魔法科高校の劣等生 妖精に魅入られし愛し仔   作:アトコー

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駄文にもなるし、ご都合展開にもなる。
07-GHOSTのキャラは、ウィキなどで確認してみてください。


あまり描写が上手くないですが、どうぞ。


第4話 慟哭

 

 

リチャード卿の乱入で、少し騒いだものの、シルキーは知っていたようで、頭を撫でられて嬉しそうにしていた。

エリアスよりも懐いているんじゃないかって具合に

 

エリアスは、何処か嬉しそうだ。

聞くに、昔暴走したエリアスをリチャード卿が軍刀のみで抑えつけたらしい。

それ以来、仲が良いとか。

 

確かに、リチャード卿。弾丸砲弾は斬るわ、戦車は手榴弾で撃破するわ、人間を辞めている節がいくつもあるけど根は優しいおじさんだし。

あ、智世を見て撫でてる。

 

1週間ほどいるらしい。いつもロンドンに来て、金銭面を負担させているのも忍びないのだとか。ということで、リチャード卿を通してテレビ電話で話しをすることに。

 

今回は、智世とエリアスを含めて

 

 

「さて、今回の話だが、少々問題が発生している。」

 

「なにかあったのですか?」

 

「うむ、お二人がイギリスに来てから情報局が両親について調べていたのだが、羽鳥さんに関して母は自殺、父は行方知れず。三千院さんに関して両親共に事故死と痛ましいことは分かっている。しかし、問題は此処からだ。三千院さん、両親の御遺体は・・・拝見なされましたか?」

 

「いえ、両親死亡後から親戚と名乗る人達にたらい回しにされましたので・・・。」

 

「やはり、ですか。・・・日本の警察に確認を取ったのですが、ご両親の遺体は回収されていないとのこと。

それともう一つ、警察が回収する前に遺体を何者かが持って行っていた事。

恐らく、事故を起こした犯人もどういうわけか、捜査中止が上層部から出されていたことが分かっています。それから推察されるのが、」

 

「十師族か。」

 

「はい、奴らの関与が濃厚であると。それと、羽鳥さんの母親も警察が預かっていたのですが、親族と名乗る者達によって運びだされています。追跡した結果、百家関係若しくは十師族関係者と思われます。」

 

「それは此方も把握している。日本に向かう目的もそれが大半であると言っても過言ではない。」

 

「輝夜、少し抑えなさい。」

 

リチャード卿が手を私の頭に置く。怒りで熱くなっていた身体が自然と冷える

 

「すみません。」

 

「何、自分の両親をぞんざいに扱われて怒らん遺族は居らぬよ。しかし、相手が十師族と来たか。」

 

「イギリス極東派遣軍は、ロシア連邦、北欧連合、オセアニア連邦と共闘、現在分散して有事に対応出来るよう待機指示を出しています。」

 

「そっちはやる気か。」

 

「ええ、セレスティアとエクスマキナの両種族が全力出撃態勢を取っていますし、既に日本への妨害も始まっています。セイレーンは、彼等には見えないので精霊を使った魔法BS魔法と誤認するでしょうが、シーレーンへの国防海軍のみへの妨害攻撃は行われています。」

 

「国防海軍だけか?」

 

「ええ、瑞穂海軍は近衛艦隊でもあり、日本の天皇は此方よりです。」

 

「成る程、後は国内での安全確保というわけか。」

 

「車での移動が一番安全かと思われます。無論警護車両を付けた上ですが。」

 

「前後の3台をセルシオにすればいいんじゃないか?」

 

「だが、・・・まて、どういうことだ?」

 

「変に外車にすれば勘繰られる。それこそ悪目立ちしかねんからな。」

 

テレビの先で国家公安委員長や警察庁長官、近衛軍関係者や軍関係者らが話し合いを続けている。大分事が大きくなりそうなので

 

「いえ、それには及ばないかと」

 

一言添えた。

 

「どういうことかね?」

 

「彼等魔法師は、魔法使いと魔術師を足して2で割ったような存在。魔法レベルも我々より低いものと考えています。根本的なところが」

 

「確かに、戦闘力では確かに高いところがあるが基本を疎かにしている点がありますな」

 

