IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか   作:桐野 ユウ

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一部地球へ

財団Xたちのダスタードやマスカレイドたちを倒した戦兎たちはグランジェイカーで機動六課基地へと帰還をした。

 

彼らはグランジェイカーから降りたち司令室へと行きはやてが待機をしている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

だが彼女は両手を組んで困ったような顔をしていたのだ。戦兎ははやてに声をかける。

 

「はやてどうした?」

 

「あー戦にぃ・・・・・・実は困ったことが発生をしたんや」

 

「困ったこと?」

 

「そうや実は地球にロストロギア反応が出たんや。やけど財団Xのことがあるからあまり動かしたくないんや」

 

「なら一部を連れて俺が取りに行けばいいか?」

 

「あーそうしてもらえたら助かるで?」

 

「ということはメンバーだな・・・・・・」

 

戦兎は異世界の戦士たちも連れていくことにしたのでだがメンバーをどうするか考えていた。全員を連れていくわけにはいかないので彼は心の中で決めていた。

 

次の日

 

ゲート前

 

「地球か・・・・・・別の世界の地球は私も気になっていたからな」

 

「そうだなレーゲン」

 

行くことになったのは戦兎にレーゲン、アストレア、武昭、シャルロット、鈴音、一夏、簪とアリアのメンバーである。

 

アリアに関しては自ら行くと言ったので戦兎は連れていくことにした。

 

(本当は噂で聞いた翠屋のシュークリームを食べたいだけなんですけど・・・・・・ぜひ食べてみたいです!!)

 

「なんで俺はこっちで待機なんだよ」

 

「念のためだ、一海・・・・・・奴らの行動がわからない以上全員を連れていくわけにはいかない・・・・・・こっちは任せるぞ?」

 

「任せろ!!」

 

残るメンバーは一海、龍、翔夜、輝夜、華夜、ウィ二シア、大和にルシファーたちである。

 

「さて行くとしようか、なのはたちスターズにも念のために来てもらうぞ?ライダーズもだ」

 

「わかったなの!!」

 

「ライトニングとロングアーチは念のために待機をお願いをする。」

 

こうして戦兎たちは地球の方へと向かうのであった。なおダークジェイカーたちも一緒である。

 

「おーーここが地球っちょ!!」

 

「バイクル落ち着け!!それで隊長私たちはこれからどうすれば?」

 

「あぁロストロギアを探すが・・・・・・まずは翠屋に行くとしようなのは案内を頼む」

 

「わかったなの!!」

 

なのはの案内で翠屋に到着をした戦兎たちはそれぞれに座って戦兎はアリアとアリス、麗菜やギンガと共に座っていた。

 

「ぬぬぬぬぬぬ」

 

アリアはメニューを見て悩んでいるのを見て彼らはほっこりとしていた。戦兎は声をかけることにした。

 

「慌てなくてもいいぞアリア君」

 

「あ、ごめんなさい」

 

彼らは頼んで休憩をしている。ギンガは目を光らせて戦兎の方も目を光らせていた。二人はこくと首を縦に振り二人が立ちあがるのを見てほかのメンバーたちも立ちあがりアリアはシュークリームをもにゅもにゅと食べていた。

 

外に行き戦兎はインフィニティードライバーを装着をして二つのフルボトルをセットをする。

 

「さぁ実験を始めよう」

 

【スバル!ギンガ!ベストマッチ!!】

 

「あ、それって」

 

彼はレバーをまわしていきスナップビルダーが発生をしていき変身をする。

 

【AREYOUREADY?】

 

「変身!!」

 

【姉妹の絆!スバルギンガ!イエ―イ!】

 

ギンガとスバルの姿が混ざった形態へと変身をして両手にリボルバーナックルが装着されている。

 

「・・・・・・行くわよ!!」

 

「なんか私たちの声が混ざっている感じがするね戦にぃ」

 

「そんなものよ・・・・・・なら二人とも同時に!!」

 

攻撃をしようとしたときに光弾が放たれた。

 

「「「「!!」」」」

 

全員が見ていると黒い体を持った人物が現れる。戦兎はあの姿を見て驚いている。

 

「ハカイダー・・・・・・」

 

「イクト、ハカイダーって!!」

 

「ハカイダーはキカイダーを倒す為に作られたロボットだ。だがなぜ?」

 

「ターゲット確認」

 

彼はハカイダーショットを構えていると口笛が聞こえてきた。全員が辺りを見ている。

 

「いったいどこから?」

 

「あ、あれを!!」

 

武昭の声で全員が見ているとギターを持った人物が立っていた。

 

「ハカイダー、あんたは確かに銃の腕前はいいかもしれないがだが!!日本では二番目だ」

 

「なんだと・・・・・・では一番目は誰だというのだ!!」

 

「俺さ」

 

ハカイダーはハカイダーショットを放とうとしたがハカイダーショットがはじかれる。

 

「!!」

 

「だから言っただろ?二番目だと・・・・・・」

 

ハカイダーはハカイダーショットを拾い放とうとしたが矢が放たれて命中をする。

 

「だ、誰だ!!」

 

現れたのは三人の戦士だった!!

