今回から一部Aqoursメンバーはダイヤさんをダイヤちゃんと呼び、ダイヤちゃんは1・2年生を照れながら「ちゃん」付けで呼びます。
(先週の練習日からこの日までに2期4話、「ダイヤさんと呼ばないで」があった設定)
〈秋葉原のファミレス…〉
凛 「…そうかニャ〜…」
ニコニコ6(シックス)副リーダー花丸から相談があると呼び出された同ユニットリーダーの凛は話しを聞き終えて呟いた。
花丸 「…凛ちゃん…まるやっぱり人の上に立つタイプじゃないと思うんづら…。副リーダーは…花陽さんにお願い出来ないづらか?」
すがるように凛を見て言う花丸。
凛 「……(こ、困ったニャ〜 アセ 凛あんまり相談とかされたことないから何て答えたらいいかわからないニャ〜 アセアセ )」
花丸 「凛ちゃん アセ どうしたづらか?…やっぱり…まるの悩みになんていちいち答えてられないづらよね…」
返答がない事をネガティブに解釈する花丸。
凛 「そ、そんなことないニャ! アセ 今どう答えたらいいか整理してたところニャ! アセアセ 」
花丸 「そ、そうづらか!まるのはやとちりだったづらね ニコ 」
凛 「……(困ったニャ〜…このままじゃ凛失望されて本当に花丸ちゃん副リーダー辞めちゃうニャ〜 アセ だ、だれかタスケテ〜!…ってこれじゃかよちんニャ〜 アセアセ )」
凛と花丸が座る席に沈黙が続く。
花丸 「凛ちゃん…やっぱり…オラ…副リーダーは辞退…」
凛 「ま、待つニャ!今答えるニャ!アセ
…え〜っと…凛が思うに〜それに関しては〜…」
花丸 「…関しては?」
凛 「関しては〜… アセ 」
花丸 「…関しては!?」
凛 「か、関しましては〜!(泣)
…………え?」
花丸 「…凛…ちゃん?」
様子がおかしい凛を怪訝な顔で見つめる花丸。
凛 「…花丸ちゃん。」
急にキリッとした雰囲気になる凛。
花丸 「…は、はい。」
凛 「凛が思うに…花丸ちゃん程『ニコニコ6(シックス)』の副リーダーに向いてる人はいないよ! キリッ 」
花丸 「え?…ま、まるはそうは思えないづら アセ 」
凛 「…確かに花丸さんは皆さんより少し走るのが苦手かもしれないですわ…だけど全体を見渡して今誰が何を必要としているのかを的確に判断する能力をお持ちですわ!それは人の上に立つ上で早く走ることなんかよりよっぽど大事なことなのですわよ? キラキラ 」
微笑を浮かべて話す凛。
花丸 「り、凛ちゃん!…ま、まるそんなこと人から言われたの初めてづら!…何か凄い嬉しいづら!……でも凛ちゃんなんか喋り方が…ダイヤちゃん…っぽい? アセ 」
凛 「…そ、そんなことない…ニャ! アセ 凛は真面目なときはこんな感じニャ!…花丸さ…ちゃん!凛には花丸ちゃんのサポートが必要なのですわニャ!だから誰かと代わりたいなんて言わずに凛と一緒に最後までやり遂げて欲しいですわニャ! アセ 」
ニコニコ笑顔で言う凛。
花丸 「…喋り方は違和感あるづらけど…なんかまるちょっとやる気出てきたづら! ホロ 」
凛の励ましに胸を打たれた花丸。
凛 「………………?(汗)」
急に固まる凛。
花丸 「…凛ちゃん?どうしてまた急に黙ってしまったづら? アセ 」
凛 「……フッ 私はそろそろ堕天の時間が迫って来ている…だからどうしてもまだ何か悩みがあるのなら冥界の預言者ヨハネ様に答えを仰ぐがよ……!? 」
花丸 「り、凛ちゃん!? アセ まるで善子ちゃんが乗り移ったかのようづら… ポカ-ン 」
『ヨハネ…ムググ』
花丸 「あ、あれ?今だれかがヨハネって…」
周りを見回す花丸。
凛 「は、花丸ちゃん! アセ …今のは花丸ちゃんをリラックスさせるための凛のAqoursモノマネその1やん?似てたやろ?」
花丸 「り、凛ちゃん?(汗)今度は中途半端な関西訛りになってるづら アセ 」
凛 「と、とにかく花丸ちゃんは『ニコニコ6』にとっても凛にとっても大切だから諦めないでふんばルビィ!だニャ♡ アセ 」
花丸 「こ、今度はルビィちゃん風!? アセ …なんかおかしいづら…」
キャラが安定しない凛が怪しくなってきた花丸。
凛 「そ、そんなことないわよ!私はただあんたが元気がないから励ましてあげてるのよ!アイドルはどんな時も笑顔が大事なのよ!…さぁ一緒に!ニッコ ニッコ 二…」
花丸 「凛ちゃん!」
凛 「…ど、どうかしたかニャ? アセ 」
ニコニーポーズをしながら笑顔で尋ねる凛。
花丸 「…あ〜あ!なんかまる…急に善子ちゃんの堕天使キャラはもうやめるべきだと思ってきたづら!」
突然大きな声で呟く花丸。
