ガンダム ビルドファイターズS-T (シャドウ-トライ) 作:高機動型棒人間
どちらも大事な作品ですが、最初に書き始めた方を優先すると思うので、超不定期更新になると思いますがよろしくお願いいたします。
00
雪華。
科学的な呼称をするならば、雪の樹状結晶。
誰が計ったわけでもないのに、等しく六角形に成長し完成する。
そしてひとつひとつは小さいが、それらは数万にも数億にも寄り集まって、広大な大地を銀に染め上げる。まさに自然界が創造【ビルド】する傑作のひとつといえるだろう。
その巨人が歩む大地も、白銀の華がしんしんと降り注いでいた。
巨人は胸の中央に輝く心臓を持つ、純白の闘士【ファイター】である。
右手に槍を握りしめ、黙々と足を進める。
一歩。一歩。
巨人の後ろには自らの台形の足跡と、無数の屍が転がっていた。巨人と同じ闘士たちの力尽きた有様だった。。
「……もう少しで」
巨人に口に該当する部位はない。その意志だけが確かにそう呟く。
地平線の果てに、やがて目的のものがぼんやりと輪郭をあらわした。巨人の体躯よりもさらに大きな蒼色の宝珠だ。
巨人は知っている。
これこそが自分の願いを叶えてくれるものであると。
宝珠は来訪を待ち受けていたかのように、ゆっくりと静止状態から回転をはじめた。
手を伸ばす。
硬化プラスチック製の指が表面に触れ、巨人は願いを告げた
「やらせてくれ、■■■■■■■を」
宝珠はまばゆい光を放ち、それに応えた。
01
長野県「たつの手」の歴史が語られるならば、そのターニングポイントは数年前の再開発だろう。
限界集落寸前だったこの町は、なけなしの予算を企業の誘致につぎこみ、伝統を食い荒らしながら肥大化していった。
現在の表通りを歩いてみればどうだろう。ヨーロッパの伝統的レンガ造りの街並みを横目に中華街へ迷いこみ、アフリカの一風変わった料理を差し出される有様だ。町はそういう、文化と人種のるつぼに変貌したのである。
そして混沌の中でもいっとう目を惹く異形が一年前に現れた。
「たつの手」町の中央から天空さして伸びる、空蒼色の尖塔。大財閥「ヤジマ商事」による超高層電送塔「ヤジマ・タワー」である。
全長420m。日本では二番目に高い。
今まで町を飾っていた建造物の数々がおまけに成り下がるほどに、タワーは堂々たる威容を誇っていた。
「さて、あれは何に使うと思う?」
ヤジマ・タワーの足元にある公園。
その噴水の前にあるベンチに一人の人間が座っていた。
黒のロングパーカーに身を包み、背格好は15歳前後の平均的日本人に近い。
艶のある黒髪に緑色のメッシュを差して、その合間から覗く顔立ちは国籍どころか年齢も性別もわからないほどに曖昧かつ整っていた。
生命を得た彫刻があるとすれば、かくのごとき横顔かもしれない。
「もちろん飾りじゃないんだ。ねえ。どう思う?」
人間は微笑んで、ベンチと地面の隙間を覗き込む。
すると1匹の茶褐色の中型犬が顔を出した。舌を出し、息を荒げている。
七月の長野県は夕方でも30度を超える猛暑だったが、犬に語りかける人間の頬には汗の粒ひとつ浮かんでいなかった。
「犬のキミは知らないかもしれないが、この空の上には宇宙というのがあるんだ。昼間も星がいっぱいで、とても綺麗なところだよ。ヤジマ商事はそこで『プラフスキー粒子』という不思議な物質を作っている」
人間はつい、と指を伸ばして天上をさす。犬もつられて上を見た。
骨組みがねじれ渦を巻き、先端は雲の先へ消えゆくほどに遠い。その彼方、星の海のただ中で『プラフスキー粒子』は生成されている。
この粒子はプラスチックと触れ合うことでのみ活性化するという特異な物質で、たった20年で人類技術史が塗り替わるレベルの恩恵をもたらした。
