艦の魂を宿した提督が着任するようです   作:常闇 狭間

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十六話 意外とすんなり許可もらいました。

紀伊・駿河「どういうことかな~?」

「いや、あの、その~・・・スンマセン。」

紀伊「いやねー、私たちは理由を聞きたいんだけどね、イイカナ?」

駿河「そうね。理由を話してちょうだい。いや、ハナシナサイ。」

 

そのあと、色々説明をした。深海悽艦内の事情と穏便派は人間と友好的な

関係を築きたいということ。その為に協力してほしいということ。そして

身柄の安全の保障。こちらの良いところは資材が大量に増えること。

深海凄艦について知ることが出来ることなど。

 

「いやな、明日の朝に皆に相談しようかと思ってな。そして、今日は

 棗元帥に相談しようかなって。」

紀伊「私は別にいいけどね。でも、次からは一人で行かないで。やられたら

   どうするつもりだったの?」

「いや、逆にやるつもりでいた。攻撃されたら生きて帰れるようにアレも

 装着してたし。」

駿河「あー、アレなら確かに勝てるわね。でも次からは相談してからに

   して。分かった。」

「分かったから主砲を向けるな。」

 

(う~ん、紀伊と駿河は否定するかもの思ってたんだけどな。まぁ、

許可は貰えたし元帥に相談してみるか。)

 

棗『もしもし、どちらさまでしょうか?』

「あ、どうもオビトです。久しぶりですね。棗さん。」

棗『あー、オビト君、どったの?』

「いやー、実はカクカクシカジカ。」

棗『えー!深海凄艦から契約を結ぶ!?う~ん、いいんじゃない?』

「・・・いや、あっさり反応しすぎっしょ?」

棗『だってねー、君だったら攻撃されても対処出来るだろうし、それに

  君の鎮守府だからね。君が選んだんなら文句言わないよ。』

 

(えー、こんな簡単に許可していいのか?もしかして仕事がめんどくさくなった?

いや、でも棗さんだから・・・十分ありえるから怖い。そして、そんなに適当だと

婚期逃しますよ?もう30歳なんですから。)

 

棗『ねぇ、今失礼なこと考えなかった?』

「気のせいですよ。それじゃあ、勝手にさせてもらいますよ。」

棗『いいよー。あー、そう言えば呉第三鎮守府から君たちに演習の依頼があるよ。

  ちなみに此方が勝ったら紀伊と駿河を寄越せって。』

「へー、破壊神と虚空を?まぁいっか。それで、俺が参加してもいいっすよね。」

棗『もっちろん。あのジジイ本当に苦手。あ、そう言えば質問ある?』

「そうですね。謝っとくことが。・・・演習で軽い津波が出来たらスンマセン。」

棗『え!?ちょっ!?それは困っ』ガチャン

 

(さーてと、許可は貰ったし。あ、そう言えば何時だろう?そう言えば手紙が来てたじゃん。

えーと、なになに?明日の午後2時から?相手が此方にくると。今は朝の3時か。よし。

弟子たちを呼ぶか。と言っても二人だけ。)

 

俺は急いで連絡をいれた。勿論二つ名持ちに。たしか、望月と大鳳だ。二つ名が、

『堕落の悪魔』と『不落の要塞』だったか。

 

 

 

 

 

 

 

次の日~

 

「えー、朝礼出はないが皆に連絡があるので食堂に来てください。」

 

食堂~

 

「え~、集まってくれたな?じゃあ、連絡するが、お前らは深海凄艦と協定を

 結ぶことをどう思う。」

 

すると面白そうとか嫌とか怖いとか色んな声を聞いた。

 

「皆にはすまないが協定を結ぶことにした。内容はこうだ。」

 

艦娘たちは深海凄艦の過激派から穏便派をまもること。鎮守府に匿うこと。

普通に生活させてもらうこと。そして、こちらは大量の資材を貰うこと。協力して

深海凄艦を倒すこと。深海凄艦の弱点などを教えて貰うこと。

 

「さてと、意見を頂きたいな。」

龍田「裏切らないという根拠はあるのよね~?もちろん。」

「は?ねぇよんなもん。」

艦娘「はい?」

天龍「ないってどういうことだよ!」

「よーし、じゃあ逆に聞こう。皆は俺が来たときなにもしないと言ったが根拠はみつけられた

 か?」

大井「そんなわけないわよ。あの出来事があったから今は信じるけど。」

「そう言うこと。信用に値するかどうかは生活して決めろ。ってことだ。正直

 根拠なんてもんはどうでもいい。俺は信じたいから信じる。それだけだ。」

 

(ハハハ、無理があることこのうえない。まぁ、そうしないとテコでも動かない

だろうしな。なぜかって?あいつらは頑固なんだよ。)

 

天龍「はぁ、まあいい。なんかあったら助けてくれるんだろうな?」

「なんだ?お前は対処できないのか?天龍は最強じゃないんだなぁww」

天龍「コンニャロ!なめやがって。いいぜ、乗ってやるよ。ただ、一人でも限度が

   ある。手伝えよ。」

「へいへい。あ、それと今日の午後に演習がある。と言うわけで、編成はこうだ。」

 

旗艦  紀伊

副旗艦 駿河

その他 夜叉

    吹雪

    大鳳

    望月

 

曙「大鳳と望月はここにはいないわよ!!そんなことも」

「まぁ待て、助っ人として呼んだんだ。そして、もう1つ艦隊を発表する。」

 

旗艦  長門

副旗艦 陸奥

その他 天龍

    龍田

    ???

???

 

「さてと、あと二人いるんだが、入りたいやつはいるか?」

 

結果は北上と大井になった。いや、入りたいやつはいっぱいいたからバトルロイヤル

をしたら出るわ出るわ魚雷の嵐。あ、忘れてたけど二人とも改二ね。

 

大淀「どうして2艦隊を?」

「今回は過激派でな。どうせ複数艦隊を用意するかもしれないからな。それと、

 望月と大鳳は二つ名持ちな。大鳳は戦艦悽鬼の火力でも損傷はほぼゼロ。望月は

 普段眠そうだが目が覚めると強い。」

古鷹「どうして副旗艦も決めたのですか?」

「ああ、旗艦がやられたときに統率者がいないと陣形が崩れるからな。別に即座に

 指揮できるならいいけど・・・無理だろ?」

 

艦娘全員は大きく頷く。

 

「よし、気難しい話は終わり。皆で飯食おうぜ飯。」

 

そのあと皆で談笑しながら朝食をとった。

 

大淀「そう言えば夜叉って誰でしょうか。」

「ん?夜叉は俺だぞ?」

艦娘「え?」

 

 

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