バカ達と死神と召喚獣   作:檮原

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はい、遂に試召戦争決着です

毎回読んでくださっている方有難うございます

こんな駄作ですがUAが5000近い事に喜びを感じています。これからも宜しくお願いします

では11話、どうぞ


第11話 Aクラス VS Fクラス 遂に決着!クラス代表同士の闘い

ついにAクラス対Fクラスの勝負に終止符を打つ時が来た。今現在AクラスとFクラスは2対2の同点になっている。なので、明久と雄二のどちらかが勝てば勝負がつく状態だ。

 

「雄二、科目はやはり日本史?」

 

「ああ、その通りだ。明久」

 

「そう、なら僕も得意だよ」

 

「分かってるさ、だから敢えて日本史にしたんだ。お前の本気を知りたいからな」

 

「本気を知りたいって・・・雄二、舐めて係ると痛い目見るよ?」

 

「まあ、確かに舐めてる様に見えるな。とっとと始めるか」

 

「そうだね、いくよ」

 

『サモン!!』

2人は召喚獣を召喚した

 

日本史

Fクラス

坂本雄二 582点

 

VS

 

Aクラス

吉井明久 962点

 

と、2人の点数が表示された

勿論、両クラスとも────

 

 

『はあああああ!?』

 

『何だよ、あの点数は!』

 

『土屋と同じく教師超えかよ!』

 

『代表、さすがです!』

 

『代表、勝てますよ』

Fクラスは、教師超えの点数に驚嘆し、Aクラスは自分達の代表に『既に勝った』と言わんばかりの歓声を上げていた

 

「明久、昔とは大違いじゃの」

 

「・・・あの馬鹿だった明久はもういない」

 

「明久君、頭良くなりましたね」

 

「あの吉井って、そんなに馬鹿だったの?」

 

「ああ、馬鹿じゃったな」

 

「・・・馬鹿だった」

 

「馬鹿でしたね」

 

「ちょっと皆!?サラっと昔の僕を馬鹿にしないでよ!」

 

「「「「事実だろ(じゃろ)(です)」」」」

 

「酷い!」

明久の点数を見て、秀吉達は昔の明久を思い出し、弄っていた

 

「ほら、始めるぞ明久」

 

「僕としては心が折れてるんだけど?さっきので」

 

「そんなことは知らん、馬鹿だったお前が悪い」

 

「だから、もう忘れてよ。今は今なんだからさ。ねえ優子?」

 

「明久ごめんなさい。私も昔の明久と比べていたわ」

 

「優子まで!?僕の味方はいないの!?」

 

「はぁ後で慰めてもらえ。今は試合だ」

 

「分かったよ、じゃ行くよ」

そうして試合は開始された

 

「はああああ」

ガンっ

「ふっ」

キンっ

刀とメリケンサックがぶつかり合う

 

「俺の殴りを簡単に弾くとはやるな、明久」

 

「あれくらいなら簡単でしょ、雄二」

 

「本気で来いよ、お前も刀変化使えるんだろ?」

 

「使えるけど使っちゃうと早く終わってしまうだろうし・・・」

 

「おいおい、随分余裕みてえに言うじゃねえか」

 

「だって本当に余裕なんだもん」

 

「なら、尚更見てみたくなった」

 

「分かったよ、優子もいいよね?」

 

「勿論よ、早く終わってもらいたいし」

 

「何故、木下姉に確認を取る?」

 

「まぁ、勝負の決着を急ぐか闘いを十分楽しんでから決着つけるかの判断は優子にしてもらってるからさ」

 

「なるほどな、なら決着を急ぐか」

 

「そういう事、じゃそろそろ使うよ」

吉井は刀の刀身を地面に向けた

 

「なぁ瑠海、明久の刀変化って何なんじゃ?まるで、刀を手から離そうとしてるようにしか見えないんじゃが?」

 

「まぁー簡単に言うとー私達とは違って明久のは手に刀を持つ必要性がないってことかなー」

 

「そんな刀変化があるのですか?瑠海ちゃん」

 

「うん、明久のは或る人に似てるからねー」

 

「・・・或る人って言うのは誰なんだ?」

 

「うーんまだ言えないやーただ似てるってだけだよー」

 

「そうなんだ、でも瑠海とかルキアの刀変化を見てきたからもう驚かないわよ」

 

「多分、美波でも驚きますわよ。明久の刀変化には」

 

「そんなに凄いの?ルキア」

 

「見てればわかりますわ」

そう言うと、朽木は明久と雄二が闘っているステージに目で見なさいと合図を送った

 

 

 

 

秀吉達が話してる頃、ステージでは明久が刀変化を使う準備を終えていた

 

「さあ来い、お前の本気見せろよ」

 

《満開に咲け 秋桜!》

明久はそう言葉にして、刀を手から離した

その光景を見たFクラス連中は

 

『何だ?試合放棄か』

 

『おいおい、もう終いなのか?呆気ないなー』

と口々に言っていたが、次の瞬間ステージわ見て唖然とする

 

ステージを見ると何処から咲いたのかフィールドの床がコスモス畑に変わっていたのだから

 

これにはAクラスとFクラスのどちらとも言えないが『綺麗』と言葉が聞こえてきた

 

「これが明久の刀変化じゃと言うのか!?」

 

「・・・これは美しい(パシャッ)」

 

「これが刀変化なんて信じられませんね」

 

「ルキアと瑠海とはまた違って凄いわね」

 

「ルキアさんが言った通りだったでしょー美波」

 

「ええ」

秀吉達は、驚きながらもコスモスの綺麗さに見蕩れていた

 

Aクラスでも────

 

 

 

『あの花、綺麗だなー』

 

『本当に美しい』

 

「・・・あれが吉井の刀変化・・・闘えるの?」

 