 

「アオレンジャー!!」

 

「ビックワン!!」

 

「仮面ライダーV3!!」

 

そしてさらにもう一人が現れる。

 

「スバッと参上!ズバッと解決!人呼んでさすらいのヒーロー!快傑ズバット!!」

 

四人の戦士をみて戦兎が一言。

 

「宮内 洋やん」

 

ハカイダーはアンドロイドたちを出して襲い掛かってきた。

 

一夏は白式を纏い簪は打鉄弐式を纏いほかのメンバーたちも行動を開始する。

 

「はあああああああああ!!」

 

一夏は雪片二型をつかって切っていき簪は援護をするために春雷を展開をして砲撃をしてアンドロイドたちを吹き飛ばした。

 

「くらえ!!獅子の咆哮!!ライトニングプラズマ!!」

 

「グレートホーン!!」

 

「スターダストエクスキューション!!」

 

三人の技が放たれて敵を吹き飛ばした後にバエルとキマリスヴィタールが接近をしてドリルランスとバエルソードで攻撃をする。

 

「はあああああああああああ!!」

 

ギンガとスバルは姉妹コンビで攻撃をしていきそこをビルドスバルギンガが突撃をして両手にエネルギーを込めていた。

 

「ターボスマッシャー!!」

 

両手のリボルバーナックルを回転させて相手を殴っていき粉砕をしていく。アリスはブラットクローズに変身をする。

 

ほかの二人も変身をしており必殺技を放つ。

 

【READYGO!!ブラットクローズフィニッシュ!!】

 

【ダイカイガン!エグズオメガドライブ!】

 

【キメワザ!ダークネスクリティカルブレイク!】

 

「「「はああああああああああああああ!!」」」

 

三人の蹴りが命中をしてアンドロイドたちを吹き飛ばす。

 

「さーてさらに実験を始めようか?」

 

【なのは!ティアナ!ベストマッチ!!AREYOUREADY?】

 

「ビルドアップ」

 

【幻影砲撃魔法!ティアナなのは!イエ―イ!】

 

姿が変わりクロスミラージュを持ち走りだしてクロスファイアーシュートを放つ。

 

「にゃーーーー!!」

 

「ティアナファントムブレイザーよ!!」

 

「はい!!」

 

「「ファントムブレイザー!!」」

 

二人が同時に放ったファントムブレイザーが粉砕をしていきそのままレイジングハートエクセリオンビルドを構えている。一方でハカイダーはハカイダーショットを放つが四人は回避をして攻撃をする。

 

「せい!!」

 

ビックワンはビックバトンでハカイダーに攻撃をする。彼は攻撃を受けてハカイダーショットを構えようとしたが・・・・・・

 

「ウルトラブルーチェリー!!」

 

アオレンジャーが放った矢が命中をしてハカイダーショットを吹き飛ばす。

 

「ぐ・・・・・・」

 

「ズバット!!」

 

ズバットは鞭でハカイダーの体を巻き付けていきこれを出す。

 

「V3今だ!!」

 

「とう!!」

 

V3は飛びあがりきりもみ状に蹴り反転をする。

 

「V3きりもみ反転キック!!」

 

「ぐあああああああああああああああああ!!」

 

ハカイダーはV3の必殺技V3きりもみ反転キックを受けて吹き飛ばされて火花を散らしていた。

 

「おのれ・・・ここは撤退をする」

 

「さて・・・・・・ヴィータロストロギアは?」

 

『あぁ発見をしたぜ!!シュテルたちに封印をしてもらったから大丈夫だ!!』

 

「そうかわかった」

 

『ところでなんでなのはとティアナの声が混ざったような声になっているんだ?』

 

「あぁ今はティアナなのはに変身をしているから」

 

『そういうことかとりあえず合流をするぜ?』

 

彼はお礼を言おうとしたがすでにズバット達は姿を消していた。

 

「あれ?」

 

彼はお礼を言おうとしたがすでにいなくなっていたので彼は両手を組んでいた。

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「あのー戦兎お兄ちゃん」

 

「なになのは?」

 

「えっとそのいつまで変身をしているのかな?」

 

「・・・・・・どうして?」

 

「いやあのその姿だとなんといいますかその・・・・・・私たちらしくないなと思って」

 

「いやーこの姿とか悪く無いなって思って」

 

「「「「いやいやいや」」」」

 

「待てよ・・・・・・」

 

戦兎は変身を解除をしてトランススチームガンを構えてフルボトルを振ってセットをする。

 

【なのは】

 

「蒸血!!」

 

【ファイアー!なのは・・・・・・なのは!!】

 

そこに立っていたのは高町 なのはその人である。トランススチームガンで変身をしたなのはは両手などを確認をしていた。

 

「よし成功だな」

 

「「「「ええええええええええええ!?」」」」

 

「イクト!?」

 

「どうなっているんだよ・・・・・・」

 

「しらなーい、なるほどトランススチームガンで変身をするとその人になるってことね・・・・・・ふふふふふってことは囮捜査などもできるわね」

 

「「「「いやいやいやいや」」」」

 

一方でアリアの方はそうと呟いてからお疲れ様といっていた。

 

(どうやら戦兎さん達にはばれていないですね・・・・・・本当は能力とか言いたいけど・・・・・・戦兎さんだけなら話してもいいかな?あの人なら信頼をしてもいい・・・・・・諏訪子さんや神奈子さんみたいな感じがしますからねーーーまるで神様のように)

 

戦兎が戻ってきたら、能力を隠していた事情込みで話をしようと決意をするアリアであった。




次回 戦兎たちはハカイダー部隊を倒してから翠屋へと戻ってきた。ロストロギアを回収をしたこともあり、一泊だけ休んでいこうと月村家の屋敷へと向かう中アリアは戦兎にお話があるといいあとで部屋に来てもらえませんかといわれたので彼は承諾をする。

次回「アリアの力の秘密」

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