たとえば粒子を浸透させた強化プラスチックは、重量をそのまま鋼に比肩する頑強性を持つため、建材として試用中である。そういった粒子の運用ノウハウを独占する企業こそが、ヤジマ商事だった。タワーの外殻が、活性化粒子と同じセルリアンブルーで塗装されているのは、歩んだ歴史の証左でもあるのだ。
「それで、精製した粒子をこのタワーを介して電送することで、将来的な製造・輸送コストを下げようっていうらしいよ。ふふ。これひとつ建てる方が大変に決まっているのにね」
彫刻のごとき人間は、最先端テクノロジーの象徴は割に合わないと断ずる。しかし、そこに軽蔑や嘲笑はなかった。
「でも、いいよね。宇宙(そら)と大地を繋げるなんてロマンがいっぱいだ」
白馬の王子を夢見るような。あるいは武骨な鋼の巨人に思いを馳せるような。
そんな憧れとも畏敬のつかぬ感情を載せて、人間は笑ってみせた。中型犬はそれに同調するとばかりに尾を振った。
「あの」
「ん?」
突然、人間と犬のじゃれあいに割って入る声がある。ベンチの前に小学校低学年ほどの少女がおずおずと進み出ていた。その背後には彼女の父親らしき男性が、穏やかな笑みをたたえている。
「『なんでも屋』さんって……」
少女の言葉を耳にして人間は自らの本業を思い出す。
自信をたたえた表情で、彼女の問を肯定した。
「いかにも。ボクが『なんでも屋』のサカキ・ソラだよ」
「私の飼い犬の……」
「うん。この子だね」
人間――サカキ・ソラは犬の頭をなでると少女を示した。
犬は彼女を見るやいなや、元気いっぱいに駆け寄っていく。少女も不安げだった顔をぱっと輝かせ、飛び込んでくる家族を抱きしめた。
「ナナ!」
「見つかって何よりだよ」
「ありがとうございます!」
少女の背後にいる男性も笑顔を絶やさない。それを見たソラはベンチから立ち上がると、自分の荷物を手に取った。たった一つのワンショルダーバッグがソラのすべてだ。
ほとんど空のペットボトルが一本、開いた隙間からひょっこりと顔を出している。
開けて中身を飲み干すと、ついでにくたびれた革の手帳を取り出して、ソラは男性に向かっていった。
「えっと……タナカ・ハナコちゃんのお父さんですよね」
「はい。そうです」
「大変ですねえ。こんな暑い中」
「いえいえ」
「では依頼完了の確認に、こちらにサインをいただきたいんですが」
ソラが手帳を差し出すと、男は動きを止めた。
自然だった笑みが、口角だけを釣り上げた不格好なものに変わる。何かを躊躇しているのは明らかだった。
しかしソラの視線に耐え切れなかったのか、差し出されたボールペンと手帳を手に取る。そしてそこに記された名前に眉をひそめた。
『ゴダイ・アヤカ 6歳』
ページにはまったく別人の名前と、その年齢のみがぽつん、とあった。
男は慌てて手帳を投げ捨てようとして。
「おっと失礼」
その両脚に絡まった細いヒモによって、地面に転がった。ヒモは長く伸びてソラのロングパーカーの袖口につながっている。ソラはヒモを手繰り寄せながら、おもむろに男の上にまたがると、彼の両腕を後ろに押さえつけた。
男が悔し気に咆哮し、すぐさま少女が振り向いた。
彼女の口から抗議の悲鳴が上がることはない。
その顔にはただ、赤の他人同士の捕り物に巻き込まれた困惑だけが宿っているようだった。
男の必死の抵抗を完封しながら、ソラは彼女へ向かってウインクをする。
「悪いけど、ボクの携帯を使って警察に電話してくれないかな。それから、キミの『本物』の保護者にもね」
02
「たつの手」警察署の待合室。
ゴダイ・カオルは木製の長椅子に腰かけ、しきりにびんぼうゆすりを繰り返していた。
