行き当たりバッタリイフライブ!   作:山本富士

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第14話 本気になった堕天使ヨハネ

 

〜穂乃果が北海道に歌いに行っている頃〜

 

〈神田明神…〉

 

希 「ただいま〜!やっぱりここが1番スピリチュアルパワーをプシュっと注入されるね♪」

 

帰国早々よくわからないことを言う希。

 

にこ 「プ、プシュ?…てゆーかやっと日本に帰って来たのね希!」

 

凛 「希ちゃんお帰りなさいニャ〜!(><)」

 

花陽 「お帰り!希ちゃん♡」

 

インドから帰国した希を迎えるにこりんぱな。

 

希 「HP見たよ〜!『A-μ’s』最高やん!μ’sの名付け親としては感慨深いものがあるね♪」

 

にこ 「どこがよ!?絶対『ニコニコ18(エイティ-ン)』の方がいいわよ!」

 

希 「まぁそれはもう一つの新ユニット名で使えばいいやん?」

 

パチッとウィンクする希。

 

にこ 「もう一つの?…な、何よそれ?」

 

希 「まぁそれは後々…ところで今日『A-μ’s』の練習やろ?なんでこれしかいないん?」

 

不思議そうに尋ねる希。

A-μ'sの練習は週末にやると聞いていたのに今は神田明神には希とにこりんぱなしかいない。

 

花陽 「今日Aqoursのみんなは次のラブライブの予備予選に行ってるよ!穂乃果ちゃんは北海道のA-RISEの公演にゲストで参加しに行ってて…海未ちゃん、ことりちゃんは遅れて来るって!真姫ちゃんは…今日は来れないみたい。」

 

希 「そうなんや…でもAqoursはシード校だから予選は12月の決勝からやないの?」

 

凛 「Aqoursのみんな予備予選からどんなスクールアイドルがいるのか見ておきたいんだって!真面目な子たちニャ〜!」

 

希 「じゃあ今日はμ’sのメンバーだけで練習やね!それはそれで嬉しいやん?」

 

ニコッと笑顔で言う希。

 

にこ 「まぁ…そうね!」

 

花陽 「うん!嬉しい♪」

 

同じく笑顔のにこと花陽。

 

凛 「テンション…上がるニャ〜!!(><)」

 

 

『あの〜…皆さん?』

 

その時誰かが四人に声をかける。

 

 

希 「…あっ!雪穂ちゃんに亜理沙ちゃん!久しぶりやん!ロイヤルアキバホテルぶりやね♡」

 

ゆきアリ 『お久しぶりです希さん!』

 

笑顔で挨拶する二人。

 

凛 「二人揃って…今日はどうしたニャ?」

 

花陽 「遊びに来たの?」

 

雪穂 「遊びに来たと言うか…」

 

何故かモジモジする雪穂。

 

亜理沙 「私達も一緒に練習したいんです!…ダメですか?」

 

音ノ木坂の先輩四人に上目遣いで聞く亜理沙。

 

にこ 「何?あんた達にこに稽古をつけて欲しいの?う〜ん…だったら事務所を通してくれないとまずいかな〜…」

 

渋るにこ。

 

希 「全然ええよ!『A-μ’s』に刺激を受けて踊りたくなっちゃったの?」

 

にこ 「ス、スルー!?」

 

亜理沙 「それもあるけど…私達…」

 

ちらっと雪穂を見る亜理沙。

すると雪穂が頷いて言った。

 

雪穂 「私達ももう一度…LIVEをやろうと思うんです!」

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

ーーーーーーーー

 

〈北海道…〉

 

『ピロ-ン♪』

 

穂乃果 「あっ!希ちゃんからだ!今日から希ちゃんも練習合流だもんね!…穂乃果も参加したかったなぁ……

 

【お土産は野生の白い恋人お願いね♡】

 

…って…な、何?野生の白い恋人って…

Aqoursのみんなはラブライブ予備予選の見学か〜

…そういえば昨日セイントスノウの二人も今日が予備予選って言ってたっけ…まぁあの二人なら大丈夫だね!」

 

『ピロ-ン♪』

 

穂乃果 「あっ!今度は絵里ちゃんから!…

 

【今日から希がA-μ’sの練習に合流するのよね?私も早く皆んなとストレッチしたり片足立ちしたり筋トレしたりランニングしたりしたいな♪】

 

