IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか   作:桐野 ユウ

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さらわれた戦兎

如月家、だが全員が暗かった・・・・・・その理由は如月 戦兎はさらわれてしまったからだ。デスグラスによって戦兎がさらわれてしまいグレーズたちは部屋に閉じこもってしまった。

 

「くそ!!兄貴がさらわれてしまったのにあたしたちは何もできないなんてよ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

グレーズがここにいるためゴッドクロスドライバーは彼女が持っていた。そのため戦兎が持っているのは何も盛っていない状態だ。

 

「なのはどうだった?」

 

なのはは首を横に振っていた、シュテルたちは自分たちの部屋に閉じこもってしまい出てこないのだ。以前はなのはたちがこうなったが今回はシュテルたちが自分の部屋に閉じこもってしまった。

 

地下室ではナハトが八つ当たりにシュミレーションの敵を撃破していた。

 

「ぜぇ・・・・・・ぜぇ・・・・・・ぜぇ・・・・・・くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ナハトは自分の主をさらわれてしまったときに何もできなかった、自身を救ってくれた人物を目の前でさらわれてしまったからだ。だからこそ彼女は叫ぶしかできなかった。

 

一方で美菜子は天界の治療室で治療を受けていた。ミレウスは治療を受けている美菜子に報告をしないといけないからだ。

 

「くそ・・・・・・俺がついていながら・・・・・・甥っ子を連れ去られてしまった・・・・・・すまない美菜子・・・・・・」

 

ミレウスはマントを背負いながら美菜子を見ている中その父親であるカイギスはまさかデスグラスの正体がアルフォースだとは思ってもいなかった。

 

「まさかあの子が・・・・・・天界で死んだと聞かされていたがまさか上層部によって消されていたとは・・・・・そしてあの子は孫である戦兎をさらった。何が目的だ・・・・・・あいつは・・・・・・」

 

「カイギス・・・・・・」

 

「エグザスにアルミネス・・・・・・」

 

「孫が心配なのはわかるが、アルフォースのことを考えないといけないぞ?」

 

「そうです。あの子は天界で最強の分類に入る女の子です。戦兎も勝てるかどうか・・・・・・」

 

「わかっている。美菜子や戦兎と違って私たちは地上に介入をすることはできない。くそ・・・・・・孫がさらわれたのに何もできない自分が情けない。」

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

カイギスは何もできない自分に手を握りしめていた。二人はそんなカイギスを見守るしかできなかった。

 

一方でアルフォースは戦兎を見ていた。彼はカプセルの中に入れられて治療を受けていた。

 

すると彼の中からエボルとギルバスが襲い掛かってきた。だが二人が放った攻撃をアルフォースはバリアーで受け止めていた。

 

『ちぃ・・・・・・』

 

『やはり相棒が苦戦をした奴に俺たちは勝てないか・・・・・・』

 

二人はドリルクラッシャーとエボルテインを構えて攻撃をしたがガードされたので二人は攻撃を止めた。

 

『それでてめぇは何が目的だ?相棒をこんなところに連れ去り挙句の果てにはカプセルの中へ入れてなーにがしてんだよてめぇ』

 

『落ち着けエボルト、今は相棒は何もしてこないってことは奴は命をとるつもりはないって判断をしろ。』

 

『そうだな・・・・・・』

 

「武器を降ろしてくれたわね。さてまずは自己紹介をした方がいいかしら?アルフォース・・・・・・それが私の名前よ?」

 

『アルフォース・・・・・・』

 

「元は天界の物と言った方がいいわね。」

 

『天界ってことは相棒の母親と知り合いってことか。』

 

「そうね美奈子は私が教えてあげたのよ武芸などを。」

 

二人は納得をしているがゴッドクロスドライバ―などは向こうに置いてきたので困っていた。

 

『だが兄貴、ゴッドクロスドライバーはあっちに置いてきてしまったし戦兎は何も装備などがないぞ?』

 

『ISがあるじゃねーか。』

 

『そうだったな。』

 

二人は中へと入っていきアルフォースはカプセルの中にいる戦兎の体の傷を治っていくのを感じた。

 

一方で天界

 

「・・・・・・そうですか戦兎が・・・・・・」

 

「すまないミナコ、俺は甥を助けることができなかった・・・・・・」

 

「ううん兄さんが悪いわけじゃないわ。先輩は強いから勝てないのは私だってそうだから・・・・・・戦兎・・・・・・」

 

