真剣で一年に恋しなさい   作:薫る☆

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超お久しぶりです。今更作ってんじゃねぇ!と思っている方もいらっしゃると思います。呆れてしまった人も少なくないと思います。

だがお忘れでしょうか。

この作品、不定期更新なんです。

すいません、調子乗りました。

実は前々から作っておいていたのですが、誤字脱字の確認をする時間がなかったので、投稿出来ずにいました。

大変申し訳ございませんでした。m(__)m


いつもどおりに登校したある日のこと

 

 

「おはよ~薫君」

 

「あぁ、おはよ」

 

「よぉ薫、あのゲーム面白かったぜ」

 

「おぅ、今度一緒にやろーぜ」

 

「薫!宿題写させてくれ!」

 

「ほぅ…いいだろう。今度何か奢れよ」

 

「薫君昨日のドラマみた?」

 

「あぁ、最後の逆転劇はスカっとしたな」

 

その様子を少し離れた席から見るものが2人。

 

「薫君って凄い人気者だよね」

 

「私もあんなふうに声をかけられたいです」

 

「てかアレは人気すぎだろ。オラよりも人気だなんて、オラ認めねぇぞ」

 

「そういえばまゆっちは最初から薫君と仲良かったよね?元から知り合いだったの?」

 

「いえ、初日の登校時に話しかけてきたくれて、私の初めての友達になってくれました………い伊予ちゃんはどうなんですか?」

 

「私はクラスで話しかけてくれたのが薫君で…私って田舎から越してきたから友達がいなくて……ちょっと嬉しかったんだ………って何言ってるんだろ私///」

 

「おはよ。何話してんだ?まゆっち、伊予」

 

「あ、薫さんおはようございます。今、伊予ちゃんと…」

 

「まゆっちストーップ!!!」

 

まゆっちが何か言いかけた途端に伊予が大きな声を出した。どうした伊予?

 

「ひゃい!?どどどどうかしましたか!?」

 

「まゆっちはちょっとこっち来て!」

 

「は、はい!」

 

「?」

 

まゆっちは伊予の剣幕に押されながらもついて行ってしまった。え?真剣で何?

 

「苑宮薫はいるか?」

 

「あ、直江先輩どうしたんですか?」

 

ドアの方を振り返ると直江先輩がいた。どことなく急いでいるようだ。

 

「まゆっちも呼んでついて来てくれないか?」

 

「?わかりました」

 

緊急の用事なのか要件も言ってくれなかったが、一応従っておこう。

 

伊予からまゆっちを取り上げた俺は、先輩と一緒に屋上に行った。

 

「で、なんですか?」

 

「あぁ、俺がいるF組とS組は仲悪いのは知ってるよな?流石に揉め事が多過ぎだから川神大戦で決着を付けることになった。二人ともF軍として協力してくれないか?」

 

川神大戦…大人数の決闘みたいなやつか。実際の合戦のようなものだと聞いた記憶がある。まぁ、なんにせよ楽しまなきゃ損だよな。

 

「は、はい!私で良ければ協力します!」

 

「面白そうだし、俺もやります」

 

「そうか、ありがとう」

 

先輩は安心したようで表情が少し和らいだ。

 

「相手とかわかったりしますか?強い奴だけの予想でいいんで」

 

先輩のことだから人脈つかって少しは把握していると思う。

 

「とりあえず、姉さんがS軍につく」

 

「「なっ!?」」

 

まゆっちと一緒に驚いてしまった。

 

あの人と敵対するとか……これはいくらまゆっちが強かろうと無理ゲーじゃねぇのか?

 

「確定しているのがS組の奴らだな。九鬼英雄がクラス委員、つまりS軍の総大将だ。ドイツ軍のマルギッテ・エーベルバッハに九鬼のメイドの忍足あずみ。学年一位の葵冬馬に井上準、榊原小雪、不死川心ぐらいかな?」

 

マルギッテさんと忍足さんは恐らく同レベル…いや、マルギッテさんの方が少し上だろう。どちらにしろ強敵だが。井上先輩は隠しているが中々に屈強な人だ。榊原先輩は足の筋肉から見て相当強い蹴りが出せる。不死川先輩は柔術の使い手で関節技を喰らえば終わりだ。まぁ、逆に言えば関節さえ気をつければ大丈夫だが……

 

戦力差が大き過ぎるではないか!?なにこの豊臣VS北条みたいな戦力差!?

 

「なんでモモ先輩が敵軍なんですか?」

 

「ファミリーは強者揃いだからS軍の方が楽しめそうだって言ってた」

 

「oh......」

 

「ブレないですねモモ先輩」

 

「だからこっちも手はうってある。武道四天王の九鬼揚羽さんと鉄乙女さんがF軍の助っ人として協力してくれることになった」

 

「先輩の交渉力にビックリだよ…」

 

尊敬するわ!……まぁ、確かに武道四天王2人を入れたら6:4くらいになるだろうな。

 

「ここからが本題だが、助っ人枠に川神院師範代候補20名入れておいた。姉さんは終盤で来るだろうから彼らに足止めをしてもらう」

 

「心強いですね」

 

「OK、もう驚かない」

 

だが師範代候補ともなると生徒との戦闘は無理だろう。のこりの28人はどうなんだろう?

 

「薫は本陣で奇襲してきた奴らを対処してもらう。まゆっちは隠れながら本陣を守ってくれ。これには理由がある」

 

「狙撃とかですか?」

 

「あぁ、もしF軍の総大将が討たれでもしたら負けだ。狙撃手はまゆっちが対処してくれ」

 

そうなると俺の負担は軽くなるし、戦闘に集中できるな。

 

「随分と気が早いと思いますが…」

 

「S軍、葵冬馬は俺と同じで狡猾だ。おそらくF軍に密告者を紛込ませるだろう。それに本部の守りほど重要なものはない。だから二人には細かい流れを説明するんだ」

 

「随分と信用してくれるんですね?」

 

「まぁね。まゆっちも薫も信用できると思ったから」

 

「大和さん…」

 

そんなこと言っちゃうとまゆっち泣いちゃうぜ?あ、もう泣きそうだな。

 

「まぁ、頑張りますよ」

 

こうして俺とまゆっちはF軍になった。

 

 




続いてドーン!
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