艦の魂を宿した提督が着任するようです   作:常闇 狭間

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一話 オビト、提督になる!!?

俺の名前はオビト。名字は影車(かげぐるま)という。俺は今、

深海凄艦対策本部に向かっている。何故かは知らない。電話がかかったと

思ったら急に「至急深海凄艦対策本部に出頭するように。」だもんなぁ。

 

「ここが深海凄艦対策本部だ。一番上の方に粗相が無いように。」

「はいはい、分かりましたよ。」

「っく!このガキ!!」

「落ち着け、ここで殴ったら怒られるのは俺たちだぞ。」

「分かったよ。」

 

ここが本部なのか、そういえばなんでここに来たんだろう?そもそも深海凄艦か。

対抗するには艦娘しか無理と言われているけど、俺も深海凄艦は倒せるんだよなぁ。

理由?それは10年前の少年改造事件だけど?

 

少年改造事件・・・深海凄艦を倒すには同じ船の魂をやどす者が居ないと

         分かり、ある集団が少年たちを改造した事件。1000人

         にも及び改造され、生き残ったのはたった一人だけだった。

         その改造された少年は深海凄艦を蹂躙するほどの力を持ち、

         時々、出撃した艦娘が目撃していた。しかし、今では目撃

         報告も無くなったため、死んだと言われている。

 

まぁ、実際は生きてここに来てるんだけどな。ちなみに、俺に宿っている

船の名前は不明だ。まだ見つかっていない船の魂らしい。

と、そうこうしてるうちに目的の部屋か。

 

コンコン、

 

「入っていいぞ~。」

「失礼します。招待されました、影車 オビトと言います。」

「よく来たね、オビト君。私はここのトップである竹泉 棗(たけいずみ なつめ)

 という。よろしくたのむよ。」

「こちらこそよろしくお願いします。」

「ところで君は何故呼ばれたかわかるかい?」

 

ちょうどそれを聞こうと思ってたんだよ。多分提督になってくれとかかな。

 

「提督にならないかの誘いですか?」

「そうそう。あ、堅苦しいのは嫌だから敬語なしで。あと、呼び捨てで。」

「分かった。それで、どうして俺なんかに?」

「それはね、君、これが見えるかい?」

「え?棗の肩に乗ってる小さい人のこと?」

「やっぱり、見えるんだね。この子は妖精といって、艦娘の艤装を

 動かしてるんだよ。」

 

へぇ~、そうなのか。初めて知ったな。でも、その妖精が見えることと

提督になることがどう関係するんだろう?

 

「実は良い提督になる人は大抵妖精が見えるんだ。私の予想通り

 君には見えるんだね。」

「なるほど、理解した。だったら提督になるよ。」

「本当かい?けど、君が行くのは元ブラック鎮守府だけど

 良いのかい?提督を嫌ってるから主砲を撃たれそうだけど?」

「大丈夫だよ。傷ついてる奴等をほっとくほど 薄情者では

 無いからね。それに、主砲ごときでは死なんよ。」

「きみ、何者だい?」

「10年前の事件の生還者と言えば分かるか?」

「まさか!!」

「そう、そのまさかだ。俺は少年改造事件の唯一の生き残りだよ。

 しかも謎の多い発見されてない船の魂を宿している。」

「君は、艦娘をどう思ってる?」

「艦娘ですか?少なくとも世間が言う人間らしさを今の

 人間よりも持っていると思います。安心しろ。

 決して傷つけはしない。あんな可愛い子を傷つける方

 がおかしい。」

「フフ、君はあの元ブラック鎮守府を建て直せるね。」

「でも、条件があります。」

「条件?言ってみろ。」

「一つ、俺が傷つけられても武力で押さえないこと。

 二つ、最初の半年で良い、月に2000~2500の資材を

 受け渡してもらいたい。三つ、此方のやり方には文句を言わないこと。」

「私たちにメリットがあるのかね?」

 

メリット?そんなの、簡単じゃないか。

 

「俺があなたたちの敵にならないこと。それと、僕の行く鎮守府は

 おそらく、資材を運ぶルートであり、さらに関東を守ることが出来る

 位置にあります。国の安全性が高くなり、資材の安定するでしょう。」

「よし、わかった。そのかけに乗る。っと言いたい所だか、

 君が敵になっても、意味がないだろ?脅威でもない。」

「あれ?言ってませんでしたっけ?俺、この刀で海を5km~20km

先まで切れますよ。」

 

おう、顔が青くなってやがる。トップだからこんなんじゃ引かないかと。

 

「分かったよ。資材を毎月届けよう。ちなみに、成功しなければ

 どうするつもりだい?」

「煮るなり焼くなり好きにしてください。」

「なるほど、分かった。では、頑張ってこいよ。」

「勿論だよ。棗。」

 

俺は本部から出て、目的地の鎮守府へ向かう。

 

 

 

 

その頃、鎮守府では~

 

 

 

 

 

「うそ、夕立、ここに提督が着任するって。」

「そんな、また暴力を振るわれるの?そんなの嫌だよう。」

 

また、提督が来てしまう。どうするれば良いんだ。どうすれば

苦しめられずにすむ。

 

「また提督が来るのか。私たちは暫くの間提督は要らないと伝えたが。

 仕方がない。陸奥!」

「なぁに~長門~。」

「どうやら提督が来てしまうようだ。着任次第主砲で処刑するぞ。」

「分かったわ。もう提督に苦しめられないようにするんだから。」

 

提督、ざまぁないね。陸奥と長門に目を付けられたが最後、

生きては帰ることは出来ないよ。僕たちはもう、命令されるのは

ゴメンだからね。全力で抵抗させて貰うよ。

 

 

 

 

 

提督着任まで、あと少し。




どうも、常闇です。艦これの小説を書いてみました。
時雨や夕立、長門に陸奥のキャラはこれで大丈夫なんでしょうか?
少し不安です。でも、これからも頑張って行きます。

東方の小説も書いてるので、更新は遅くなると思いますが、
よろしくお願いします。感想やアドバイスをお待ちしています。

それでは次回もお楽しみに。
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