戦兎side
ガブリエルの告白を受けて俺はついOKを出してしまう。可愛い後輩だからなあの子は・・・・・・次元の扉を抜けてから俺は皆でご飯を食べてからお風呂に入り寝る前に力を使って屋根の上にいた。
綺麗な夜空だなと思いつつ見ていると誰かが俺の後ろに立つが振り返らずに近づいてくる人物に話しかける。
「どうしたミナコ?」
「よくわかったわね(笑)」
「お前の気配はわかるからな、当たり前だろ?」
「隣に失礼するわね」
「あぁ」
彼女はよいしょといいながら俺の隣に座る。改めてミナコを見る。彼女の胸は大きい方でEカップの胸だ。あの時俺は彼女に告白をしたことがきっかけで俺達は付き合い始める。
「・・・・・・レグリア」
「どうしたミナコ」
彼女は突然として俺に抱き付いてきた。いきなりだったので俺は驚いてしまうが何かが手に当たったので何だろうと見ていると涙だった。それはミナコが流しているのと分かり彼女の顔を見る。
「ミナコ・・・・・・」
「夢じゃないだと思って、あなたがそばにいるって・・・・・・あなたが死んだと聞かされたときに私は・・・・・・」
「すまないミナコ、お前を悲しませてしまったな・・・・・・アマルスマをかばって死んでしまってお前を置いていったからな。そして紅 イクトとして転生をしてお前のことを忘れて過ごしていた。本当にごめんな」
「ううん謝るのは私よ。紅 イクトで過ごしていたあなたの命を奪ったのは私だからな」
「だがあれはお前を殺そうとしたあいつが悪い・・・・・・お前は悪くない」
「・・・・・・レグリア・・・・・・」
「友希那や香澄達、アリスには本当に申し訳ないと思っている。だが俺は目の前で人が死ぬのを見るのは嫌だからな・・・・・・だから助けたんだ後悔などしていない。」
戦兎はそういい彼女の頭を撫でる。昔レグリアの時にもミナコの頭を撫でていた。その様子をアリスと麗奈が見ていた。
「あら出ていかなくてもいいの?」
「流石に僕だって空気は読むよ」
「そうねイクト君の最初の恋人か・・・・・・」
「そうだね。でもイクトとしての恋人は僕だもん」
「あらそれはどうかしら?イクト君とは色々とそのあと出会っているからあなたよりもいるかもね」
「なんだと!!」
アリスと麗奈は喧嘩をしている声が聞こえてきたので戦兎とミナコは苦笑いをしている。
「あいつら・・・・・・悪いミナコ止めてくる」
「ふふ本当に人気者ねあなたはいってらっしゃい」
「はいよ」
戦兎はそういって二人を止めるために浮遊能力を使い二人がいる場所へと降りたち二人の喧嘩を止める。ミナコはその様子を見ながらふふふふと笑っている。
(またこうしてレグリアと過ごすことができるなんて思ってもいなかったわ・・・・・・まさか戦兎がレグリアが転生をしていたなんて思ってもいなかった・・・・・・アルフォース先輩はわかっていた感じだったけどずるいわ・・・・・・だけど今は記憶も戻ってレグリアとして接してくれている。彼は忙しくなっているけどそれでも必ず私たちのところへと帰ってきてくれる。全く・・・・・・昔から変わらないわそこだけは)
彼女はそういいながら戦兎のことを見ていた。彼はアリスと麗奈に抱き付かれながら困惑をしながらも鼻を伸ばしていたのでむっとなり彼に光弾を当てる。
「ごふ!!」
「「?」」
二人は突然戦兎がごふと頭を抑えていたのでいったい何が当たったのだろうかと思い彼を見ている。戦兎の方は誰が当てたのかわかっていたのであの野郎とミナコを見て覚えてやがれと心の中でいい中へと入る。
ミナコも浮遊能力を使い中へと入り自分の部屋へと戻るのであった。
次回 戦兎は以前回収をしたカービィのコピーの元を何かに使えないかなと考えていた。ソードやカッターなどなぜかカービィのコピーの元があったので回収をしていたが何も使用をしていないのだ。
次回「カービィのコピーの元」
「これどうしようかな?」