俺の名前はオビト。名字は影車(かげぐるま)という。俺は今、
深海凄艦対策本部に向かっている。何故かは知らない。電話がかかったと
思ったら急に「至急深海凄艦対策本部に出頭するように。」だもんなぁ。
「ここが深海凄艦対策本部だ。一番上の方に粗相が無いように。」
「はいはい、分かりましたよ。」
「っく!このガキ!!」
「落ち着け、ここで殴ったら怒られるのは俺たちだぞ。」
「分かったよ。」
ここが本部なのか、そういえばなんでここに来たんだろう?そもそも深海凄艦か。
対抗するには艦娘しか無理と言われているけど、俺も深海凄艦は倒せるんだよなぁ。
理由?それは10年前の少年改造事件だけど?
少年改造事件・・・深海凄艦を倒すには同じ船の魂をやどす者が居ないと
分かり、ある集団が少年たちを改造した事件。1000人
にも及び改造され、生き残ったのはたった一人だけだった。
その改造された少年は深海凄艦を蹂躙するほどの力を持ち、
時々、出撃した艦娘が目撃していた。しかし、今では目撃
報告も無くなったため、死んだと言われている。
まぁ、実際は生きてここに来てるんだけどな。ちなみに、俺に宿っている
船の名前は不明だ。まだ見つかっていない船の魂らしい。
と、そうこうしてるうちに目的の部屋か。
コンコン、
「入っていいぞ~。」
「失礼します。招待されました、影車 オビトと言います。」
「よく来たね、オビト君。私はここのトップである竹泉 棗(たけいずみ なつめ)
という。よろしくたのむよ。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
「ところで君は何故呼ばれたかわかるかい?」
ちょうどそれを聞こうと思ってたんだよ。多分提督になってくれとかかな。
「提督にならないかの誘いですか?」
「そうそう。あ、堅苦しいのは嫌だから敬語なしで。あと、呼び捨てで。」
「分かった。それで、どうして俺なんかに?」
「それはね、君、これが見えるかい?」
「え?棗の肩に乗ってる小さい人のこと?」
「やっぱり、見えるんだね。この子は妖精といって、艦娘の艤装を
動かしてるんだよ。」
へぇ~、そうなのか。初めて知ったな。でも、その妖精が見えることと
提督になることがどう関係するんだろう?
「実は良い提督になる人は大抵妖精が見えるんだ。私の予想通り
君には見えるんだね。」
「なるほど、理解した。だったら提督になるよ。」
「本当かい?けど、君が行くのは元ブラック鎮守府だけど
良いのかい?提督を嫌ってるから主砲を撃たれそうだけど?」
「大丈夫だよ。傷ついてる奴等をほっとくほど 薄情者では
無いからね。それに、主砲ごときでは死なんよ。」
「きみ、何者だい?」
「10年前の事件の生還者と言えば分かるか?」
「まさか!!」
「そう、そのまさかだ。俺は少年改造事件の唯一の生き残りだよ。
しかも謎の多い発見されてない船の魂を宿している。」
「君は、艦娘をどう思ってる?」
「艦娘ですか?少なくとも世間が言う人間らしさを今の
人間よりも持っていると思います。安心しろ。
決して傷つけはしない。あんな可愛い子を傷つける方
がおかしい。」
「フフ、君はあの元ブラック鎮守府を建て直せるね。」
「でも、条件があります。」
「条件?言ってみろ。」
「一つ、俺が傷つけられても武力で押さえないこと。
二つ、最初の半年で良い、月に2000~2500の資材を
受け渡してもらいたい。三つ、此方のやり方には文句を言わないこと。」
「私たちにメリットがあるのかね?」
メリット?そんなの、簡単じゃないか。
「俺があなたたちの敵にならないこと。それと、僕の行く鎮守府は
おそらく、資材を運ぶルートであり、さらに関東を守ることが出来る
位置にあります。国の安全性が高くなり、資材の安定するでしょう。」
「よし、わかった。そのかけに乗る。っと言いたい所だか、
君が敵になっても、意味がないだろ?脅威でもない。」
「あれ?言ってませんでしたっけ?俺、この刀で海を5km~20km
先まで切れますよ。」
おう、顔が青くなってやがる。トップだからこんなんじゃ引かないかと。
「分かったよ。資材を毎月届けよう。ちなみに、成功しなければ
どうするつもりだい?」
「煮るなり焼くなり好きにしてください。」
「なるほど、分かった。では、頑張ってこいよ。」
「勿論だよ。棗。」
俺は本部から出て、目的地の鎮守府へ向かう。
その頃、鎮守府では~
「うそ、夕立、ここに提督が着任するって。」
「そんな、また暴力を振るわれるの?そんなの嫌だよう。」
また、提督が来てしまう。どうするれば良いんだ。どうすれば
苦しめられずにすむ。
「また提督が来るのか。私たちは暫くの間提督は要らないと伝えたが。
仕方がない。陸奥!」
「なぁに~長門~。」
「どうやら提督が来てしまうようだ。着任次第主砲で処刑するぞ。」
「分かったわ。もう提督に苦しめられないようにするんだから。」
提督、ざまぁないね。陸奥と長門に目を付けられたが最後、
生きては帰ることは出来ないよ。僕たちはもう、命令されるのは
ゴメンだからね。全力で抵抗させて貰うよ。
提督着任まで、あと少し。
どうも、常闇です。艦これの小説を書いてみました。
時雨や夕立、長門に陸奥のキャラはこれで大丈夫なんでしょうか?
少し不安です。でも、これからも頑張って行きます。
東方の小説も書いてるので、更新は遅くなると思いますが、
よろしくお願いします。感想やアドバイスをお待ちしています。
それでは次回もお楽しみに。