行き当たりバッタリイフライブ!   作:山本富士

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第1話 夢の時間の始まり

 

2024年4月

 

〈とあるライブ会場控え室…〉

 

 

目を閉じて何かを思い出してる高坂穂乃果。

 

 

 

 

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少女 「穂乃果ちゃん…今日も〈ユメノトビラ 〉歌ってくれる?」

 

路上で歌う穂乃果に笑顔でリクエストする少女。

 

穂乃果 「うん!もちろん!

 

…ほんとにこの曲好きなんだね!

 

 

 

唯ちゃん!」

 

 

 

唯 「うん!大好きだよ!」

 

満面の笑みで答える少女唯。

 

 

 

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「ほ〜の〜か〜さん!

 

…穂乃果さん!」

 

 

穂乃果 「…あ!どうしたのリリィ?」

 

梨子 「どうしたのじゃないですよ!そろそろリハーサルやらないと!アセ …それからその呼び方しないでくれません?」

 

リリィと呼ばれて不機嫌そうな梨子。

 

穂乃果 「え〜?どうして?可愛いじゃん!…でもそうだね!そろそろ行こうか! ウィンク 」

 

梨子 「…何かを思い出してたんですか?」

 

穂乃果 「え?」

 

梨子 「ふふっ…いえ…」

 

 

 

ステージへの通路を並んで歩く穂乃果と梨子。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

穂乃果 「そういえば千歌ちゃん音ノ木坂の先生になったんだよね!いや〜凄い事だよね〜 シミジミ 」

 

梨子 「でも大変みたいですよ?今の音ノ木坂は凄い進学校みたいですから…」

 

穂乃果 「あと何と言っても現音ノ木坂スクールアイドルは唯ちゃんの妹の…」

 

 

梨子 「あ!それより穂乃果さん!一曲目は何を歌うんですか?」

 

穂乃果 「え?…そうだね〜…一曲目は…

 

 

〈ユメノトビラ 〉かな?」

 

 

笑顔で答える穂乃果。

 

 

梨子 「…わかりました。

 

…私も大好きな曲です!」

 

穂乃果 「そっか…じゃあよろしくね!リリィ!」

 

梨子 「だから…!私はリリィじゃなくて梨子です!」

 

穂乃果 「はいはいわかりました!梨子ちゃん!」

 

 

 

窓の外を見上げる穂乃果。

 

 

 

穂乃果 「…今日も精一杯歌うから…

 

 

聴いててね!唯ちゃん!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

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2018年9月

 

〈都内ライブ会場控え室…〉

 

 

 

凛 「ねぇねぇにこちゃん!」

 

にこ 「なによ!?今メイク中なんだから話しかけないでくれる?」

 

メイク中に話しかけられて不機嫌そうなにこ。

 

凛 「今日のライブってスペシャルゲストで穂乃果ちゃんも歌うんだよね?」

 

構わず尚も話しかける凛。

 

にこ 「…そうね ヘタな歌唄ってにこたちの足を引っ張らなきゃいいけど…ってだから話しかけんなっていうの! 怒 」

 

花陽 「穂乃果ちゃんと一緒にライブやるの久しぶりだから楽しみだよね♪この前のラブライブのオープニングでソロで歌った穂乃果ちゃん素敵だったよね〜 ウットリ 」

 

凛 「うん!〈ユメノトビラ〉ピアノソロ最高だったニャ〜!しかも真姫ちゃんが弾いてて驚いたニャ〜!(><)」

 

にこ 「…フン!にこだってあれくらい出来るのに…ラブライブの運営スタッフもまだまだキャスティングの大切さがわかってないわね!」

 

凛 「にこちゃん穂乃果ちゃんが唄ってるとき感動して泣いてたなかったかニャ?」

 

ニヤニヤしながら口を挟む凛。

 

にこ 「うるさいわね!あれは…演技よ!演技! アセ 」

 

真っ赤になって誤魔化すにこ。

 

花陽 「ことりちゃんが作った衣装も似合ってたよね〜!さすが有名なデザイナーに学んでるだけあってことりちゃんの腕も上がってるね!」

 

凛 「凛達の衣装もお願いしたいニャ!」

 

にこ 「…そうね!元μ’sの私たちの衣装なんだしタダで作ってくれないかしら?」

 

悪い顔になるにこ。

 

花陽 「さ、さすがに無償で頼むのは…アセ いくらまだプロじゃないとはいえ…」

 

 

「コンコン」

 

その時誰かが控え室のドアを叩く。

 

凛 「だれか来たにゃ!穂乃果ちゃんかにゃ?(><)」

 

「ガチャ」

 

凛 「穂乃果ちゃん!待ってたニャ!…あれ?」

 

