バカ達と死神と召喚獣   作:檮原

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いやーやっと出せました。第10話

中々、思いつかなくて戦闘描写に苦戦しましたが果たしてこんな戦闘描写でいいものかどうか


でも頑張りましたので では10話どうぞ


第10話 Aクラス戦4回戦 死神VS滅却師

「では、始めようか」

 

「科目は久保が決めていいですわよ」

 

「じゃ、総合科目でいいかい?」

 

「構いませんわ」

 

「高橋先生、総合科目でお願いします」

 

総合科目での勝負と聞いてFクラスでは

 

「御旗、朽木って総合どれくらいなんだ?」

 

「久保相手に総合科目はキツくはないかの?」

 

「・・・点数によっては厳しい」

 

「ルキアちゃん、大丈夫でしょうか」

 

「ルキアなら大丈夫よね?瑠海」

 

「ルキアさんはーどの教科も点数高いはずだから心配無用ー」

瑠海は、休みながら気楽に答えた

 

「まあ、御旗が言うなら大丈夫か」

 

「そうじゃな」

 

「・・・同感」

 

「応援しましょう」

 

「そうね、瑞希」

瑠海の言葉を聞き、朽木の心配をする人はFクラスにはいなくなった

 

「じゃ、いくよ。「サモン!!」」

2人は召喚獣を出した

 

総合科目

Aクラス

久保利光 4556点

 

VS

 

Fクラス

朽木ルキア 4570点

と、点数が表示された

 

『おおおおおお!!』

 

『すげーあの久保より点数高いぞ!』

 

『今年のFクラスって化け物揃いね』

 

『流石、朽木さんだー!』

 

『朽木さーん、愛してマース』

Aクラスは、総合で久保に勝っていることに驚き、Fクラスは誰かは分からないが朽木にラブコールを送っていた

 

「驚いたよ、僕より点数高いなんてね」

 

「何言ってますの?たったの14点差ですわよ」

 

「まあ、それでも高いよ」

 

「久保が、そう言うならそれでも良いですわ」

 

「ま、話すより闘おうか」

 

「行きますわよ」

朽木の言葉を皮切りに戦闘は開始された。朽木は刀で斬りかかり、久保は小刀で防ぐ

 

「久保は、あれを使いませんの?」

 

「あーあれね、最初は様子見しようかと思ってね」

 

「随分、余裕ですわね」

 

「あーやっぱそう思われるよね。なら、使わしてもらうよ」

久保は小刀を収め、手を前に突き出した。そして力を込めると弓が形成された

それを見た雄二達は・・・

 

 

「あれは、根本と同じ!」

 

「久保も、同じような事が出来るとはの」

 

「・・・これは驚き」

 

「久保君も、すごいですね」

 

「一体どうなってるのよ!」

と、驚いていた。Aクラスも同じ様に「凄い」「今年の試召戦争は先輩達がやって来たものと違う」等の声が上がっていた

 

そんな声が上がっている間、朽木と久保の戦闘は激戦を繰り広げていた

 

久保が射る矢を躱したり弾いたりして防いでいる。朽木も刀を構えて斬りかかってはいるが、久保の矢を射る速度が速いため前からは中々斬り掛かる事が出来ないでいる。真奈や瑠海と同じ様に瞬歩を使ったりしているが、久保も滅却師特有の移動方法である飛簾脚を駆使して背後を取られないようにしている。そのせいか朽木は、攻めあぐねている

 

「なぁ、朽木やばいんじゃないか?」

 

「そうじゃのう、久保の召喚獣の扱いが上手じゃし死角を突くのが難しそうじゃの」

 

「・・・これはピンチ」

 

「ルキアちゃん、大丈夫でしょうか?」

 

「何か、厳しそうね」

雄二達は、不安に駆られていたが、そんな時に御旗が口を開いた

 

「ルキアさんはーまだ本気ではないよー」

 

「本気じゃねえって、どういう事だ?」

 

「まだー刀変化使ってないしーそれに腕輪も使ってないー」

 

「腕輪・・・そうじゃ4500超えとるじゃから使えるはずじゃ!」

 

「・・・確かに」

 

「そう言えばそうですね」

 

「あ、ウチも忘れてた」

 

「そ、だからまだ勝機はあるよー」

御旗は、気楽に答えた

一方、Aクラスでは────

 

 

「久保君、凄いね」

 

「・・・今は押してる」

 

「ルキアさん、これから本気出すかな?」

 

「あ、真奈起きたんだね」

 

「まぁ、少しだけ休んで楽になりましたから」

 

「・・・久保は勝てると思う?」

 