美奈子はベットで涙を流した。

 

場所が変わりアルフォースがいる場所

 

「・・・・・・ここは?」

 

戦兎は目を覚ましたがここはいったいどこだろうかと考えている左手のブレスレットにしているグレーズやエクスカリバーなどがないためゴッドクロスドライバ―などがない状態だ。

 

(ってことはブラットスタークたちにもなれない、装着をされているのは右手のISのみか・・・・・・)

 

「あら目を覚ましたみたいね?」

 

「あなたは・・・・・・」

 

彼女はデスグラスドライバーを出したので戦兎は驚いた。まさか女性がデスグラスに変身をしていたのかと思っていたが神の力で変な感じになっていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ふふどうやら私の正体がわかった感じかしら?」

 

「あんたはまさか・・・・・・天界関係の人なのか?」

 

「元ね、あいつらによって私は証拠隠滅のために殺されかけたのよ。」

 

「・・・・・・(おじいちゃんが言っていた上層部の奴らって奴か・・・・・・)それで俺をさらった理由はなんだ?」

 

「ふふそうね。」

 

彼女は戦兎にいきなり接近をして彼にキスをしてきた。いきなりキスをされたので戦兎は驚いて目を見開いてしまう。

 

「え?」

 

「ふふふ簡単に言えばあなたがほしいといえばいいかしら?」

 

「はい?」

 

戦兎は嫌な予感がしたのでISを纏うことにした。クロスボーンガンダムを纏い彼女から後ろに下がり撤退をする。

 

「ふふふ逃がさないわよ?」

 

彼女はデスグラスドライバーを装着をして変身をしてデスグラスに変身をして彼を追いかける。

 

「いったいここどこだよ。」

 

戦兎はそう思いながら脱出をしようとしたが場所がわからないためいったいどこに行けばいいのか?と悩んでいると後ろから攻撃がきた、まずいと思い戦兎はビームシールドを発生させてガードをする。

 

「ぐ!!」

 

彼はスラスターを展開をして着地をするとデスグラスガンを装備をして戦兎の後ろに立っていた。

 

「・・・・・・早すぎるだろ・・・・・・」

 

「ふふふふふふさーてどうしようかしら?」

 

【ソードローディング】

 

デスグラスソードを持ち戦兎はビームザンパーを構えて突撃をして切りかかる。ビームザンパーをデスグラスソードで受け止めて肩部が開いた。

 

「まず!!」

 

すぐに後ろに下がり砲撃が放たれるがクロスボーンガンダムで回避をしてフルアーマーガンダムにチェンジをしてミサイルポット及びビームキャノン、二連ビームライフルを発射をして攻撃をする。

 

「ふっふっふ甘いわよ。」

 

【バリアーローディング】

 

バリアーが張られてフルアーマーガンダムが放った一斉射撃をすべてふさいだ。戦兎は驚いていると目の前にデスグラスが現れた。

 

「!!」

 

【デスグラスストライク!!】

 

「でああああああああああああ!!」

 

「ぐああああああああああああああああ!!」

 

戦兎は吹き飛ばされてISが解除される。

 

「つ、強すぎる・・・・・・」

 

「ふふふふふふ、さーてどうしようかしら?あなたをこのまま襲いましょうかな?」

 

「お、襲うってまさか!?」

 

「そうよあなたのぴーーを私のぴーーに入れてぴーーぴーーぴーーー」

 

「アウトおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

あまりのR18のことを言ったので戦兎は傷ついた体でも叫ぶしかない。てか目から光が消えていたのでこれはまずいと思いながら戦兎は逃げようとした。

 

戦兎は逃げた、しかし回りこまれた。

 

「ダニィ!?」

 

「さーて行くわよーーーー」

 

「は、離せええええええええええええええええええ!!」

 

戦兎はどうしようかと考えていた、神の力を使ってもおそらくこの人に勝てるわけがない。

 

(どうするどうする?なんとかしてここから出ないとまずいことになる・・・・・・けど今の俺にできることはないのかな?ゴッドクロスドライバーがないと変身もできないからなどうしたらいいんだああああああああああああ!!)

 

どうするどうすると戦兎は悩んでいたが何も思いつかないからどうしようと・・・・・・




次回 戦兎はアルフォースに襲われてしまった。

「あはあはははは・・・・・・やってもうた・・・・・・」

次回「戦兎やってもうた。」

「\(^o^)/オワタ」

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