今回舞台は北海道です。
〜10月下旬〜
〈北海道・函館アリーナ…〉
この日函館アリーナには溢れる程の人達が集まっていた。
何故ならステージに立つのはあの伝説のスクールアイドル「μ's」と並ぶカリスマアイドルグループ、「A-RISE」だからである。
そして多くのファンの中には先月のラブライブ決勝に北海道代表として出場したスクールアイドルの二人の顔も混ざっていた…。
理亜 「姉様!やっぱりA-RISEのステージは最高ね!」
聖良 「うん!…やっぱり私達の目標の人達だわ…。次のラブライブこそ必ず優勝して…この人達に追いついてみせる!(そしてあの子達に…Aqoursの9人に私達の方が上だと証明してみせる!)」
『ワー!ワー!ワー!』
ツバサ 「北海道のみなさん!今日は私達A-RISEを見にきてくれてありがとう!…やっぱり北海道はもう寒いけど…その分皆さんの声援がとても温かいです!」
曲間に笑顔で観客に語るA-RISEリーダー、綺羅ツバサ。
『ワー! ワー! 』
『ツバサ〜 ! 』
『アンジュ〜 ! 』
『エレナ〜!』
ツバサ 「ありがとう!……それじゃここでスペシャルゲストを紹介します!先月のラブライブで素晴らしいソロステージを披露してくれた…元μ’sのリーダー、高坂穂乃果さんです!」
『ワー! ワー! 』
『ホノカ〜! 』
理亜 「ね、姉様!あれは…」
驚いた表情の理亜。
聖良 「うん…。先月のラブライブでお会いした…高坂穂乃果さん。」
穂乃果 「北海道のみなさん!今晩わ!元スクールアイドルμ’sのリーダーをやってました高坂穂乃果と申します!今日はA-RISEの方々から呼んでいただき皆さんの前で一曲歌わせもらう事になりました!…聴いてください…
『Snow halation』!」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
不思議だね いまの気持ち
空から降ってきたみたい
特別な季節の色が ときめきを見せるよ ♪
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♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
…………………
穂乃果 『ありがとうございましたー!!』
『ワー!ワー!ワー!』
〈ライブ後、A-RISE楽屋…〉
ツバサ 「凄く素敵なステージだったわ!相変わらず人の心を掴む歌を歌うのね…」
穂乃果に感謝の言葉を伝えるツバサ。
あんじゅ 「さすが元μ’sのリーダー穂乃果さんだわ♪」
英玲奈 「歌唱力は昔よりもはるかに上がっている…。この間のラブライブでのソロステージも素晴らしかったぞ。」
穂乃果を褒めるA-RISEメンバー、優木あんじゅと統堂英玲奈。
穂乃果 「ありがとうございます!…さ、さすがにA-RISEのお三方に言われると恐れ多いですね…」
A-RISE三人を前にして恐縮する穂乃果。
あんじゅ 「謙遜しなくてもいいのよ〜。今日の北海道公演は穂乃果さんのお陰でかんっぜんにfull houseだったんだから♡」
穂乃果 「(フ、フルハウス?…満員ってことかな?)…いえいえ私がいなくてもA-RISEのコンサートはソールドアウトですよ!」
穂乃果なりの解釈であんじゅに返答する穂乃果。
ツバサ 「とにかく今日はありがとね!…この後はどうするの?観光かしら?もし予定がなかったら私達と食事に行かない?」
楽しげな笑顔で穂乃果を誘うツバサ。
穂乃果 「あ…すいません…行きたいのはやまやまなんですが明日の夜歌わせてもらうライブハウスに下見と挨拶に行っておきたいので…」
ツバサ 「それは残念ね…。穂乃果さんのステージも観に行きたいけど私達明日の朝もうここを発つのよ…。じゃあまた予定を合わせて食事にいきましょ!今日のお礼に何でもご馳走するわよ!」
穂乃果にウィンクするツバサ。
穂乃果 「はい!楽しみにしてますね!」
〈函館アリーナ関係者出入り口…〉
穂乃果 「ハァ〜…(もう息が白い…さすが北海道!)さ、寒い〜!早くお風呂入りたいよ〜!」
『それならいい温泉ご紹介しましょうか?』
穂乃果 「え!?お、温泉?」
突然話しかけられて驚いて振り向く穂乃果。
聖良 「この近くにおすすめの露天風呂がありますよ!ね?理亜!」
理亜 「…コク」
そこにはA-RISEの出待ちなのかSaint Snowの二人が立っていた。
穂乃果 「あ、あなた達は…!」
聖良 「お久しぶりです!高坂穂乃果さん!」
理亜 「…フン!」
穂乃果 「………誰だっけ?」
セイラリア 『ガクッ!』
穂乃果のおとぼけに力が抜ける二人。
理亜 「わ、私達はラブライブに北海道代表で出てたSaint Snowよ!もう忘れたの!?」
自分達を忘れていた穂乃果に怒る理亜。
聖良 「….ということはあの日何故私達が駄目でAqoursが優勝出来たのかあなたに聞きに伺ったことも覚えておられないのですね…。
まぁ答えを教えては頂けませんでしたが。」
