とうとう本格的な時間帯になった。そう、夜中だ。俺の知り合いの
夜戦馬鹿はいないし、安心して任務を遂行できる。
「今回は俺と吹雪、時雨、夕立で出撃するぞ。勿論無理は
しないように。するつもりだっだらoh.shi.o.ki☆な」
「り、了解。」「了解っぽい。」「了解です。司令官。」
「夜中に出撃だから、照明弾をつかう。」
「どうして探照搭を使わないんだい?」
「探照搭を使ったら場所がばれるだろ。それを防ぐためだ。」
「なるほどね。よく分かったよ。」
「ならいい、出撃だ。出るぞ。」
「おお、昼に結構な数を撃滅したのに、だいぶ増えてるな。でも、
これぐらいなら、いけるな?」
「勿論ですよ、司令官!」「殺ってやるさ。」「頑張るっぽい。」
「よし、あと時雨、女の子がそんな物騒なことを言うでない。」
「分かったよ。提督。」
「よし、じゃあ行くぞ!!」
「「「了解(っぽい)!!」」」
「夕凪、夜桜、紫雲発艦!!」
「提督の艦載機は夜でも発艦できるのかい?」
「そうだな。夜用に作ってるから、下手したら昼よりも強い。」
「敵艦、ドンマイ。」
さてと、駆逐どもは夕立たちがやってくれるから、こっちは
鬼と姫をやるか。ちなみに、今回の作戦はこうだ。
夜戦組が周りの敵艦を排除。その後突入+制圧。
陸奥と長門を呼んで艦娘たちを運ぶ。
というシンプルな作戦だ。
「影流抜刀術 宵ノ型弐式 夜の舞踏!」
「俺の影流抜刀術 宵ノ型は夜になってからが本番だ。
深海棲艦ども、精々抗ってくれよ~。」
「ボクたちも行こうか。夕立。」
「そうだね。さぁ、素敵なパーティーしましょう。」
「あ、悪夢状態に入った。」
おお、夕立も駆逐艦とは思えない戦闘力を持っているな。
「おっと~、姫のお出ましかい?精々楽しませてくれよ~。」
やっと姫の登場か。まぁ、
「弱いな。」
「っ!?」
「もっといい勝負してくれると思ったが、そうでもなかったか。
夕立、時雨、吹雪、制圧にかかるぞ。」
「了解です。」「分かったよ。」「踊り足りないっぽい~。」
「後でだ。行くぞ、突入!!」
そう言って、相手の領地に入る。まずは、見張りが6人。
つぎに、周回が5人・・・ね。
「さてと、やりますか。ちょっとすいません、見張りさん。」
「ん?なんだ貴様は?ここへはガッ!!」
一人制圧、この調子で「見つけたぞ!!殺れ!」
「ありゃ?もう見つかった?でも、」
そう言って、音速で刀を振る。
「マシンガンなんて効かないんだな、これが。」
「ヒッ!ば、化け物。」「なんだこいつは。」
「化け物はどっちだろうな。まぁ、関係ない。確保する。」
丁度周回の奴等もいたから早かった。気絶してるやつは縛っておく。
「もういけるぞ。」
「もう、ボクたちの獲物がいないじゃないか。提督。」
「悪い悪い。まぁ、この先が本命だ。雰囲気的に腕のたつやつが
15人ちょいか。お前らは頭を頼むぞ。俺は部下をやる。」
「わかりました。頑張ってくださいね。」
「頭は頼んだ。俺からいくわ。」
そう言って、思いっきりドアを蹴り開ける。途端、
「今だ、撃てぃ。」
「ありゃりゃ、こりゃ大層なお出迎えです・・・ね!!」
「な、何だと!!」
弾丸切ったのは何回めだ今日で。まぁいいや。とりあえず、
「くたばって貰うぞ、雑魚ども。」
「こっちは15人いるんだ、怯むな!」
「なに言ってるんだお前は、もう後一人だぞ。」
「なに、馬鹿な、訓練では15位までの強豪なのに。」
「あれで強豪?だったら今の軍は腐りきってるな。とりあえず、寝とけ。」
「グッ!!」ドサッ
「こっちは終わった。そっちはどうだ?」
「こちらも無事確保。後は艦娘を助けるだけです。」