「この前、近衛の方に寄らせてもらった際に拝見した純鉱物のアンティナイト。彼らにとって天敵とも言える存在の用ですよ」

 

「ほう。それは良い事を聞きましたな。」

 

「確か、ベラルーシでも取れると聞きましたが・・・」

 

「あそこは大亜連合が抑えているが、アンティナイトと云うには弱いものだ。そんなもので無力化出来るなら純鉱物である更に錬成されたアンティナイトを食らえばただじゃ済まんだろう。」

 

「おいおい、話しが逸れているぞ。日常生活でいつもそちらに転移するわけにも行かんだろう。それに碌に良い学生生活も送れてないんだ。あちらの政府が保護する可能性は極めて低いだろう。」

 

「その件ならすでにエクスマキナから日常生活の護衛を回すそうだ。彼らの種族からならまだ問題は無いじゃろう。」

 

「だが、油断も出来ん。・・・ところで、羽鳥殿はどうなされるのかな?」

 

「・・・・・え?」

 

「此方の学院か、輝夜殿と同じ高校か、・・・まだ決まってないか。」

 

「そう急くでない。羽鳥殿も行くことを想定して練り直そう。また連絡をするよ。羽鳥殿もゆっくり考えると良い。3年間通う学校生活だ。しっかりと話し合うのじゃな、自分自身と」

 

そう言って、テレビ電話はプツリと切れた。

エリアスも、考え込んでいる。

 

「・・・・・・・・、輝夜。」

 

「・・・今は、今はそっとしておいて。」

 

私は、向こうから届いた詳細文書に目を通し、怒りに震えた。

腸が煮え繰り返ってるのが分かる。私は、智世に声を掛けられたけど、それを無視するかのように外に出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぱさりと落ちた紙文書、それをリチャードが読み、エリアスもリチャードから渡されて読んでいた。

「輝夜には、酷としか言いようが無いな。あれでは復讐に駆られた修羅同然だ。」

 

「・・・リチャード、これどういうこと?」

 

「そのまんまだ。イギリス政府や軍、警察、そして各種族が本気で怒っとる。

下手をすれば、日本が崩壊しかねないほどにな。」

 

「それって・・・」

 

智世が何か言おうとして、

突然外から悲鳴にも似た悲痛な叫び声が辺りに響いた。

叫び声に驚いた3人が外に出ると、大雨が降っていた。

大粒の雨が降る中に輝夜がいた。

 

膝を地に着け、顔を天に向け、叫んでいた。

 

両親の凄惨な死後の状況。

輝夜の両親は、十師族側の魔法師による事故によって死に、その後遺体は連れて行かれ、身体の隅々まで調べられ、終いには解剖、遺体を残さない為に苛性ソーダを使って肉を溶かし、骨は砕かれバラバラに埋められたのだ。

 

その事実を知った輝夜は怒った。冷めぬ怒りは身体を熱くさせ、魔法力の暴走を招きかねなかった。だから、自ら雨降る外に出て、冷やそうとするも次第に帯びて来るのは怒りから哀しみだった。

 

輝夜の慟哭は精霊を通じて、各種族や主要機関、エリアスの友人知人達の元まで響いたという。

 

慟哭が止んだ時、輝夜の身体は力なく崩れ落ちた。

まるで、抱えていたナニカを出し切ったような、それでいて儚く消えそうな輝夜を智世は抱き締めた。

大粒の雨が2人を濡らす。

リチャードもエリアスも、目の当たりにした輝夜の慟哭に、胸に秘めていた怒りが哀れみに変わっていた。

雨に打たれる2人をエリアスが回収すると、シルキーがタオルを抱えて心配そうに駆け付けてくれていた。

 

「ありがとう、シルキー」

 

智世は、シルキーからタオルを貰い、濡れた身体と髪を拭きながら、輝夜の身体を拭いていた。

そんな時に来訪者が居た。

ドアが開いたと同時に輝夜を見つけると、その男は輝夜に触れようとして、外に叩きだされた。

 

「智世くん、輝夜を頼んだよ。」

 

リチャードがそう言うと、外に叩きだした男と対峙していた。

 

「何者かね?」

 

「ふん、貴様に用は無い。しかし、目的のモノが此処にあったんだ。座標として固定しないとな。」

 

黒服男がそう言うが、退くより先に他の者がいた。

 