突如として高校の担任から「妹さんが不審者に遭遇したところを保護されたらしい」と連絡を受け、荷物をまとめて早退したのが一時間前のこと。
電車に揺られ、警察署に息を切らして駆け込むと、警官に妹アヤカの行方を尋ねた。
そして待合室のベンチに座らされ、現在に至る。
「隣、いいかな」
「どうぞ」
横合いから声がかかり、ほぼ無意識にスペースを譲る。
なぜか知っているような香りがカオルの鼻腔をくすぐり、何とはなしにそちらを見やると、彼の喉からひっ、と空気の抜ける音がした。
彫刻がいる。
それも衣服を身にまとい、生物の息遣いを感じる彫刻だった。
相手にはカオルの驚きが耳に届いたようで、その眉根をしかめた。
「失礼だなキミ」
「あっ……すみません」
「まあ、いいさ。今はそれどころじゃないよね」
「え?」
「ゴダイ・アヤカちゃんの保護者だろう?」
「そ、そうですが……」
「ボクはこういうモノです」
季節外れのロングパーカーの裾から、素早く一枚の紙片が滑り落ちると、彫刻の生白い指先を経由してカオルに差し出された。
『なんでも屋 サカキ・ソラ ※依頼内容は人類に可能な範囲に限ります』
裏面には個人の携帯電話番号とメールアドレスが記載されている。
カオルは自分ができる限りの疑念を込めた眼差しを向けた。ソラと名乗る彫刻人間はそれをどこふく風と流し、口を開く。
「キミの妹を保護したのはボクだ。フォロー・ナッパーに狙われていたからね」
「フォロー……なんだって?」
「フォロー・ナッパー。最近、この街に表出した犯罪形式だよ。まだ近所に顔を覚えられていない子供のあとを何食わぬ顔でついて行って、人目がなくなった路地裏で脅迫したり、強姦したりするんだ。呼称はボクが作った」
カオルの背筋に寒気が走った。
多くの外資を取り込んだ結果『たつの手』町の構造は日本の平均的都市とはまったく異なる。
様々な国のインフラや建築が混線した結果、未整備の路地裏や暗がりが増えて、治安が悪化しているのだ。それを承知したうえで兄妹は慣れない町を一人で通学していた。
カオルはつい、会ったばかりの奇妙な相手に尋ねた。
「妹が、ついてくる不審者に気付かなかったっていうのか?」
「学校から公園までは人通りが多い。後方を歩く人間なんていちいち気にとめないし、キミの妹さんは愛犬のことで頭がいっぱいだったようだ。ボクが誘拐犯を取り押さえるまで存在にも気付いていなかった」
「じゃあ、なんでアンタはわかったんだ」
「簡単な推理だよ」
ソラは得意げに指を立てた。
「まずアヤカちゃんは、ボクに直接依頼の電話をかけてきた。飼っていた犬が散歩中にはぐれてしまったから、探し出してほしいとね」
「ああ……確かに、ウチで飼っている犬が逃げた」
そのことについて妹が泣きながら謝ってきたことを、カオルはしっかり記憶している。
対処に困り、まごまごと時間を過ごしていた矢先の事件で、彼の精神は自責の念ですっかり参ってしまっていた。
「ペットがいなくなったとき、真っ先に頼るべきは赤の他人ではなく大人だ。アヤカちゃんがその選択をしなかったのは何故か?彼女の保護者が頼れるような人間でないか、忙しくて頼るのをはばかられるか、だ」
カオルの両親は共働きだった。兄が妹の保護者として真っ先に警察署に駆け付ける必要が生まれたのは、これが原因である。
ソラは続ける。
「小学生の娘が飼い犬の散歩をすることを許すような家庭だから、前者の可能性は比較的低い。となると、後者。両親共働きなんだろう。そしてキミの家の犬を発見し、彼女に引き渡すことになった」
「よく見つけたな」
