「行き当たりバッタリイフライブ!」第2章です!
Aqoursとμ'sが出会いそれぞれの輝きを目指す物語。
果たしてAqoursは「ラブライブ!」で優勝しμ'sと同じステージに立てるのか?
「ラブライブ!」決勝前日、秋葉原の高級ホテルで同じ夢を見ることを決めた18人。
今回の話しはそのラブライブ!決勝の一週間後から始まります。
何故Aqoursとμ'sは出会うことが出来たのか?
そこにはある少女の存在が…
それではμ's・Aqoursのコラボイフストーリー、
第2章「行き当たりバッタリイフライブ!サンシャイン!!」開幕です。
「これは素朴な物語。話すのは簡単ではないけれど。童話のように悲しみがあり、童話のように驚きと幸せにあふれている。」
映画「ライフ イズ ビューティフル」始まりのシーンより
【挿絵表示】
プロローグ 〜もし半年しか生きれないなら〜
〈ロシア…〉
穂乃果 「絵里ちゃん…」
絵里 「どうしたの穂乃果?」
モスクワのとあるレストランでコーヒーを飲みながら返事をする絵里。
穂乃果 「絵里ちゃんはさ…あと半年しか生きられなかったら…どうする?」
絵里 「な、何よ突然…ま、まさか穂乃果!?」
穂乃果 「うん…穂乃果あと…半年の命なんだ…」
絵里 「え!?……ほ、ほんとなの!?」
穂乃果 「………って思うようにして穂乃果は生きてるよ!」
絵里 「ちょっ…ビックリさせないでよ!」
穂乃果 「えへへ〜…ごめんごめん!……それで絵里ちゃんなら何をするの?」
絵里 「…半年か〜…私は漠然とおばあさまみたくいつかなるイメージをしていたからか何年、何十年先まで生きるのを前提に今何をすべきかを考えていたけれど…半年だと全く話しが変わるわね…」
首から下げたロケットペンダントを開けて祖母の写真を見る絵里。
穂乃果 「絵里ちゃんお婆ちゃん子だもんね!」
絵里 「うん…そうね。」
照れながら答える絵里。
絵里 「…でももしおばあさまみたく長く生きることが出来ないのなら…まず嘘を付くのをやめなきゃね。」
穂乃果 「え!?絵里ちゃん程嘘が似合わない人はいないけど…」
絵里 「そうでもないわよ?わたしこう見えて意地っ張りで見栄っ張りだから……でもそうね…「人」にじゃなく「自分」にもっと正直にならなきゃならないかもね。」
穂乃果 「…じゃあ絵里ちゃんはやり残してることがあるんだね?」
笑みを浮かべる穂乃果。
絵里 「…うん あるわ!…まず大好きなケーキを食べられなくなるまで食べてみたい!ことりみたくね!行ってみたい場所もたくさんあるわ!…スペインのサグラダファミリア、オーストラリアのエアーズロック…アフリカの野生の動物も見たいし…アラスカのオーロラ…出来れば宇宙にも行きたい!…でも〜…半年しかないのよね?だったら…やっぱりたくさん躍りたいかな!」
穂乃果 「…それはバレエ?」
絵里 「う〜ん…もちろんそうだし…それにやっぱりまたμ’sのみんなと楽しく躍りたいし…一緒に…一緒にまたあの海を観に行きたいな…」
懐かしそうに微笑む絵里。
穂乃果 「…そっか。」
絵里 「ご、ごめんね。なんかあまりハッキリした答えじゃなくて…」
穂乃果 「ううん!何となくわかるよ!絵里ちゃんがやりたいこと…」
絵里 「そう?…それで…穂乃果ならどうするの?」
目を閉じて沈黙する穂乃果。
絵里 「穂乃果?」
穂乃果 「穂乃果は…わたしは1人でも多くの人と1日でも長く歌を通して楽しい時間を過ごしたいな!」
この穂乃果と絵里の会話のシーンは物語が進むにつれ再び登場します。
それでは次回第1話「夢の時間の始まり」です。