「うーん、ルキアさんが本気を出したら難しいかもね」

 

「明久の言う通りよ、今は押してるけどルキアさんが本気になったら分からないわね」

 

「・・・そう」

愛子は今のままだと勝てそうだと思っていて、翔子は冷静に戦況を分析していて明久達は明らかにルキアさんが本気では無い故に本気を出したら久保でも厳しくなるんじゃないかと考えていた

 

「そろそろ朽木さんも本気出しなよ」

 

「何のことでしょうか?」

 

「明らかに本気出してないことは僕は分かってるよ」

 

「あら、気付いていたなら言ってくだされば良かったですのに」

 

「自分で出してくれると嬉しかったんだけどね」

 

「分かりましたわ、私もそろそろ始解出しますわ」

 

「勿論、お願いするよ」

そう言うと、朽木は刀を構えて、言葉を口に《舞え 袖白雪 初の舞・月白》

朽木が言葉にすると刀は真っ白な色に変わり、久保の召喚獣の真下が白く光り始めた

 

「これは・・・この範囲に居ない方が賢明だね」

久保が召喚獣を白く光り始めた範囲から出ると、その範囲が凍り綺麗な氷柱になり崩れ落ちた

 

「これはあの中にいたら危なかったね」

 

「良く判断したな、流石だ」

 

「伊達に滅却師やってないからね」

 

「そのようだな、次行くぞ」

朽木は、刀を地面に等間隔に突き刺して刀を久保に向けた

 

《次の舞 白漣》

そう朽木が言った瞬間に凍気を雪崩のように放出し久保の召喚獣に向かってきた。久保は、それを寸前で避け久保の召喚獣が立っていた範囲は、凍り付いた

 

「これは、ホントにキツいね」

 

「そう言ってる暇があるのか?」

久保が避けた先に先回りしていた朽木が斬りつけた

 

久保利光 3242点

 

「まさか、あれを囮に使ってくるとはね」

 

「まだ全然減ってないですわね。あれから余りダメージを与える事が出来ていなかったのが惜しいですわね」

 

「朽木さんが最初から使っていたら、多分こんな隙は出来ていなかったと思うから僕としてはラッキーとでも言うべきかな」

 

「そうですわ、私が最初から使っていたら私にダメージは入らなかったかもしれませんが、久保に隙を与えらなかったのもまた事実ですわ」

 

「そういう事だね、まぁそろそろ決着着けようか。腕輪発動!」

そう言うと久保の腕輪が光った。そして久保は色んな方向に矢を打ち始めた

 

「何をする気ですの?」

 

「まぁ見てなよ。僕の腕輪は自由操作と言って、遠距離攻撃が出来る召喚獣の武器を自由に操れるんだ。木下君の武器を変えて自分の弾丸を追尾機能を付けられる腕輪と違って、僕のは、相手の弾丸も自由に操作出来るんだよ」

 

「かなり、面倒な腕輪ですわね」

 

「じゃ、いくよ」

久保は自身が放った矢を、縦横無尽に動かし、朽木の召喚獣を襲う

 

「これは、すごいな」

 

「儂以上の腕輪じゃな」

 

「・・・厄介」

 

「ルキアちゃん、厳しそうです」

雄二達は、久保の召喚獣の腕輪の能力に驚いていた

 

「ちっ、厄介だな」

朽木ルキア 2242点

 

「かなり減らされたな、ならこちらも腕輪発動!」

朽木も腕輪を発動したが、特段変わった様には見えなかった

 

「私の腕輪って・・・そうかそういうことか」

 

「ルキアさん、何か分かったみたいですね」

 

「ああそうか、僕らの腕輪はあれか」

 

「明久、どういう事?」

 

「僕らはというより、死神が召喚獣を使うと腕輪は必然的に鬼道を使えるんじゃないかってね」

 

「確かに、鬼道を召喚獣で打てなかったけど腕輪を発動しないといけないなら打てなくても変ではないわね」

 

「学園長も腕輪の能力を鬼道にするなんてね」

 

「うん、僕も思ったよ」

明久達は腕輪発動する事によって鬼道を使えると言うことを知ったのだった

 

「腕輪がなにか僕には分からないけど行かせてもらうよ!」

久保は矢を操作し朽木に放った

 

「朽木ーーー!!」

雄二が大声をあげた瞬間────

 

 

《破道の三十三 蒼火墜!》

そう聞こえ、久保の放った矢を相殺したのだ

 

「今、一体何が!?」

 

「久保の矢が相殺されたじゃと!?」

 

「・・・なにしたんだ!?」

 

「ルキアちゃん、何か言ってましたね」

 