「まあね。ケガも病気もなかったから、安心していいよ。でも待ち合わせしてみたらどうだ。ボクの予想と違って、大人がついてきているじゃないか。保護者同伴で、こんな怪しい素性の人間に依頼はしないだろう?」
カオルは頷いた。
同時にこの怪人物が、その第一印象について自覚があることに密かに驚いた。
「だからカマをかけてみた。まったく別人の名前で、それが彼女の名前であるように話しかけるんだ。たまたま公園へアヤカちゃんと一緒に入ってきただけならば、ボクの言葉に戸惑うはずだし、他人だと主張するだろう。でも偽の保護者サマは、ボクがついたウソに一切の違和感を持たずに応対してしまった、というわけさ」
「……随分、自慢げに語るんだな」
「自分以外に褒めてくれる相手もいないからね。それに、ほら」
ソラが不意に前方を指した。見ると、女性警官に連れられてカオルの妹、アヤカが廊下を歩いていた。彼女が握るリードの先には飼い犬のナナもいる。
「お兄ちゃん!」
「アヤカ……!よかった」
廊下で兄妹は抱き合う。ナナはその周囲を嬉しそうに走り回った。
カオルが振り返ると「なんでも屋」は、さきほどまでの饒舌が嘘のようになりをひそめ、満足げにたたずんでいた。
彼が頭を下げると、肩を一度だけすくめる。
「ボクとの話、いい暇つぶしになったろう?」
03
一日あけて夕方。ソラはたつの手町の郊外を歩いていた。
ゴダイ・アヤカからの依頼を解決した後、その兄であるカオルから新たに依頼を受けたのだ。
「妹を助けてくれたアンタを信じて、頼みたいことがある」
「なんだい?」
「この町の郊外に、とある喫茶店がある。その店員がちょっと問題を抱えていて、代わりに解決してほしいんだ。詳しくは本人に聞いてくれ」
カオルはそう電話口に語った。
「ここかあ」
ソラが立ち止まった場所は、閑静なたたずまいの喫茶店の前だった。
看板には「楼蘭」という文字が掲げられている。その由来はソラには思い当たらなかった。
扉を開けると、来客を告げるベルが涼やかに鳴った。
むかって右手に木製のカウンター席があり、左手には丸椅子と机がいくつかセットになって設置されている。ソラ以外に客はなく、がらんとしていた。
カオルいわく、閉店時間を過ぎた時刻を待ち合わせに指定したらしい。
「いらっしゃいませ」
人気のなかったカウンターの奥、厨房から機械的な声がして、ソラは一瞬だけひるんだ。
見れば、そこにはエプロン姿の少女が無表情で立っていた。
麦わら色の髪を後頭部で一つくくりにして、氷のような冷たさをまとう、およそ接客にはふさわしくない雰囲気の女性であった。
「ボクはサカキ・ソラ。ゴダイ・カオルが言っていた店員というのは、キミで正しいのかな?」
「……委細把握しました。あなたが『なんでも屋』ですね」
少女はおもむろにカウンターの下へ手を伸ばすと、何らかのスイッチを押す。
カタン、とソラの足元で音がすると、少女は厨房から出てきて、床板をつかんで持ち上げた。
驚くべきことに、その下には地下へと続くコンクリートの階段がぽっかりと口を開けていた。
「ついてきてください」
床板だったフタを固定し、少女は階段を下りていく。ソラは少し胸を高鳴らせながら、そのあとを追従した。
道中に灯はないが、店内の光が差し込んでいるので十分に明るい。
その途中、ソラは少女の露出した右肩に、見慣れたロゴマークが刻まれていることに気が付いた。
町の中央にたつタワーと同じもの。ヤジマ商事の商標だった。
「……それ、キミの趣味かい?」
少女はちらりと視線を後方に流したあと、髪で隠れていたうなじを露わにした。
そこには幅五センチほどの長方形の穴が空いている。明らかに電子機器の電源供給ケーブルを接続するコネクタであった。
