自分の文才の無さに嘆くばかりです。
すみません
「それなら向こうで見かけたよ」
「あざっす」
俺は大和田さんの行方を掴む為に聞き込みをしていた。
よし、だいぶ絞れてきた。
結構な人数だったらしいので情報はすぐに集まった。
目の前には廃れた五階建てのビルといかにもな工場が隣り合ってそびえ立っていた。
廃ビル、廃工場のどちらかだな
廃ビルから行こう!
あまり時間をかけたくなかったのでその場の勢いで決めた。
「ハァハァ、ハァ」
結果
1階なし
2階なし
3階なし
4階なし
5階なし
畜生!廃工場かよ!
心の中で叫びながら様子を見る。
飛べば届くな…
階段を降りるのがめんどくさくなった俺は屋上で助走をつけると、廃工場二階の窓目掛けて走り、飛んだ。
ガシャン、ボフッ
どうやらマットが敷かれてあったらしく、着地の衝撃はあまりなかった。
「まぁ、とりあえず成功だな。時間もないことだし、不良程度ならなんとかなるだろ」
少し進むと1階に続く階段を見つけた。降りるとドアがあったが見張りがいた。
まだ気づいていないようなのでそいつに向かって走り出した。
「なっ!?お前は!」
直前に相手は気づくが時すでに遅し。
「吹っ飛べオラァァァァァ!」
バキィィィ
そいつに飛び蹴りを食らわすと、ドアごと吹っ飛んだ。
「誰だ!?」
中に入ると、50人ほどの集団に見かけたことのある顔がいた。
「テメェは、俺がボコした奴だな」
たしかハナちゃんって呼ばれてたな。
「おっと、それ以上近づくな!女がどうなってもいいのか?」
ハナちゃんは人質を取り、俺を脅してきた。
「わかった。近づかない」
近づくなと言われたが要は近づかなければ何してもいいはず。
そう思った俺は後ろにあった、学校の教師が使っているような大きな作業机を持ち上げ、大和田さんに当たらないように全力で投げた。
「なっ!?テメェ!」
ガシャァァァン
「ぐぁあああ!」
「ひ、卑怯だ!」
「卑怯はどっちだ、よ!」
更に2つ作業机を投げると、大和田さんの近くの不良共は離れた。
大和田さんの近くに行くと顔がハッキリと見えた。
よく見ると左頬の辺りが赤く腫れていた。
野郎…やりやがったな。
「………薫君」
「大丈夫、もう大丈夫だ。安心しろ」
「うん」
不安そうな大和田さんの表情が伺えたので一旦怒りを沈め、笑いかけながら頭を撫でた。
大和田さんは大粒の涙を涙を流しながら頷いた。
「関節だけとは言わず確実に骨折ってやるよ」
「んだと…ゴハァ!?」
俺は一瞬の間に不良一号の懐に入り、リバーブローを決めた。感触からして肋骨3本は折れたはずだ。
そして
「川神流・無双正拳突き」
下がった頭に当てると、不良一号は地面に2回バウンドして倒れた。
更に隣に立っていた不良二号に
「川神流・天の槌」
勢いに乗った踵が相手の後頭部に当たる。
そして駆け出し呆然と立ち尽くす不良三号に
「川神流・百舌落とし」
バックドロップを食らわせ、近くの不良4号に投げた。
近くの不良4号は受け止めるが、そこにドロップキックをした。
どうやら意外にも机攻撃が効いたらしく、もう数人しか立っていなかった。
「「うわぁあああ!」」
かなわないと思ったのか数人は一目散に逃げ出したので、机を投げつけると沈黙した。
「よく頑張ったね大和田さん」
俺もよく頑張った。と心の中で自分を褒め称える。
「あ、ありがとう薫君///」
「立てるか?」
「うん、大丈夫」
「帰ろうか」
そう言って後ろを振り向くと、
「随分派手に暴れてくれたじゃねぇか」
危ない雰囲気の男が立っていた。
川神流とボクシングと喧嘩を混ぜたような戦闘描写…大丈夫かな…
因みに主人公はまだ気を使えません。