戦兎side
俺はまりなと共にかつて住んでいた家にやってきた。まりなから話を聞いたときは俺は驚いてしまう・・・・・・俺が死んだ時姉さんは皆の前で大泣きをしたらしい。あの強くて頼もしい姉さんがね・・・・・・
現在は家に住んでおり時々まりなが様子を見に行っているみたいだ・・・・・・そして俺達は家の前にまりながインターホンを押した。
『誰?』
「早苗さんまりあです。」
『・・・・・・ごめん今は一人にさせてほしいわ。今の姿をあなたには見せれないわ。』
姉さんの声を聞いてなんか弱っている気がするな・・・・・・俺は決意を固めた。
「姉さん頼む開けてほしい・・・・・・」
『え?』
俺の声を聞いたのかどたどたと家が騒がしくなり扉が開いた。
「はぁ・・・はぁ・・・・・・」
そこには黒い髪がぼさぼさの姉さんの姿がいた、彼女は俺の顔を見ていた。
「・・・・・・・・・・・・イクト?」
俺は首を縦に振る。すると姉さんが勢いよくダッシュをして着て俺2抱き付いてきた。
「イクトおおおおおおおおおおおおおお!!」
「ぐお!!」
神の力をフルに出して姉さんを受け止めた、あまりの力に俺は驚いてしまうが姉さんは俺や奈菜、美琴のことが好きすぎる人だってことを忘れていた。
「あーイクト・・・・・・イクト我が弟よ・・・・・・あーくんかくんか」
「やめい!!」
俺はクレーズをハリセンモードにして叩いた。てかこんなモード入れていたっけ?グレーズを左手のブレスレットに戻してから俺達は家に上がった。
俺は姉さんに死んだあとの話をした。美琴や奈菜もあっちの世界で過ごしていることなどを話した。
「・・・・・・そう、美琴も奈菜もそっちにいるんだ・・・・・・じーーーーーーー」
「・・・・・・・・・・・・」
姉さんは俺をじーっと見ているが流石に無理があるのですが姉さんや・・・・・・いくら一人だからってこっちの世界に行きたいって・・・・・・とりあえずまりあは家に戻る前にある場所の地図を見せてくれた。
「これってまさか・・・・・・」
「そう私がアルバイトをしている場所だよ?私たちがライブハウス「CiRCLE」懐かしいでしょ?」
「あぁ・・・・・・全員が出ているんだな?」
「そそ明日は五グループやることになってね。」
「わかった。」
俺はまりなから場所などを教えてもらい次の日に行くことにした。時間は午後だったな・・・・・・とりあえず姉さんが俺の部屋に案内をしくれたので俺は中に入りベースを置く。
「やっぱり姉さんが俺のベースをチューニングしてくれていたんだな?」
「あははは、そうだね・・・・・・たまにイクトのベースを使って演奏をしたりしているね。」
「そうだったのか・・・・・・そのすまない姉さん・・・・・・」
「何?」
「先に死んでしまって・・・・・・俺・・・・・・姉さんにまだ何もお礼などしてあげれなくて・・・・・・」
「・・・・・・イクト、私は確かに悲しんだわ・・・・・・あの日あなたが死んだと聞いたときは私はすぐに外国から日本に戻ってあなたの遺体を見た。正直って嘘じゃないかって思ったぐらいよ・・・・・・そしてそのあとに私以外の家族の死・・・・・・私は孤独射なったと思った。」
「・・・・・・・・・・・・」
「でもこうしてあなたはここにいる。それだけでもうれしいよ・・・・・・」
「・・・・・・姉さん・・・・・・」
姉さんは部屋に戻っていき俺はかつて眠っていた自身の布団にダイブした。窓を開けて隣の家は確か・・・・・・友希那だったな。
あいつはある事情で今の性格になってしまったな・・・・・・俺はラビットフルボトルを出しながら窓の外を見ていたがこのときに覗いている子がいたのを知らずに立っていた。
戦兎side終了
友希那side
私は練習を終えて家に帰ってから自分の部屋に戻って隣のイクト兄さんの家を覗いている。すると窓に立っている人物を見ていた。
そこには赤いボトルを握っているイクト兄さんがいた。前に会ったときは伊達メガネをしていたけど今の兄さんは少し寂しそうに空を見ていた。