「なあんだ、異物が紛れ込んでいるじゃん。智世を狙ったのかな?それとも輝夜?」

 

「はぁ、まったく貴方は。どちらにしても、生きて返すわけにいかないでしょうに。」

 

「あの慟哭はこの国全員に聞かれておるからな。さて、死んでもらおうか。日本の魔法師とやら」

 

「ふん、老害も妖精もこの魔法を前には無意味よぉ!!」

 

黒服男が白い腕輪で何か操作する。

 

が、それよりも前にリチャード・K・ブラッドレイは軍刀を抜いて手首を斬り落としていた。

 

「ふむ、弱いな。私の友人達ならこれぐらい反応して見せるというものを」

 

リチャードは、そう言いながら落とした手首に付いている腕輪を見る

 

「グギャァァァ」

 

「成る程、これがCADか。魔法師はこんなものがないと魔法を使えないのかね?」

 

「こ、この、野郎。」

 

「私は聞いているのだよ。それとも、もう片方も飛ばしてみるかね?」

 

エリアスの家の庭には、森の常若の国の妖精王オベロンや女王ティターニア、

各種族の者達が集まっていたが、誰一人として動けずにいた。

輝夜の命を狙ったとされる男に向ける眼光は厳しかろうと、目の前の壮年の男の眼光は彼等よりも鋭く、そして強烈な怒りが感じられたからだ。

 

 

「・・・、それがなんだという?当たり前のことだ。CADなくば発動もせん。」

 

「ほう、なら見せよう。魔法というものを、料金は貴様の命だがな。」

 

そう言って、リチャードは両手から稲妻を出した。

 

「な、なんだ!?・・・それは!?」

 

「ワシ等からすれば智世も輝夜も可愛い孫同然じゃ。その命を狙わんとした貴様らは万死に値する!」

 

両手の稲妻を一つに圧縮し、

 

「ドラゴンライトニング」

 

稲妻がドラゴンを模して、男を飲み込む。

男は1千万ボルトの電撃を全身に食らい、肉すら残さず灰となって消えた。

 

「ふん、弱いものだな。」

 

「それは貴方が強すぎるからですよ。」

 

「エインズワース君、・・・どうやら来客者が多くいるようだぞ。」

 

いや、彼らは慟哭を聞いてきたわけであって来客のつもりはないのだが、開かれた扉が閉じる気配がなく、皆家に入っていった。

 

一同が家に入ると異質な存在が其処にあった。

 

家の中で宙に浮く水球体

その中に輝夜が眠ったまま其処にいたのだ。

その水球を作ったのが、水の精霊ウンディーネ達だった。

 

「今は、此れで保護しておく。身体だけじゃない、精神の方を守らないと」

 

エリアスにとっても思っていた以上に溜め込まれていた輝夜の十師族に対する恨み憎しみ、憎悪は、今回の文書が決定的となったのだ。

一歩間違えれば精神的に崩壊していてもおかしくないまでに疲弊した彼女をしっかりと休ませる為に、ウンディーネ達が水で出来た球体ベットを作り、輝夜を其処に寝かせたのだ。

 

「呼吸は当然ながら、寝ている間の栄養供給もこちらで行えます。

というより、暫く寝かせたままの方がいいでしょう。」

 

「生命維持は大丈夫なのかの?それでは・・・」

 

「妖精の国でも治すことは不可能に近い。何故なら、精神つまり心の問題ですから。

その点については・・・リチャードさん。貴方に一任するしかありません。」

 

ウンディーネ達は、そう言ってリチャード・K・ブラッドレイを見る。

他の妖精や精霊、種族の者達が考えるが外傷は治せても心を治すことは出来ないと判断した。

人間と精霊、妖精とは違う。似たような種族でも

 

「残念なことにそれをするわけには往かぬのだよ。情緒不安定となれば精神病院行きとなる。あそこよりかは、自然の中で休ませる方がまだマシかろう。それに・・・」

 

リチャードが話を続けているなか、現れた男性。彼とリチャードは知り合いのようだった。

 

「どうした?エア、君がココ(現世)に来るのは久しぶりになるのではないか?」

 

「ブラッドレイ、今はその話をするわけにいかない。此処でもそうだが、魂を管理するものとして今後、輝夜の警護に付くであろう者達に忠告がある。」

 