「大丈夫よ翔子、明久の刀は見てしまった時点で勝敗は決してる」

 

「どういうこと?優子」

 

「僕も気になるね、見てしまった時点ってどういうことだい?」

 

「明久君の刀はね。目に映った花の本数だけ斬り裂く刀なんですよ」

 

「・・・それってつまり・・・」

 

「そうつまり、ああやってずっと花を見ている雄二君は負けってことかな」

 

Aクラスで真奈が言った様に雄二は明久が刀変化を使ってから花が咲いたので花をずっと見ていた

 

「これが明久の刀なのか」

 

「そうだよ雄二、さて君はさっきまでに何本見た?」

 

「どういう事だ?明久」

 

「決まってるでしょ、僕が秋桜を咲かせてから何本見たかってきいてるんだよ」

 

「数えてないな、数が多いしな」

 

「そう・・・頭の上見てみなよ」

 

「頭の上?・・・・何かあるのか?」

 

「良いから見てみなって」

そう言われて雄二が召喚獣の頭の上を見ると

そこには・・・

 

見た花の本数 8237本

と表示されていたのだ

 

 

「へぇーそんなに見てたのか俺は・・・ってこれがどうしたっていうんだよ!」

 

「ああー8000か・・・フィールド内じゃ狭すぎてこんなもんか」

 

「だから、この数字がどうしたって?」

 

「もう終わりって事だよ・・・《秋桜 散華花葬》」

そう明久が言った瞬間、一面に咲いていたコスモスが舞い上がり、雄二の召喚獣が見えなくなった。そして、数秒後ステージを見ると雄二の召喚獣は消えて無くなっていたのだった

 

坂本雄二 DEAD

 

「な、なにがあったんじゃ!?」

 

「・・・花が散ったかと思ったら雄二の負けだと!?」

 

「何があったんでしょうか?」

 

「ちょっと、どうなってるのよ!」

秀吉達は、どうして雄二が負けたのか分かっていない様子だった

 

「教えるよー明久の刀変化の秋桜は、目に映った花の本数だけ斬り裂くという刀なんだよーだから、雄二君は花が散ってステージが見えなくなった時に斬られていたんだよ」

 

「そ、それが明久の刀なんじゃな」

 

「・・・かなりズルいな」

 

「強すぎでしょ、それ」

 

「花を見ずに闘うしかないなんて勝ち目無さすぎです」

秀吉達は、瑠海から明久の刀の説明を聞き、敵に回したくない相手だと思った

 

「まさか、花を見たらいけないなんてな」

 

「うん、花を見てなかったら他の技とか使う羽目になってたけど見てくれてて良かったよ」

 

「まあ、何も知らなかったら見るだろ。今度闘う時は見ねえ様にしないとな」

 

「まぁ、闘うことがあればね」

 

「あぁ、次は負けねえぞ明久」

 

「僕もだよ」

2人は握手して、それぞれのクラスメイトの元に戻った

 

「勝者Aクラス吉井明久。よってAクラス対Fクラスは3対2でAクラスの勝利です」

高橋先生が声高らかに宣言した

 

「じゃ、戦後対談といきますか」

 

「そうだね雄二、僕達からの・・・というより僕個人としての願いは1つかな。Fクラスの設備状況を知りあれ以上落とすのは駄目だと判断した。だから設備を落とさない代わりに雄二・秀吉・康太・瑞希ちゃん・島田さん・ルキアさん・瑠海を僕達Aクラスに編入させるってことでAクラスの皆はどう?」

 

「明久が決めたなら、それでいいんじゃないかしら?」

 

「・・・私も吉井が決めたのなら、それで構わない」

 

「僕もいいと思うよ」

 

「僕も賛成だね。あの教室では姫路さんにも悪影響だし彼女と本気で順位争いしたいからね」

 

「私も構いません」

 

『代表が決めたのなら俺達(私達)は従います』

Aクラスからは誰一人として反対する者は居なかった

 

「じゃ、そういう訳だから雄二」

 

「分かったよ、あれ以上落とすのは流石に酷だろ」

 

「うん、じゃあ決まりだね」

 

「おう」

2人はハイタッチを交わした

 

『おい、坂本何であれを呑んだんだ!』

 

『そうだそうだ、オアシスが居なくなるじゃないか!』

 

「黙ってくれ、設備落とされなかっただけマシだろ!」

 

『これなら設備落とされた方がマシだー!』

 

「お前らは、そうだろうが・・・秀吉達はどうだ?」

 

「儂は、ハッキリ言ってAクラスに行くのじゃ!Fクラスにずっとはおりたくないしのう」

 

「・・・俺もあの教室は御免だ」

 

「私は秀吉君達がいたからFクラスも良かったのですが秀吉君達がAクラスに行くのなら私も行きます」

 

「私も、Aクラスの方が何倍もマシよ。ルキアと瑠海もそうでしょ?」

美波は、朽木と御旗にも意見を聞いた

 

「ええ、美波の言う通りですわ。私もあんな吐き溜めには戻りたくないですわ」

 

「私もー汚ったない教室より綺麗な教室の方が良いしー」

朽木と御旗も移動することに賛同した

 

「俺たちは皆、移動する!」

そう雄二が宣言すると、他のFクラス連中は駄々こねていたが相手にする気も起きなかったので無視することにした

 

 

こうして、Fクラスの試召戦争はAクラスに負けるという形で終わりを告げた。試召戦争は終わったが、ここから死神と代行達の物語は進んでいく────

 

 




読んで下さり有難うございました

次回からは虚との対決を描いて行こうと思ってます。

鉄人と高橋先生の死神としての闘いも書いていきます。ハッキリ言って、化け物レベルに強くなると思います

では、また次回
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