IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか   作:桐野 ユウ

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ユーナの中

「・・・・・・どうやら成功をしたみたいだな。ほかのメンバーを置いて一人で中に入りこんだのははじめてだけどな。」

 

戦兎が目を覚ました場所、それはユーナの精神世界の中に入りこむことだった。彼がしたことはウルトラマンギンガの変身者ヒカルが人の精神世界に入りこむ方法と一緒のことをしたのだ。だがその間は自分の体は無防備になるため一兎達に頼んで中に入ったのだ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

戦兎はその先にユーナがいるのだなと歩みを進めていくとメモリーが現れたのでそれを覗きこむ。

 

ユーナ、自分、ミナコの三人で楽しく過ごしていた日々の記憶だ。彼自身はラグルシアの介入でユーナがミナコを恨んでいき神になった後も自分の思っていた通りにならなかったら消すという手段をしていたのもラグルシアが原因かと思い進んでいく。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

一人佇んでいる人物を見つけた戦兎、あれは間違いなくユーナの心の精神で間違いないなと判断をして近づいていく。

 

「ふふふ馬鹿ね私・・・・・・ラグルシアの暗示にかかって関係ない世界や人々を殺してきた。それだけじゃないわ・・・・・・私はあなたの命を奪ってしまったわ。」

 

「俺が紅 イクトの時にお前が操ったトラックの運転手を使いミナコを殺そうとしたのを俺がかばったときのことだな?だがそれがなかったら俺は昔の記憶などを取り戻すことはなかっただろうな。それに関しては感謝をしている。」

 

「・・・・・・お前は変わらないなレグリア、お前の優しいところに私は惚れていた。だからお前が死んだと聞かされたときは正常になれなかった。そこにあいつが現れて・・・・・・私は・・・・・・」

 

ユーナの言葉を聞きながら戦兎事レグリアは彼女を助けたいと思っている。あの時はミナコを倒そうとしていた敵だった。だがレグリアとしての記憶を取り戻した今はかつての友・・・・・・そして自分のことを好きになってくれた女性を守りたいと思っている。

 

「・・・・・・ユーナ、共にここから出よう。お前はここで過ごす人物じゃない。」

 

彼は手を伸ばすが彼女ははじかせる。

 

「・・・無理よ。私は・・・・・・やってはいけないことをしていたのよ!今更・・・・・・」

 

「なら神ユーナは死んだことにしてお前をこの世界で生きるようにする!」

 

戦兎の言葉を聞いてユーナは目を見開いた。彼女は彼がここまで自分のことを助けたいという思いがあるのかと・・・・・・彼女は何かを決意をしたのか立ちあがり彼に自分が使用をしていたエレメンタルクロックブックと聖剣を託す。

 

「これは・・・・・・」

 

「私が使用をしていたエレメンタルクロックブックと聖剣よ。私が使うよりはあなたが使った方がいいわ。」

 

「感謝をする。ユーナ。」

 

彼らはそのまま飛びだして現実世界へと戻る。ビルドが起き上がったのを見て全員が戦兎が戻ってきたんだなと声をかける。

 

「大丈夫か戦兎?」

 

「無事だ一兎、ユーナの方も無事みたいだな。」

 

「えぇ・・・・・・」

 

「ラグルシア・・・・・・悪いがお前を許すわけにはいかない!!」

 

戦兎は立ちあがりユーナが投げたエレメンタルクロックブックと聖剣をキャッチをすると彼はそれを聖剣「エレメンタルランサー」に装着させる。

 

【エレメンタルクロック!】

 

「変身!」

 

【エレメンタル抜刀!四つの属性と時の力が一つになりて新たな剣士を誕生させる!】

 

「仮面ライダー・・・・・・エレメンツ!それがこの仮面ライダーの名前だ!」

 

ユーナが変身をしていた仮面ライダーエレメンタルクロックとは違い男性が変身をしているってことで形状なども変わり背部にエレメンツマントが装備されており姿は仮面ライダーソロモンのような姿に変わっている。

 

エレメンタルソードの刀身を掴んで分離させてランサーモードへと切り替えて構える。ラグルシアはまさかと思い本を出して魔物たちを召還をして撤退をする。

 

「いくぞ・・・・・・」

 

一兎達は行こうとしたがエレメンツが消えたので驚いている。彼らはどこにいるのだろうと前を向くとすでに戦闘を開始をしておりトリガーを押す。

 

【必殺時刻!エレメンツ三刻突き!】

 

「はああああ・・・・・・せい!!」

 

四つの属性の力を解放させて前につきだしてサークルが飛んで行き相手を粉砕していく。

 

【ブレード!】

 

ブレードモードに切り替えて相手を切りつけていく、ほかのメンバーも参戦をしてラグルシアが出した魔物たちを撃破した。

 

「終わったな。」

 

彼はライドブックを抜いて変身を解除をするとクレーズの中に収納をしてユーナを一応グルグル巻きにして連れて帰る。

 

連れて帰った戦兎を見てからミナコはユーナを見ている。

 

「・・・・・・その目、どうやら戻ったみたいねユーナ。」

 

「ミナコ・・・・・・」

 

「レグリア・・・・・・」

 

「わかっている。天界の方には俺が伝えることにしよう。一兎悪いが手伝ってもらうぞ。」

 

「わかった。」

 

戦兎と一兎は天界の方へと向かうのであった。

 

「そういえば一兎。」

 

「なんだ?」

 

「お前双子が生まれたそうだな。」

 

「悪い話すのをってぐあああああああああああああああああ!!」

 

「そういうのはな!連絡をするだろうが普通よ!!」

 

「悪かったって言っているだろうがいてええええええええええええええええええ!!」

 

アイアンクローをお見舞いをした後彼はそのまま態勢を変えてバックドロップを決めた。

 

「ごふううううううううう・・・・・・」

 

「ふん!つくぞ。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

返事がないただの屍のようだ。




次回 天界に行きユーナのことを話しをする戦兎と一兎、ガイルス達はどうしたらいいのかと話しあうのであった。

次回「天界に話をする。」
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