…海未ちゃんと絵里ちゃんほんと基礎トレ好きだな…

 

【みんなそれぞれ自分の道を歩いているから大変だけどやっぱりまたμ’sとしてステージに立てると思うとドキドキが止まらないわ♡μ’sとAqoursのみんなに再開する日をワクワクしながら待ってるわね!A-μ’sハラショー☆☆】

 

…絵里ちゃん…可愛い♡」

 

希と絵里に返事を送ってホテルの部屋の窓から外を眺める穂乃果。

 

 

穂乃果 「……みんなそれぞれの道を歩いている、か…」

 

 

 

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〈沼津、ラブライブ予備予選会場…〉

 

 

梨子 「…どのスクールアイドルも予備予選とは思えないレベルだったね…」

 

数々のスクールアイドルのパフォーマンスに圧倒されて呟く梨子。

 

曜 「ラブライブは毎年夏より春の方が盛り上がるみたいだからね…それに前回と今回のラブライブは5周年記念だし『A-μ’s』の影響もあって過去最高のエントリー数なんだって。」

 

 

千歌 「曜ちゃん!…違うよ!?」

 

 

曜 「えっ?…私何か間違ってたかな? アセ 」

 

千歌 「ラブライブじゃなくて…『ラブライブ!サンシャイン!!』….だよ?」

 

ドヤ顔で曜の説明を訂正する千歌。

 

曜 「ああ…そこ…」

 

 

ダイヤ 「千歌さんの言う通りですわ!」

 

 

曜 「こ、こっちも? アセ 」

 

ダイヤ 「今回のラブライブ…いえ『ラブライブ!サンシャイン!!』、は今までのラブライブとは訳が違いますわ!何せラブライブの本番は3年生にとってはラストチャンスの春!それにA-RISEが優勝した第一回ラブライブから数えて記念すべき五周年目!さらに伝説のμ’sが復活するわたくし達『A-μ’s』の影響でスクールアイドルのエントリー数は過去最高なのですわ!!」

 

 

全員 『おぉ〜!!』

 

 

曜 「ん?…今ダイヤさんが言ったこと全部私が一度言った…よね?…」

 

顎に手をやり自分の発言とダイヤの発言を照らし合わす曜。

 

鞠莉 「同じ内容でも込める想いで全くディファレントに聞こえマ〜ス♪」

 

果南 「ダイヤのラブライブへの想いはAqoursの中でもTOPクラスだからね!」

 

曜 「わ、私もラブライブへの想い強いつもりなんだけどなぁ…」

 

頭をかきながら苦笑いする曜。

 

 

千歌 「曜ちゃん!…『ラブライブ!サンシャイン!!』…だよ?」

 

 

曜 「…千歌ちゃん何で勝ち誇った顔して言うの?」

 

ジト目で言う曜。

 

 

善子 「ちょっと!さっきから話しが全く進んでないじゃないのよ!」

 

二、三年生に向かって怒る善子。

 

花丸 「お?善子ちゃん珍しくやる気づら…予備予選を見て刺激を受けたづらね!」

 

ニヤリとしながら言う花丸。

 

ルビィ 「善子ちゃんがガンバルビィ♪

 

善子 「善子ゆーな!べ、別にあの程度のスクールアイドルリトルデーモンにする必要もないわよ!そこ!ガンバルビィとかゆーな!」

 

ルビィ 「ご、ごめんなさい…」

 

シュンとするルビィ 。

 

善子 「それに三年生はこの堕天使ヨハネと違って残りわずかな時間しかスクールアイドルとしての姿を保っていられないんでしょ!?だったらこんなのんびりしてる暇なんか… …あ、あれ?」

 

キョトンとした顔で善子を見るAqoursのメンバー達。

 

花丸 「よ、善子ちゃんが凄くまともづら!」

 

全員 『う、うん…』

 

確かに、と言った表情で頷くAqoursメンバー達。

それに対して顔を赤くして叫ぶ善子。

 

 

善子 「むぅ〜…だからヨハネよ!バカにすんな!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 





ついに本気になった堕天使ヨハネ…
闇の力でAqoursのラブライブ二連覇を成し遂げる事が出来るのか!?

そしてついにA-μ'sに希パワーを注入しに帰国した神田明神の主。
にこに言った別のユニットとは一体?

次回、「みんなのリーダー星空凛」
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