〈2月14日、羽田空港…〉
この日は絢瀬絵里がロシアから日本に帰国するためμ's、Aqours、雪穂、亜理沙が勢揃いで絵里の出迎えに来ていた。
亜理沙 「…あ!来たよみんな!」
いち早く姉の姿を発見し嬉しそうに指差す亜理沙。
絵里 『ハラショー!(╹o^)』
ガラガラとスーツケースを引きながらお出迎え一同に向かって笑顔でお馴染みの台詞を言う絢瀬絵里。
穂乃果 「さすが絵里ちゃん… アセ 帰国第一声が『ハラショー』… アハハ 」
亜理沙 「ハラショー!お姉ちゃん♡」
絵里 「それにしても…まさかこんな大勢で出迎えてくれるなんて…みんな凄いハラショーだわ! グス 」
涙目になって喜ぶ絵里。
全員 『(す、凄いハラショー?(汗))』
絵里 「1、2、3、4、5、……す、凄い!全員いるわ! アセアセ 」
ずっと会いたかった顔が勢揃いしていた事に興奮する賢い可愛いエリーチカ。
希 「エ、エリチ!落ち着いて! アセ …でも確かにμ’s、Aqours、duet's全員集合やね♪」
絵里 「よかったわ!また大荷物で大変だなぁって思ってたのよ!…ガサガサ……はい!おみやげ!全員分あるわよ?(╹v^)」
そう言うと前回帰国した時と同様パンパンに詰まった二つの大きな紙袋をドヤ顔で差し出す絵里。
にこ 「多! アセ …ってまさかまたマトリョーシカ人形なんじゃ…」
ドサッ
絵里 「あっ!アセ」
ゴロンッ
絵里が落とした一つの紙袋から転がり出る中身。
全員 『(マ、マトリョーシカ人形!!!(°0°)°. )』
同じ既視感を感じる一同。
ダイヤ 「………や、やった〜!ですわ」
ルビィ 「………か、かわいい〜!」
やや控えめなトーンで喜びの声を発する黒澤姉妹。
花丸 「ふ、二人とも明らかに一体目の時と反応違うづら… アセ 」
善子 「も、もうヨハネの館にはこの分身する人形を置くスペースは… ヒヤアセ 」
亜理沙 「あ!マトリョーシカ人形2019年2月verだ!!ハラショー!!(>▽<)」
全員 『(毎月更新されるんか〜い!!(>△<)°. )』
絵里 「み、みんな何困った顔してるのよ アセまさか前のと同じ人形だと思ってるの?」
戸惑う一同に向かってニヤリとする絵里。
凛 「同じではないと思うけど…(同じニャー!)」
花陽 「も、模様が少し違う…かも? アセ (違わない…かも? アセ )」
海未 「な、何が違うのですか絵里?オスかメスかとかでしょうか? コマリガオ 」
千歌 「エー!?マトリョーシカってオスメスあるの!? アセ …てゆーか動物なの? 」
曜 「いやいやマトリョーシカは…人…間?」
顎に手をやりマトリョーシカを凝視する曜。
絵里 「もう!そーいうことじゃなくて! アセ ……みんな今日は何日?」
再びニヤリとする絵里。
果南 「え?今日は2月…」
鞠莉 「フォ〜ティィ〜ン、14日デース!!ウィンク 」
絵里 「そうよ! キランッ 」
パカッ
突然マトリョーシカ人形を縦二つに割る絵里。
全員 『あぁ〜〜!!』
雪穂 「す、凄い!可愛い〜♡」
梨子 「中身全部マトリョーシカ型のチョコなんですね!か、可愛い♡」
割られたと思われた人形は実はチョコレートの容れ物で中にはマトリョーシカの包み紙に包まれた小さなチョコが詰まっていた。
真姫 「へ〜 やるじゃない絵里!」
絵里 「…ハ、ハラショー!(//∇//) テレ 」
ことり 「でもね絵里ちゃん…私達も…ね!穂乃果ちゃん! ニコ 」
笑顔で穂乃果に目配せすることり。
穂乃果 「…うん!…みんないい?」
全員 『コクリ!』
穂乃果 「せ〜の!」
全員『エリチーおかえり!!ハッピーバレンタイン!!♡』
一斉にチョコを絵里に向かって差し出す一同。
絵里 「え…え、うそ?…みんな…わざわざ私にチョコを?