「なにがどうなったのよ!」

雄二達は目の前で起きた出来事に信じられないと言う様な声を上げていた

 

「なるほどー腕輪は鬼道なんだー」

 

「鬼道ってなんだ?御旗」

 

「うーんなんて言おうかなー基本的な戦術の1つとでも言っておこうかな」

 

「戦術に、あんなのがあるのかの?」

 

「・・・聞いたことない」

 

「うん、普通には習わないと思うよー私たちがちょっと特殊なだけでねー」

 

「そうなんですね」

 

「まあ、余り納得は出来ないけど・・・」

島田は、御旗の説明に納得出来ていない様子だったが渋々受け入れていた

 

「まさか、鬼道で相殺するとはね」

 

「いえ、それだけじゃありませんわ。久保は自分の召喚獣を見てみるべきですわ」

 

「何を言って・・・なっ!?」

久保は自分の召喚獣を見ると、いつの間にか召喚獣が黄色い縄みたいなので拘束していたのだ

 

「これは・・・」

 

「それは、《縛道の九・崩輪》ですわ」

 

「くっ、これは動けない」

 

「これで終わりですわ!」

朽木は、言葉を紡ぐ

《君臨者よ 血肉の仮面 万象 羽搏き 人の名を冠す者よ 雷鳴の馬車 糸車の間隙 光もて此を 六つに別つ 蒼火の壁に双蓮を刻む 大火の淵を遠天にて待つ》

 

「これは、聞いたことある。二重詠唱かい?」

 

「そうだ、そして終わりだ。《縛道の六十一 六杖光牢》そして、《破道の七十三 双蓮蒼火墜》!!」

六つの帯状の光が突き刺さり、蒼火墜よりも凄い炎を久保の召喚獣に浴びせた

勿論、腕輪の能力でもあり完全詠唱の双蓮蒼火墜なので久保の召喚獣は耐えられず・・・

 

久保利光 DEAD

 

消滅していたのだった

 

「勝者 Fクラス!」

高橋先生が、そう宣言した

 

『おおおおお!!』

 

『うああああ!!』

Fクラスからは勝ったことに対する雄叫びが上がり、Aクラスは負けたことへの悲しみの声が上がった

 

「いやー強かったよ。朽木さん」

 

「久保も、中々でしたわ」

 

「また、闘ってくれるかい?」

 

「勿論ですわ」

久保と朽木は堅く握手を交わした

そして、それぞれクラスの元へと戻った

 

「朽木、途中ヒヤヒヤしたぞ」

 

「儂もヒヤヒヤしたぞい」

 

「・・・勝てて良かった」

 

「ルキアちゃん、お疲れ様です」

 

「ルキア、おつかれ」

 

「あら?坂本達は私を信じてなかったのですか?」

 

「いや、信じてはいたが危ない所が途中あったしな」

 

「そんな心配しなくても勝てましたし大丈夫ですわ」

 

「そうだな、おつかれさん」

 

「お疲れじゃ」

 

「・・・お疲れ」

雄二達は、朽木に労いの言葉をかけた

 

「久保君、惜しかったね」

 

「・・・途中までは良かった」

 

「久保君、ルキアさん強かったでしょ」

 

「あー強かったよ」

 

「まぁ、ルキアさんと彼処まで闘えたら上出来よ」

 

「ルキアさんと彼処まで闘えたなら誇るべきですよ」

 

「木下さんも伊原さんも有難う、休ませてもらうよ」

 

「うん、休んどいて雄二に勝ってくるから」

 

「任せたよ、代表」

そう言って、久保は座って休んでいた

 

「では、5回戦の代表は出て下さい」

高橋先生が、そう告げた

Fクラスからは代表の坂本雄二が前にAクラスからは代表の吉井明久が前に出た

 

『坂本ー勝てよー!』

 

『代表、負けないで下さい!』

AクラスからもFクラスからも両名に対して檄が飛ぶ

 

「雄二、ようやく来たね」

 

「おう、明久が昔よりどれだけ頭が良くなったのか知りてえしな」

 

「小学生の時と比べていたら怪我するよ?」

 

「安心しろ、そこまで思ってはいねえよ。お前が努力して掴んだ地位がAクラス代表って事で表れてるんだからな」

 

「そうだね、じゃ始めるよ!」

 

「おう」

 

「「いくよ(ぜ)サモ・・・「あ、次回です」今言うの(かよ)!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 Aクラス戦決着




次回でAクラス戦終わりです。

そしてその後からは、虚との闘いとかを書いていきます。

では、また次回
感想、誤字脱字の指摘など宜しくお願いします
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