戦兎side
すべての暗黒結晶を回収を終えた俺はサークルに向かっていた。まりなと話をするために俺は入った。
「あ、イクト兄ちゃん!!」
「おう香澄たちじゃないか、そうか今日はお前たちのライブがあったんだっけ?」
「そうだよイクト兄ちゃんも聞いてくよね?」
「あ、あぁ・・・・・・」
俺は香澄に対してどう答えたらいいのかわからなかった。俺は黙って彼女達と別れるつもりだったからせっかくだから聞いていくとしよう。俺はライブハウスの方へと行くと奏汰君たちがいた。
「あ、戦兎さん。」
「奏汰君たちじゃないか君達もここに?」
「はい!!香澄ちゃんたちに誘われてここへやってきたんです!!」
「二回目だけどな。」
そして演奏が始まりホピパやアフグロ、パスパレにハロハピそして最後にロゼリアがトリを務めてライブが終わり観客たちは帰っていく、俺達もライブハウスから出ようとしたとき・・・・・・黒い霧が発生をした。
「なんだ?」
「これは!!戦兎さん!!」
「変身!!」
【ゴリラモンド!】
ゴリラモンドに変身をして後ろに現れた敵を殴り飛ばす。香澄達はなにあれと言ったが響ちゃんたちに彼女を避難させるように指示を出して奏汰君がディケイドに変身をして俺達はカルマノイズと呼ばれる存在と戦う。
「こいつがカルマノイズって奴かよ。」
「はい戦兎さんその通りです。」
だが突然としてカルマノイズが姿を消した。俺達は一旦外の方へと行き全員が無事なのを確認ができたがサークルは霧に包まれた状態になっていた。
「イクト君・・・・・・」
「・・・・・・・・・カルマノイズを倒さない限りサークルを再会することは難しいな。いずれにしてもカルマノイズが姿を現さない限り俺達は戦うことができない。」
「そんな・・・・・・サークルが使えないなんて・・・・・・」
「お客さんの安全を考えたらな・・・・・・そして俺がこの世界でやる最後の仕事でもあるな・・・・・・」
俺はそう呟いて黒い霧が包まれているサークルを見る。とりあえずメンバーは解散となり俺はまりなを連れて家に帰ってきた。
「あれまりなじゃないどうしたのよ?」
「実は・・・・・・」
まりな説明中
「カルマノイズがサークルに現れて黒い霧で包んでいると・・・・・・」
「厄介な話だな・・・・・・イクトでも倒せないのか?」
「あぁ倒そうと思ったら消えてしまってな・・・・・・それに厄介なことにカルマノイズたちが変化をして音符のようなやつに変わってしまった。正直言えば俺は倒せない。」
「まじかよ・・・・・・どうするんだ?」
確かに奏汰の言う通りこのままではサークルが終わってしまう可能性がある。それだけはなんとしてでも・・・・・・だがおれでは倒せないのをどうやって・・・・・・待てよカルマ・ノイズ・・・・・・
「そうかシンフォギアの力か・・・・・・ってことは奏汰君たちが倒さないといけないってことか・・・・・・だがどうやって?」
うーんなんだっけ確かシンフォギアXDでギアが変わったような気がするが・・・・・・とりあえず今はみんながどこで練習をしているのか見に行くことにした。
さーてまずはポピパはおそらく有咲の蔵でやっているはずだからそこにお邪魔しまーす。
「おっす。」
「イクト兄ちゃん!?」
「どうしてここにおばあちゃんいたでしょ!?」
「挨拶をして普通に入ったけど?」
「まじか・・・・・・」
「まぁお前たちならここで練習をするだろうなと思っていたが・・・・・・響ちゃん何しているの?」
「あはははどうもーーーせんうご!!」
だがその前に戦兎は勢いよく枕を投げたので響の顔面に命中をする。
「いやーいったい何がドウシタノカナ?」
「・・・・・・今まくら投げたよね?」
「気にするなたえ。」
「あ、うん・・・・・・」
俺は座って彼女達が練習をしている風景を見ながら響ちゃんが参戦をしているのを見ていた。
「ふーむ響ちゃんギターは・・・・・・」
俺は指導をして響ちゃんに教えていた。
「ありがとうございますせん「ごほん」イクトさん。」
「よろしい、さて俺は次の場所へ行くとしようかな?さーて次は・・・・・・」
俺は蔵を出てロゼリアが練習をする場所へと向かった。そこには未来ちゃんがおり燐子と一緒にピアノを弾いていた。
「おう頑張っているじゃん。」
「イクト兄ちゃん!!」
「おうあこちゃん元気いっぱいだな。」
「やっほーイクトにぃ。」
「こんにちはイクト兄さん。」
「・・・・・・・・・・・・」
「紗夜?」
「え!?あ、どうも・・・・・・」
うん?紗夜のやつどうしたんだろうか?なんかこっちを見てはちらちらと見ていて気になってしまうのだが、まぁロゼリアは普通に練習をしているからいいかな?