「忠告?・・・オモシロい話しね。妖精に対して人の身・・・いえ、死神が警告だなんて」

 

「日本で回収出来ていない。若しくは回収が難しい個体が存在している。原因は、人間たちが繰り返し行ってきた魔法師体を作るために行って来た人体実験によるものだ。

ヒトだったモノがヒトの形をせずに彷徨い続けている浮遊霊や、一定の土地に縛られ動かずに様々な悪戯を働く地縛霊はまだ問題無いほうだ。

問題なのは、死霊と呼ばれる個体だ。」

 

「死霊?」

 

ティターニアは、それは知らないと言わんばかりにエアの次の言葉を待つ。

 

「ああ、死霊は云わば怨念の塊のようなものだ。人を死に追い遣ったり、引きずり込んだり、あるいは人に取り付いて苦しめたりと害しかない存在だ。こいつの存在は日本では最先端だろうが、数が多すぎて間に合ってないのだろうな。さっきの男に取り付いていた大量の死霊を処理するのに07-GHOST総出で作業していたよ。中にはこの地に住み着こうとしていたものだから排除と黄泉送りは尚更骨が折れるものだったよ。」

 

エアが、そう言いながらも話しを続ける。

輝夜の為に妖精や種族が何が出来るか、それぞれ役割分担してやっていく為の会議がエリアスの庭で行われようとしている時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

輝夜はというと、

 

 

 

 

 

精神世界にいた。

辺り一面が蒼天に包まれた世界で、輝夜は一人飛んでいた。いや、浮かんでいたというべきか。

 

「な~にやってるの。」

 

何処か心配そうに訊ねて来たのは、イヴ。

07-GHOSTの長、フェアローレンの嫁にして、フェアローレンを含む07-GHOSTを統括する立場にいて、私の数少ない友人の一人。

 

「一人で黄昏ちゃって。どうしたの?」

 

「・・・・・・・・・」

 

「もう、まったく。あの時も言ったよね。溜め込まないで周りに頼りなさいって。」

 

「・・・・・知ってた?」

 

「当然よ、ずっと見てたから。貴女がコワれたりしないようにって。けど、これは貴女の性でもないし、どうすることも出来なかったのも事実。心で割り切ることも必要よ。」

 

「けど、あいつらは・・・・」

 

「あの糞共については一度忘れなさい。恨みを持ったまま学校生活を送っても楽しくないでしょう?」

 

「それは、そうだけど・・・けど。・・・!?」

 

「もう、こういう時は頭硬いわね。」

 

イヴは、そういう輝夜の額をデコピンする。

デコピンされた私は、額に来た痛みに蹲っていた。

 

「ほら、こっちに来て、其処に寝て。」

 

イヴに連れられて、私はいつの間にか何処かの部屋のベッドに寝かされた。

 

「リラックスして、ゆっくりと休んで。・・・ああ、今着ている服は要らないから」

 

そう言って、抵抗する間もなく、脱がされ着せられた。

マッサージ店とかで施術する時のバスローブを着せられてうつ伏せに寝かされた。

 

「身体、解したりしてないでしょう?」

 

「・・・・・・、最近忙しかったから。」

 

「でしょうね。ほら、力抜いて~、肩からマッサージしていくよ~。」

 

イヴはそう言いながら、私の両肩をモミモミと揉みし抱く。時折撫でたり、擦ったり、圧したり、リズムカルに叩いたり・・・

 

「ねえ、」

 

「なに?何処か痛い?」

 

「此処でこんなことしても現実の方には・・・」

 

「反映されるよ。精神内だろうと、身体を解したりするのは実体と同じようにしているから問題ないわよ。それよりも・・・硬いわね。痛いでしょ?」

 

「痛いです。」

 

「肩だけでこんなんじゃ、背中も腰も足も相当ね。ほら、身体は私が施術して解しておくから眠たくなったら寝てもいいのよ。」

 

そう言って、アイマスクを渡して寝させる気満々のイヴ

ふと、マッサージをし続けるイヴに素朴な疑問をぶつけてみる。

 

「どうして、そんなに私を気に掛けるの?」

 

イヴの手が一瞬止まる。直ぐに動き出すが、明らかに動揺した感じだった。

 

「・・・貴女は、昔の私にそっくりなのよ。自分で出来ると何もかも背負い込んで、終いには周りの心配を気に掛けないで、そして潰れて・・・・・・。

フェアローレンにはいつも怒られてたかな?それが昔の私だった。そして、私の目の前に昔の私と同じ境遇の子が居て、気に掛けないとでも思う?