「分かった、今行く。」
そして、頭がいるところに着いた。
「長門と陸奥はもう来てたのか。」
「ああ、しかし大淀たちはどこに?」
「待ってろ、今見つける。」
そう言って、金属の板を針で引っ掻く。ちょっと工夫して、
人に聞こえない音にして。
「・・・・・・・・いた!!」
「どこだ!」
「地下室だ、ここの部屋の・・・あった。そこの本棚をずらしてくれ。」
「ここのか?分かった。」
「なにがあるんだい?」
「隠しルートだ。地下室へのな。とりあえず、これで大丈夫だが、
問題は人間嫌いのあいつらと俺が出会ってもいけるがどうかだが、」
「大丈夫よ、提督。」
「なぜ?」
「だって、ねぇ。」
「そうですね。司令官はもはや人間ではないですし。」
グサッと来たぁ!!さすがにそこまではっきり言われると辛いぞ吹雪よ。
でも、否定出来ないんだよな。
「開いたぞ、提督。」
「よし、じゃあ救出するか。」
そして、地下室~
「なんだよ、このへやは。」
「だれ・・・ですか?」
「大丈夫か?大淀!!」
「なが・・と?」
「そうだ。もう大丈夫だ。助けに来た。」
「そう・・・なの。良かっ・・・た。」
「大淀!?」
「気を失ってるだけだ。大丈夫だ。さて、連れて帰るか。」
「動ける奴はいるか?」
10人か、十分だ。
「すまないが、一人ずつ運んでくれ。俺は」警備にあたるから。」
「わかりました。ありがとうございます。」
「お礼は帰ってからだ。あと、俺はお前たちの提督になるが、
嫌なら帰っても無視してくれれば良い。じゃあ、行くぞ。」
本部に連絡を入れたから、あいつらは捕まるはずだ。
ちなみに、俺が警備もとい護衛にまわったのは理由がある。
何か嫌な予感がするんだ。何も起きなければいいが。
「ありがとう提督。おかげで救出できた。」
「どういたしまして。ただ、警戒は解くな。嫌な予感がする。」
「分かった。」
「そう、それなら良いんだっ!!?」
「どうした?提督?」
「お前らは先に撤退しろ。どうやら予感が当たったようだ。吹雪も
撤退しろ。こいつとやりあうと吹雪でも、死ぬぞ!」
「でも・・・」
「命令だ!コイツらを護衛して撤退しろ。大丈夫だ。帰って来るから。」
「っ!わかりました。」
「おい、吹雪!」
「ここは従いましょう皆さん。あの深海棲艦は、二つ名持ちを15隻沈めた奴です。
対抗出来るのは、司令官だけです。」
「しかし、」
「しかしもかかしもありません!私だって、戦いたいですよ。でも、アイツは
アイツだけは、いくら何でも。」
「・・・分かった。護衛は頼んだ。吹雪。」
「分かってます。」
よし、アイツらは行ったな。あいつ、深海王妃は吹雪の他の二つ名全員でも
倒せるか倒せないかだ。これは俺も本気で行くしかないな。
「久しぶりだな、王妃様?」
「オビ・・・トカ?ヒサシイナ。シズミニワザワザキタノカ?」
「知り合いがいたもんでね。久しぶりに手合わせしようかと。」
「ソウ・・・カ。ワタシニハタタカウツモリナド、」
「逃げるのか?王妃様。いや、紀伊型戦艦一番艦 紀伊?」
「ソノナデヨブナァァァァア!!」
「やっとやる気になったか。今度こそその呪縛から解放してやるよ。紀伊姉。」
幻の戦艦紀伊、いや、最凶の深海棲艦 深海王妃と四恐のオビト。
最凶対最恐の勝負が、幕を開ける。そして、オビトと紀伊の関係は!?
深海王妃は完全にオリジナルです。この後もオリジナル要素
が多くなると思いますが、見てくれたらと思います。最凶対最恐・・・
どちらが勝つのでしょうね。まぁ、タグを見れば分かると思いますが。
感想やアドバイスをお待ちしています。それでは次回も
楽しんでください。