さて俺は次の場所へ移動をしようとしたとき紗夜に手をつかまれていた。
「紗夜?」
「・・・・・・で?」
「え?」
「なんで・・・・・・なんでですか・・・・・サークルで言っていた俺の最後の仕事ってどう言うことですか・・・・・・」
もしかしてあの時の会話を聞いていたのか・・・・・・俺は一度考えて彼女の顔を見る。
「言った通りだ。この世界でやる俺にとって最後の仕事なんだ。」
「最後のって・・・・・・イクト兄さんそれって!!」
「悪い紗夜、まだ次の場所に行かないといけないから・・・・・・すまん。」
俺は走ってマシンビルダーを出してアフターグロウが練習をする場所へと向かった。
戦兎side終了
友希那は紗夜が休憩から戻ってこないのでいったいどうしたんだろうと廊下を歩いていると紗夜が泣いていた。
「イクト・・・兄さん・・・・・・どうして・・・・・・」
「紗夜?」
「友希・・・・・・那さん?」
「どうしたの涙を流して・・・・・・」
「・・・・・・私きいてしまったんです・・・・・・イクト兄さんが言っていた言葉を・・・・・・」
「どういうこと?」
「俺がこの世界でやる最後の仕事だって言葉をです。」
「最後の仕事?」
友希那は紗夜が言っていた最後の仕事言葉がどういうことかをはっとなり知った。
「まさか・・・・・・サークルの事件が解決をしたらイクト兄さんは・・・・・・そんな!!」
友希那は急いでロゼリアのメンバーを集めた。未来はいったいどうしたんだろうと話を聞くことにした。
「え!?サークルの事件が解決をしたらイクト兄ちゃんがいなくなるってどういうことですか!!」
「落ち着いてあこ、おそらくだけどイクト兄さんはサークルの事件が解決をしたらおそらく・・・・・・私たちの前から消えるじゃないかって・・・・・・」
「嘘だよね・・・・・・友希那・・・・・・」
「リサ思いだして、イクト兄さんは最初私たちを助けたとき名前を何て言っていた?」
「えっと如月 戦兎って・・・・・・」
「そう、イクト兄さんは死んだ後別の世界へ行ったってことになる。そしてあっちの世界が今のイクト兄さんの生まれた場所になっている。ということはサークルの事件が解決をしたらその世界へ帰ってしまうってことになる。」
「やだよ!!やだよ!!あこ、イクト兄ちゃんと別れたくないよ!!」
「私も・・・・・・イクト兄さんとお別れは嫌です。」
「私だってそうだよ。」
(そうか皆戦兎さんのことが好きなんだね。困ったな・・・・・・)
未来は彼女達の話を聞きながら借りている家戻った後に話をした。
「そういえばこっちもなんかそんな話をしていたな?」
「私のところも・・・・・・」
「あたしのところもデース!!」
「・・・・・・そうか前に戦兎さんが言っていたんだ・・・・・・俺はこの世界で生まれたが母を助けて死んで如月 戦兎になったって・・・・・・この世界に帰ってきたのもダーグエグレイズが生み出した暗黒結晶を回収をするために来たって。」
「「「「まさか・・・・・・」」」」
「そう戦兎さんはこの事件を解決をしたらここを去るって・・・・・・」
「「「「「!!」」」」」
奏汰の言葉に5人が目を見開いている。だから彼女達は話をしていたのかっと。一方で戦兎はサークルに来ていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
彼はサークルを見ながらあのカルマノイズをどうやって倒そうかと考えていた。彼はあるフルボトルを出していた。
「メロディーならもしかして戦えるじゃないのかな?」
そのフルボトルはメロディーとUSBメモリのフルボトルだ。これはUSBメモリフルボトルは元々はあったものだが・・・・・・メロディーフルボトルは仮面ライダービートとの共同戦線をしたときに手に入れたものだ。
「・・・・・・よし。カルマノイズを倒すってあれ?」
彼は変身をしようとしたがフルボトルが2つ消えていたのだ。
「・・・・・・黒服さん。」
「申し訳ございませんイクトさま・・・・・・」
「それを返してもらえますか?」
「それはできません・・・・・・お嬢様からの命令なので・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
戦兎はどうするか考えた。さすがに攻撃をするわけにはいかないが今回の戦いで必要なフルボトルだからだ。彼らがにらみ合っているとカルマノイズが現れた。
「いかん!!」
彼は高速を使って黒服の人からフルボトルを取り返してセットをする。
【メロディー!USBメモリ!ベストマッチ!!AREYOUReady?】
「変身!!」
【ビート!仮面ライダァァァァァァァ!ビィィィィト!】
仮面ライダービルドビートフォームに変身をして両手にドリルクラッシャーとシルバーソードを持ち襲い掛かってきたカルマノイズを切っていく。
「は!!」
加速装置を使いビートは次々に切っていき彼はレバーをまわす。
【ReadyGO!!ボルティックフィニッシュ!!】
「であああああああああ!!」
回転をして持っていたドリルクラッシャーとシルバーソードで切っていきカルマノイズを切ったが本体であるカルマノイズには再び逃げられてしまう。
「くそ・・・・・やはりビートの力で行けるかと思ったがだめか・・・・・・」
戦兎はカルマノイズにビートの力なら対抗できることがわかったがやはり本体を倒さない限りは駄目と判断をした。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
彼はフルボトルを抜いてサークルを見ていた。
次回 戦兎はシンフォギア装者たちと協力をしてもらうことを頼み行くがそこにいたのはバンドメンバーたちだった。
次回「バンドメンバーたちの思い。」
「・・・・・・俺は・・・・・・」