「驚いた。キミ、ヤジマ製のコミュニケーション・ロボットだったのか」
「正確には対面式教育用アンドロイドの試作0号機です。ですので『レイ』とお呼びください」
「へえ……」
たつの手では、最新のAI技術を投入したロボットたちが生活に溶け込んでいる。
しゃべる自販機やらプリンターのような形をした警備用ロボットが最たる例だが、ヤジマ商事は、人間との対話を主目的としたコミュニケーション・ロボットを何種類か送り出していた。
二足歩行を行い、簡潔な受け答えや家事手伝いをこなすこともできる。
ゴダイ家のように両親共働きで、子供の面倒を見ることが難しい家庭のためでもあった。
しかし、それらはしょせん『人間のシルエットを模した』だけで、頭部はテレビモニターを載せたような簡素なものであるなど、生物とは程遠い造形である。
ここまで人間に酷似した外見のロボットを見るのは、町を知り尽くしたソラでさえも初めてのことだった。
「到着しました」
プラスチック製らしき、透明の両開き扉の前に二人はたどり着いた。電子ロックがかけられているようだが、レイがパスコードを入力すると、それはあっさりと開いた。
人間の侵入を感知して、自動で部屋の電灯が点くと、部屋の全容が明らかになった。
「おお……」
ソラは感嘆と驚愕のこもったため息をつく。
そこは、さながら博物館だった。分厚い書籍や用途不明の機械が整理整頓され、部屋のあちこちに『展示』されている。おそらく海外から購入したと思しき美術品が飾られている棚もある。
だが、いっとうソラの目を惹いたのは、全長15cmほどのロボットのプラモデルが整然と並べられている棚だった。
「これは」
「『機動戦士ガンダム』シリーズのプラモデル、通称ガンプラです」
「キミが作ったのか?」
「いいえ。すべて『楼蘭』のマスターが一人で製作したものです」
それらはすべて、元がプラスチックとは思えない完成度を呈していた。
ガンプラはおろか『ガンダム』シリーズには門外漢のソラでさえ目を輝かせるほどであった。
「こちらへどうぞ」
部屋の最奥には作業台が置かれていて、傍らに付箋が無数にはみだした大学ノートが積み上げられている。唯一、人の意志を感じ取れる箇所だった。
ソラが作業台の天板を覗きこむと、一枚の図面が広げられている。
やはりガンプラの改修案であると見受けられたが、棚に並べられた他のガンプラたちと比較しても、その姿は異様だった。
白と黒のツートンというカラーリングに鮮やかさはなく、四肢や胴体は肉がそぎ落とされている。まるで『影法師』が機械になったかのようだ。
そして両腕にはソラには用途を見出せないバインダー状のパーツが装備されている。
図面直上には『Shadow Gaging Gundam』の銘が刻まれていた。
「ガンダム、か……」
ソラは図面の機体に託された名前を口にする。
「この店『楼蘭』のマスターは、様々な理由で海外を飛び回り、日本へ帰国することは稀です。これまで何人かのビルドファイターに依頼を行いましたが『自分の考えたものではない機体は作りたくない』と悉く却下されました。ゴダイ様には『自分にその資格はない』と断られました」
レイは両腕にいくつかの箱を抱えてきていた。
それらはすべてガンプラの箱で、中でも『ガンダムAGE-FX』という機体は、図面の機体と類似点を多く見出すことができた。
ソラの前に、その箱がどさり、と載せられる。
「私の依頼はこの『シャドウゲイジングガンダム』を完成させることです。受諾していただけますか」
「いいよ。やろう」
サカキ・ソラはそれに、一切のためらいもなく頷いた。
ハーメルンに載せるときの文量テストも兼ねています。