……ダ、
……ダ、
ダティチョー(まじで!?)!!?(T0T)」
全員 『(ハラショーじゃなくてダティチョー!? (°0°)°. )』
〜〜〜〜〜〜〜〜
絵里 「ことり!」
駅に向かいながらことりに声を掛ける絵里。
ことり 「?絵里ちゃん久しぶりだね!どうしたの?」
ことりスマイルで尋ねることり。
絵里 「ええ久しぶりね!…ところで…穂乃果と仲直りしたのね!よかったわ ニコ 」
ことり 「……そうだね。」
少し間を置いて返事をすることり。
絵里 「?…じゃあ…ことりも穂乃果から聞いたのね。どうして穂乃果があんなに必死にライブをやっていたのか…」
ことり 「…ううん。ことりは穂乃果ちゃんから何も聞いてないよ ニコ 」
絵里 「え… ど、どうして? アセ 」
亜理沙 「お姉ちゃ〜ん!ことりさ〜ん!置いてっちゃうよ〜? アセ 」
着いて来てない二人に離れた場所から声を掛ける亜理沙。
絵里 「は〜い!今行くわ! …ことり…後でちょっと話せるかしら?」
ことり 「…うん ニコ 」
〜〜〜〜〜〜〜〜
〈夕方・秋葉原…〉
希 「ふ〜楽しかったねエリチ!」
絵里 「そうね!わざわざみんなで迎えに来て貰ったうえに一緒に食事も出来てほんとに楽しかったわ!」
ニコニコ笑顔で言う絵里。
絵里を出迎えに集まったメンバーは食事会の後解散し今は元・μ'sの三年生トリオだけになっていた。
希 「なんかあれだけの人数でしょっちゅう集まってるとμ’sやってた頃より賑やかやん?ウチ毎日ほんとに楽しい♪」
にこ 「そうね〜 Aqoursの連中世話が焼けるけど高校の時後輩と一緒にスクールアイドルやってたらこんな感じだったのかもね… フフ 」
希 「お?にこっち随分先輩らしい発言やん!」
にこ 「実際そうなんだから当たり前じゃない!でも…確かに楽しいわね (//-//) テレ 」
希 「…エリチ!この後どうするん?『A-μ’s』最年長組で…飲み行かへん? ニコニコ 」
にこ 「そうね〜 久しぶりに赤ワインを嗜みたいわね! キラン 」
希 「ウチにこっちが焼酎お湯割以外飲んでるとこ見たことないんやけど… ジト 」
にこ 「の、希とはたまたまそういうお店に行かないだけよ! アセ 」
顔を赤くして憤慨するにこ。
希 「エリチは?やっぱりウォッカが好きなん? ニヤ 」
絵里 「え?ええ アセ 私はウォッカロックが大好きで…って1日1〜2杯くらいよ? フフ 」
にこ 「…さすがロシア人は酒好きね (汗)」
絵里 「わ、私はクォーターだけど〜…」
希 「じゃあウォッカが美味しいお店探して飲み行こう〜♪」
にこ 「しょ〜がないわね〜 アセ 」
言葉とは裏腹に嬉しそうなにこ。
絵里 「あっ! アセ 二人とも…実は私ちょっと用事がこの後あるんだけど…」
希 「お?…エリチ…まさかデート? ニヤリ 」
にこ 「ええっ!? アセ あ、あんたまさか…」
絵里 「ち、違うわよ! ホホソメ …でもまぁデートはデートかな?ことりとね! ウィンク 」
希 「ことりちゃんと?め、珍しい組み合わせやね
アセ 」
にこ 「何よことりなの!?なら私達と一緒に飲めばいいじゃない!」
絵里 「うん…ちょっと出来れば二人で話したくて…」
にこ 「二人でって一体何を…」
少し間が空く三人の会話。
すると希が口を開く。
希 「……唯ちゃんのこと?」
絵里 「え?希知ってたの? アセ 」
意外そうな顔をする絵里。
にこ 「当たり前じゃない!…ったく穂乃果も話すのが遅いのよね!」
絵里 「に、にこも…じゃあもうみんな知ってるの?…でもことりはまだ…」
希 「うん…確かにことりちゃんは知らないみたいやね…でも知ってるのはことりちゃん以外のμ’sのメンバーだけよ。Aqoursの子達や雪穂ちゃん、亜理沙ちゃんはまだ… 」
絵里 「そう…だったのね。」
ますますことりが唯ちゃんの事を聞いていないのを不思議に思う絵里。
にこ 「じゃあ絵里はことりの本音を聞き出した後必ずニコたちに合流して報告しなさいよ!」
希 「てゆーかデート終わったらことりちゃんも連れて来ちゃえばいいやん! ニコニコ 」
絵里 「ま、まぁとにかくまずはことりと2人で話してみるわね。そのあと私は必ず合流するから…ウォッカの美味しいお店で待っててね! ウィンク 」
希 「了解しました! ケイレイ 」
にこ 「ウォッカより焼酎お湯割の美味しい店優先だけどね! ニヤ 」
久しぶりに集まったデコボコ三年生トリオは嬉しそうに飲みに行く約束を交わした。
第12回ラブライブこと「ラブライブ!サンシャイン!!」開催1ヶ月前にしてとうとう揃った「A-μ's」の18人!
エリーチカがいると「μ's」感が出ていいですね!
そしてやはり絵里が気になるのは穂乃果とことりの事。
どうやら仲直りはしたみたいですが何故かことりは唯ちゃんの事は知らないようです。
果たしてμ'sの賢い可愛いお姉ちゃんはことりの本音を聞き出せるのか?
次回ことりがチーズケーキを丸かじり!
次回、「綾瀬絵里の妹その二」