皆、貴女のことを心配しているのよ。スレイ・スピカ、海の愛し仔、大洋の守護者?とか色々言われているけど、その分、各種族は気に掛けてるの。今回は、貴女の精神的危機といえる状況に皆集まったわ。

奇しくも、貴女を狙う者を引き付けてしまったようだけど、ブラッドレイさんが鎧袖一触したようだし。」

 

「・・・・・私は、生かされているの?」

 

「そうねぇ、貴女は確かに生かされているわ。けど、それは無意味なことじゃない。なんだって、貴女は人であり、モノではないのだから。」

 

「私は、」

 

ガバッと起きた私は、イヴを見つめる。

 

「私は、生き続けていいの?」

 

イヴがそっと私を抱き締めながら、

 

「貴女の代わりはいないの。貴女は貴女、他は他、まったく異なるのだから。

けど、復讐に身を飲み込まれては駄目よ。だから、私に頼りなさい。

私は、貴女を護るわ。」

 

「あ・・・あり・・ありが・ありがとう。」

 

そう言ったイヴに私は流れ落ちる涙を抑えることが出来なかった。

心の何処かで何か焦っていたのだと思う。

そして、今後に備えての準備に復讐と、その他色々とあれこれ抱え込みすぎていたのかもしれない。其処に両親の死の真相を知って私は、楽になりたいと思っていたのかもしれない。

収まらない怒りと憎しみ、それが全てを覆った時私は機械のように強制的に意識がブラックアウトしていた。

私を幼少期から見守ってきてくれていたイヴが助けてくれたのだと後になって理解した。

イヴと精神世界で再会して、私は、抱え込んで来た事を全て吐き出さそうとするも、イヴは知ってると返した。

 

抱え込みすぎたそれは要らぬ重石だな。

 

他の誰かの声がしてその方をみると

 

「あら、フェアローレン。来ていたの?」

 

「ふん、思考状態が同じじゃ考えも似るものだ。07-GHOSTばかりじゃ

手に負えんだろう。私も手を貸そう。何かあれば私の名を言えばいい。」

 

「ふん、もう素直じゃないんだから。」

 

「そうか?私からすればイヴに妹が出来たように思えるが?」

 

「まあ、否定はしないわ。姉妹であり家族なのだから。

それよりも、もう胸の内は決まった?」

 

「はい、イヴとフェアローレンのおかげで」

 

「ふむ、此処に来たよりも気配も変わったな。それなら問題ないだろう。征け、人の子、スレイ・スピカよ。」

 

私は、2人に背中を押され元の世界へと戻って行った。

 

 

「いいの?」

 

「ああ、エアとランドカルテが嘆いていてな。日本は問題が重ね重ねになっている。流石に奴らだけでは足りないだろうからな。」

 

フェアローレンは来た道を戻る。仕事を、輝夜に出来る支援をするために

 

「なら、私もしないとね。あの子は目が離せない妹分だからね。」

 

2人も進む。それぞれの仕事を成す為に・・・

 

 

 

 

 

 




原作のフェアローレン・・・じゃない気がしてならない。

原作のフェアローレンが黒だとすると、今作品では白・・・なのかな?

エアは基本世界全土の死者を閻魔帳に記入するなど仕事をしています。
しかし、1日で死ぬ人間の数は多く、第三次戦争後溜まった死者を探し出して魂の管理をしている。

ランドカルテは、エアと仲が良い。エアの膨大な仕事を手伝っている。最近、10徹しているエアを気に掛けてフェアローレンや他のGHOSTたちに応援要請したりしている。
時には瞬間移動して、輝夜や智世の元に行く。

イヴは、輝夜をかなり気に掛けている。というのも、輝夜とイヴは容姿がとても似ている為、フェアローレンですら勘違いしたりしている。そんな輝夜を妹のように気に掛け、輝夜の人格が二分しないように護っている。


以上、簡単なGHOSTたちの説明でした。
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