善子 「ヨハネよ!!キャラじゃないっつーの!!怒 私は絶対堕天使をやめたりなんかしないんだからね!!」
花丸の背後の席の仕切りから顔を出す善子。
凛 「…あ(汗)」
善子 「あ(汗)…………二、ニコ! ニコニ-ポ-ズ」
にこ 「ちょっと!?あんたキャラのパクりはご法度よ!? 怒 」
同じく仕切りから顔を出すにこ。
花陽 「二、ニコちゃん! アセ 」
花丸 「……善子ちゃん、ニコさん、花陽さん?…それにそこに隠れてるのは…ルビィちゃん!」
ルビィ 「ピギャ! アセ 」
花丸 「ダイヤちゃん!」
ダイヤ 「ピギャ! アセ 」
花丸 「希さん!」
希 「ピギャ!アセ …なんちゃって〜 テヘ 」
花丸 「…なんちゃってじゃないづら!!怒…まるの相談事を盗み聞きしていたづらか!?…しかもそこに色々書いてある画用紙は…カンペづらね!?」
希ダイヤにこ花陽ルビィ善子
『ご、ごめんなさい! アセアセ 』
花丸 「…凛ちゃん?」
凛 「……な、何ですの? ウフフ 」
花丸 「ハァ〜… 何か真剣に悩んでたまるが馬鹿馬鹿しくなってきたづら…」
一連のドタバタに力が抜ける花丸。
凛 「は、花丸ちゃん!…でもね…凛は…凛は…
副リーダーは花丸ちゃんじゃなきゃイヤニャ〜!!」
必死な顔で訴える凛。
花丸 「…り、凛ちゃん…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
都内某スーパー銭湯
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ザッパ〜ン』
にこ 「ハァ〜〜極楽極楽!やっぱ寒い日はスーパー銭湯よね〜♡」
花陽 「あったまるよね〜♡」
幸せそうに言うにこと花陽。
希 「にこっち…さっき高級スパがどうとか言ってなかった? ニヤ 」
にこ 「うるさいわね!たまには庶民の風呂も悪くないっていう意味よ! アセ 」
凛 「にこちゃん程スーパー銭湯が似合うアイドルもめずらしいニャ…
『ギュ〜〜〜〜』
こ、 こんなところでツネらないでニャ〜! アセ にこちゃんだんだんツネリ慣れてないかニャ!? 泣 」
花陽 「ふ、2人とも!他のお客さんに迷惑だよ?
アセ 」
ルビィ 「…ごめんね花丸ちゃん。余計なことしちゃって…」
湯に浸かりながら申し訳なさそうに隣の花丸に言うルビィ。
善子 「何よ!?余計なことって!この堕天使が下等な人間のづらまるなんかのために一肌脱いだってのに!」
花丸 「ルビィちゃん…善子ちゃん…ダイヤちゃんも…ありがとうづら。まるのこと心配してくれて…」
ダイヤ 「…わたくし達だけではありませんわよ?ニコさんに花陽さんに希さん…もちろん凛さんも!それだけではありません!海未さんも…千歌…チャン、曜…チャン、梨子…チャン、鞠莉さん、果南さん…みんな…みんなあなたのことを心配していたのですよ。」
花丸に微笑みかけながら言うダイヤ。
花丸 「…うん… 有難いづら ホロリ 」
凛 「花丸ちゃ〜ん!一緒に外のお風呂入ろ〜♡」
湯船の外から花丸を呼ぶ凛。
花丸 「…うん!今行くづら!……ダイヤちゃん!ルビィちゃん!善子ちゃん!」
善子 「ヨハネ!」
花丸 「オラ…副リーダーがんばるづら!『ニコニコ6』のみんなと『A-μ’s』のみんなと…凛ちゃんの為に!…まるに出来ることを精一杯やるづら!!」
いい笑顔で言う花丸。
ダイヤ 「花丸さ…チャン!」
ルビィ 「花丸ちゃん!」
善子 「づらまる!…それでこそわがリトルデーモン1号! ニヤ 」
凛 「花丸ちゃ〜ん!早くこっちく〜るニャ〜♡」
花丸 「は〜〜いづら♡」
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〜同じ頃、秋葉原駅…〜
『ピッ…』
マイクスタンドを担いだ人物が改札を通り、キャリーケースをガラガラと引きながら駅から出て来る。
…そこに二人の人影が近づいて行き声をかける。
『待ってたわよ…
おかえりなさい穂乃果 !』
穂乃果 「!ま、真姫ちゃん!?…と海未ちゃん?
アセ 」
黒いキャスケット帽のツバを持ち上げながら驚いて二人を見る穂乃果。
そんな穂乃果に海未は優しく微笑んで言った。
海未 「…おかえりなさい穂乃果 ニコ 」
ニコニコ6(シックス)の抜群(?)なチームワークでピンチを切り抜けた愛すべきリーダーの凛ちゃん。気持ちを入れ替えた副リーダーの花丸と共に改めてラブライブに向かって進み始めるのでした。
そしてとうとう帰ってきた穂乃果を駅前で待ち構えていた真姫ちゃんと海未ちゃん。穂乃果は無事に家に帰してもらえるのか!?
次回、「高海千歌と渡辺曜の面影」