穂乃果 「…あっ!そっか!どっかで見たことある美少女かと思ったら…セイントスノウの鹿角聖良ちゃんと理亜ちゃんだ!」
理亜 「やっと思い出したみたいね!」
ムッとした顔で腕を組んで穂乃果に言う理亜。
ツバサ 「それで?…答えは見つかったのかしら?」
穂乃果 「…あっ!ツバサさん!」
突然会話に入って来る綺羅ツバサ。
セイラ・リア 『え……?ツ、ツバサさん!?本物!!!?』
身体が固まるSaint Snowの二人。
あんじゅ 「こんなとこで喋ってたら風邪引くわよ〜♡」
英玲奈 「フッ。立ち話も難だ… よければ私達の車で話さないか?」
穂乃果とSaint Snowの二人に向かって言う英玲奈。
セイラ・リア 『い、いいんですか!!?』
ツバサ 「フフッ。あなた達スクールアイドルでしょ?確か北海道代表の… 。直前まで私がラブライブの審査員をやることになっていたから知っているわ♪」
パチッとウィンクするツバサ。
セイラ・リア 『ほ、本当ですか!?う、嬉しい〜!!!』
泣いて抱き合う聖良と理亜。
穂乃果 「あはは…聖良ちゃんと理亜ちゃん凄いA-RISEのファンみたいだね…」
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〈A-RISEの移動車内…〉
穂乃果 「あ、相変わらず豪華なリムジンですね。」
聖良 「さ、さすがA-RISEの移動車…」
ゴクリと喉を鳴らす聖良。
理亜 「……(す、凄いわ。A-RISEと元μ’sのリーダーと同じ車に乗ってるなんて…)」
ツバサ 「それであなた達…セイントスノウ…だったかしら?…何故優勝出来なかったのか答えは出たの?」
車内に備え付けのグラスで飲み物を飲みながら言うツバサ。
聖良 「い、いえ…。た、ただ私達の踊りと歌のレベルがまだ日本一に届いていなかったということは受け入れましたが……だけど…」
若干緊張気味に話す聖良。
ツバサ 「だけど?」
理亜 「……何故私達より歌もダンスのレベルも低いAqoursが優勝したのかがわからないのよ!」
聖良 「理亜!言葉に気を付けなさい!」
理亜 「ご、ごめんなさい…」
俯く理亜。
ツバサ 「フフフッ。」
理亜 「な、何がおかしいんですか!?」
ツバサ 「あなた達… 昔の私達に似てるな〜って!…ね!穂乃果さん!」
穂乃果に笑い掛けるツバサ。
穂乃果 「え?…A-RISEとセイントスノウじゃまたタイプが違うけど…ただ…5年前のラブライブで私達μ’sが優勝したのと今回Aqoursが優勝した理由は同じだと思ってます!」
笑顔で言う穂乃果。
あんじゅ 「そうね…私もそう思うわ♡」
英玲奈 「フッ…そうだな。」
穂乃果に同意するあんじゅと英玲奈。
理亜 「…な、何なの?その理由って!?」
理亜をジッと見つめながら微笑んでツバサが言う。
ツバサ 「観てくれてる人達を楽しませようとするんじゃなくて…観てくれてる人達と一緒にステージを楽しむっていうことよ!」
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穂乃果 「ありがとうございますツバサさん!ライブハウス前まで送って貰っちゃって…」
リムジンの中のツバサにお礼を言う穂乃果。
ツバサ 「いいのよ!とっても楽しいドライブだったわ♪」
英玲奈 「フフッ。確かにこんなに楽しそうなツバサは久々に見る…」
あんじゅ 「またゆっくりお話ししましょうね〜♡」
穂乃果に手を振るあんじゅ。
穂乃果 「…セイントスノウの聖良ちゃんと理亜ちゃん…あまり納得してない感じでしたね。」
ツバサ 「大丈夫よ!明日の穂乃果さんのライブを観に行くように言っておいたから…思いっきり”楽しい”ステージを観せてあげて!」
ウィンクしながら言うツバサ。
穂乃果 「プ、プレッシャーだなぁ……でもセイントスノウの2人が観てくれてることも含めて楽しみます!」
ガッツポーズをする穂乃果。
ツバサ 「フフッ 相変わらずね穂乃果さん。…来年のラブライブ、Aqoursの子達とLive…やるのよね?μ’sとしては5年ぶりに。」
穂乃果 「あ!ご存知なんですね!」
ツバサ 「ラブライブの公式HPで発表されてからプロのアイドルの世界でもその話題で持ちきりよ!…『A-μ's』なんて素敵なユニット名だわ♪」
何故か嬉しそうなツバサ。
穂乃果 「そうですよね!私も凄い気に入ってるんです♪」
ツバサ 「ウフフ…それに伝説のスクールアイドルμ'sのライブをまた観れるなんて嬉しいわ…」
穂乃果 「…是非ツバサさんも観に来てくださいね!」
再びガッツポーズする穂乃果。
すると楽しそうに笑ってツバサは答えた。
ツバサ 「…そうね楽しみにしてるわ!それと食事もね♪」
このツバサスマイルに多くの人がフォールインA-RISEしたそうな…
翌日の穂乃果のライブでSaint Snowがまさかの乱入!?
北の大地でブレイクダンス対決勃発!?
…一方秋葉原にはインドで悟りを開いたあの予言者が降臨!?
次回、「本気になった堕天使ヨハネ」