「兄さん・・・・・・」
私は昔から兄さんのことが好きだ。それは異性として・・・・・・兄さんは忙しかったお父さんやお母さんの変わりに私の世話をしてくれた。
ロゼリアというバンドを組んだ時も兄さんは教えてくれたりと皆も兄さんのことを好いていたってのは覚えているわ。
でもそんな幸せな時間は長くなかった・・・・・・それはイクト兄さんが女性の人をかばって車に跳ねられたということをニュースで見た。
私は唖然とした。すぐにリサに連絡をするとリサも丁度ニュースを見てパニック状態になっていた。
『友希那!!友希那!!イクト兄さんがイクト兄さんが!!』
「落ち着いてリサ、私も今ニュースを見たところよ・・・・・・とにかくイクト兄さんの家に行きましょう!!」
私たちは合流をしてイクト兄さんの家に行くと・・・・・・私たちは目を見開いた。イクト兄さんは死んでしまったってことに・・・・・・悲しかったイクト兄さんに何も伝えれなかった。
けど兄さんは生きていたんだと思った。私とリサが練習帰りに突然として化け物が襲ってきた。そこに助けてくれたのがイクト兄さんだ。
「変身!!」
【ラビットタンクイエ―イ!】
まさかビルドを生で見ることになるとは思ってもいなかったけどね?兄さんは何かの結晶を集めていた様子だ。
「兄さん・・・・・・」
私は明日ライブがあるから眠ることにした。
友希那side終了
次の日戦兎は朝早くまりなのところへとやってきた。
「あらイクト君。」
「まりな、ギターまだ弾けるか?」
「え?弾けるよ・・・・・・けどどうして?」
彼は指を鳴らすと魔法陣が発生をして三人の人物があらわれた。
「あれ?ここって・・・・・・」
「俺達なんで・・・・・・」
「イクト!!」
「え!?アリスに真奈美に奏汰君!?」
「「「まなみ!?」」」
「ふふふふ、ほらお前たちの楽器だぞ?」
彼は転移魔法を出すとギターなどが出てきた。
「おいこれは俺のドラム。」
「私のキーボード。」
「僕のギターまでイクトいつのまに。」
「イクト君まさか!!」
「あぁ・・・・・・やってやろうじゃねーな・・・・・・久々に俺のライブの血がうなってきたんだよ・・・・・・」
(イクトの奴あの状態になってやがるな。)
(そうだね、イクトはあの状態は今まででてこなかったんだけどね?)
(やっぱり元の世界に戻った影響かな?でもまた皆でできるなんて思ってもいないよ。)
「さぁ行こうぜまりな最後の方を開けてくれよ?」
「わかっているわ。練習は・・・・・・私たちには必要ないんだもんね?」
「覚えているだろ?体がよ・・・・・・」
「もちろんだイクト。」
「ふふそうだね。」
「僕もだよ!!」
「私も、念のためにギターは弾いたりしているからね。」
「なら行こうぜ?俺達サウズウェーブ、一夜限りの大復活だゴラああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
彼らはライブがおこなわれてる場所へと向かうのであった。
次回 戦兎たちはライブ会場にこっそりと入りステンバイをしていた。まりなは仕事をしてから合流をするため彼らはライブをこっそりと見ることにした。
そこには成長をした彼女達がライブをしていた。戦兎事イクトはふふと笑いながら
「だがまだまだだぜ?」
そして!!
次回「一夜限りの復活 サウズウェーブ」
「祭りだゴラあああああああああああああああ!!」
如月 戦兎のもう一つの顔 バンドをしていた顔になる。このときは一海のような性格になってしまう。
今までは出てこなかったが久々にベースを弾いてさらにハロハピのライブを聞いたときから彼の中の炎が燃え上がりアリス達をこちらの世界へ転送をしてサウズウェーブの一夜限りの復活をすることになった。
サウズウェーブ イクト、アリス、奏汰、真奈美、まりなの五人組のバンドグループ、その演奏はすごかったといわれている存在だ。だが色々とあって休止に状態になった。
ファンだった者たちもおりいつか復活をしてほしいと願っていたそうだ。