ルビィ 「ピギッ!…あ、あの凛さんこんにちわ アセ 穂乃果さんじゃなくてごめんなさい…花陽さんに連絡したら楽屋に来てって言われて…てゆーか今日穂乃果さんも来るんですか!?」

 

驚きつつ嬉しそうに尋ねるルビィ。

 

凛 「ルビィちゃんだったかニャ!…あ!花丸ちゃんと善子ちゃんもいるニャ♪そうだニャ!穂乃果ちゃんも今日凛たちと同じイベントに出るんだニャ〜!」

 

善子 「善子じゃなくてヨハネ!!… クックック…今宵の堕天の刻を削ってまでこのライブ会場に来たのだから思う存分楽しませて貰います! 」

 

不敵な笑みを浮かべる堕天使善子。

 

花丸 「元μ’sの方に向かってやめるづら! アセ …凛さん!花陽さん!にこさん!お久しぶりづら…です!…ってまだこの前のラブライブ!で会ってから一週間しかたってないづら…ですけど!」

 

必死に「づら」を言わないように喋る花丸。

 

花陽 「ルビィちゃん!花丸ちゃん!善子ちゃん!いらっしゃい!来てくれたんだね♪」

 

善子 「だからヨハ…ムググ!」

 

 

ルビィ 「お、お姉ちゃん達も誘ったんですけど文化祭の準備とかで生徒会が忙しいみたいで…」

 

申し訳なさそうに話すルビィ。

 

にこ 「フン!せっかくにこが招待したのに3人しか来ないなんてAqoursも偉くなったわね!」

 

凛 「今日Aqoursを呼ぼうって言ったの凛とかよちんだけどね…」

 

花丸 「す、すみませんづら! アセ 千歌ちゃん達は少し手伝ったらこっちに合流するって言ってましたづら!」

 

花陽 「気にしないでいいよ! ウィンク 花丸ちゃん達が来てくれただけでも凄く嬉しいから!ニコニコ 」

 

包み込むような笑顔をする花陽。

 

ルビはなよしこ 『(こ、ことりさんに負けない癒しスマイルだ! ホワ-ン )』

 

にこ 「まぁいいわ!とにかく今日はにこ達の最高のステージを観てアイドルのことを学びなさい!」

 

ルビィ 「うゆ…は、はい!」

 

にこ 「…それにしても穂乃果遅いわね〜。どうせまた道に迷って見つけたパン屋で買い喰いでもしてるとかじゃないの?」

 

嫌な予感がしてきたにこ。

 

 

「バンッ!!」

 

 

花陽 「ヒ、ヒィ!」

 

ルビィ 「ピ、ピギィ!」

 

突然豪快に開いたドアの音に驚く花陽とルビィ 。

 

 

穂乃果 「イェ〜〜イ!みんなお待たせ! …ハムハム いや〜今日もパンがうまい♪」

 

満面の笑顔でパンを頬張りながら登場する穂乃果。

 

にこ 「ほ、ほんとにパン喰ってるし アセ …ちょっと!ノックしてから入りなさいよ!!…それに遅いわよ!! 怒 」

 

穂乃果 「ご、ごめんねにこちゃん アセ 道に迷ってたらお腹空いちゃって…そしたら美味しそうなパン屋さんがあって… テヘ 」

 

善子 「ま、まったくにこさんの言った通り…アセ この人をリトルデーモンにするのはやめておこうかしら…」

 

穂乃果 「リトルデーモン?……あぁ〜!!善子ちゃん、ルビィちゃん、花丸ちゃんだ!!」

 

善子 「ヨハネです!!」

 

花陽 「き、気付くの遅いな… 」

 

凛 「とてもラブライブであの感動的な歌を唄った人とは思えないニャ〜…」

 

ルビィ 「ほ、穂乃果さん! パアァ …こんにちわ!」

 

花丸 「一週間ぶりづら…ですね!」

 

穂乃果に会えて喜ぶルビィと花丸。

 

 

 

穂乃果 「…ルビィちゃん!花丸ちゃん!善子ちゃん!」

 

3人を見つめながら改めて名を呼ぶ穂乃果。

 

 

ルビィ・花丸『は、はい!』

善子 「ヨハネ!…はい。」

 

 

 

Vサインをする穂乃果。

 

穂乃果 「ラブライブ…優勝おめでとう!!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




…というわけで「行き当たりバッタリイフライブ!サンシャイン!!」始まりました!

冒頭に出てくる少女唯ちゃんは何者なのか?
Aqoursとμ'sの出会いから数年後の未来、梨子と穂乃果は何故一緒のステージに立つことになったのか?

どうやらAqoursは無事にラブライブ!で優勝したようなのでμ'sとAqours、奇跡の合同ライブ実現への道は繋がりました!

ここから彼女達の山あり谷ありの夢の時間が始まります!(><)

次回 「揺れるAqoursの2年生」
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