かるかなあ」とボヤきながらご飯を食べるのを再開するのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通学中。

なにやら目の前の通りに人がせめぎ合っていた。

「なんやろ一体…」

学校に向かう途中であるが、ヴィラン退治中なのかと思い人混みの中をかき分けて入っていく

入っていく最中に見えたのは、なにやら巨大化しているヴィランをヒーローが捕縛しようとしている最中のもののようだ

 

「…!誰がヒーローしてんねやろ。」

 

行ってみよかな

呟きながらさらに人混みをかき分け、前に行ってみる。

ヴィランと対峙しているのは、顔や腕が木で出来ている忍者のような格好をしたヒーローだった

 

「あれは…」

 

なんだっけ。

狐がヒーローを好きになった理由は、とある大災害時に千人を超える被災者をたった一人で助けた伝説を持つヒーローが入口だった。

しかし、ほかのヒーローを進んでどんなことをしているか知ろうとしなかった彼はほかのヒーローに疎く、あの忍者のようなヒーローを見たことはあるがなにか思い出せずにいた。

 

「誰戦ってます!?」

 

狐が思い出そうと、うーんと唸っているとなにやら狐と同じく人をかき分けてきたであろう天然パーマの少年が目をキラキラさせながら誰か戦ってるか聞く

 

「シンリンカムイ!!人気急上昇中の若手実力派!!」

 

誰かが説明するのかなあと思いながらそちらをちらっと見ると、聞きながら自分で解説をしはじめた

 

「聞いといて解説か兄ちゃん!オタクだね!!」

 

その隣にいたおじさんが快活にその解説にツッコミを入れていた

狐はそれを見ながら「(詳しいなあ…)」

するとなにやらヴィラン退治をしている最中に動きがあったようだ

先程の少年がシンリンカムイを指さしながら笑顔で言う。

 

「あ!出ますよ!先制必縛…!」

 

 

ウルシ鎖牢!!!

ヒーローが叫び、ヒーローの木の手が枝分かれしながらヴィランに迫る。。そして捕縛すると思った瞬間

巨大なヴィランの顎が、巨大な女性ヒーローに蹴り飛ばされる。

 

「キャニオンカノン!!!!!」

 

その巨大な女性ヒーローがけった衝撃で強い突風が起き思わず目を瞑る。いきなりのことに先程まで元気に話していた少年とおじさんや周りの人が固まる。

 

周りが静かになったのを感じながら目を開けると建物の3、4階はあるであろう巨大なヴィランよりもさらにでかい女性ヒーローが、蹴り倒したヴィランの足をつかみながらこちらに振り向き、名乗る。

 

「本日デビューと相成りました!Mt.レディと申します!」

 

以後お見シリおきを!

と、なぜかしりの部分を変に強調しながらいうMt.レディをしたから写真とるヒーローの追っかけ?(だと思う)カメラを持った人達が

「キタコレ」

といいながら写真を撮っていた。

 

 

 

 

 

 

 

「シンゲキカムイ…?やっけ…出番取られちゃってたなあ…」

と呟くと、先程の少年がこちらを振り向き

「違うよ!?シンリンカムイだよ!」

と、ツッコミを入れてくる

いきなりのことで少し引きながら「あぁ…そうなんやね…」

といい、少し頭を下げ、人混みを抜けて学校に行こうとすると、その少年が声をかけてきた

 

「あれ、もしかして白野くん?」

 

…?なんで名前知ってんねやろ

 

「?そうやけど、なんで名前を?」

 

「隣のクラスでしょ!?」

 

「あれ、そやっけ…?」

 

そう言いながら、白野は首を傾げうーん、と唸っていた

 

 

 

 

 

 

 

 




あざした
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