友希那side
私達は今イクト兄さんが眠っているクリスタルのある部屋の方へと向かっていた。イクト兄さんが私達を守るために戦って、クリスタルに閉じ込められた時は涙が止まらなかった。
イクト兄さんが死んだ時のことを思いだしてしまうかのように・・・・・・今回は全員でイクト兄さんが眠っている部屋の方へとお邪魔をするとベースの音が聞こえてきた。
だけどこの音・・・・・・
「友希那!この音は!!」
リサが私に声をかけて急いで走っていく。そして音が聞こえた部屋を開けるとベースを持ち弾いている人物がいたのをみて涙を流してしまう。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「イクト・・・・・・兄さん?」
振り返りその人は笑顔で私達の方を見ていた。彼自身も・・・・・・苦笑いをしながらいたがそんなの関係ない!私達はその人に走って抱き付いた。
「イクト兄ちゃん!!」
「イクトにぃ!!」
「イクト兄さん!!」
友希那side終了
戦兎はいきなり抱き付かれるとは思ってもいなかったので油断をしていたが、三ヵ月前も彼女達の涙を見ていたので、今回はいいかと思い倒された状態のまま考えていた。
「イクト兄さん・・・・・・」
「皆、心配をかけさせてしまったな。この通り復活をしたよ。」
「うん・・・イクト兄さんがクリスタルの中に入ったのを見た時、死んだと聞かされて行った時のことを思いだしてしまったわ。棺の中で眠るイクト兄さんを・・・・・・」
「千聖・・・・・・」
「馬鹿馬鹿馬鹿!イクト兄さんの馬鹿!」
「こころ・・・・・・」
「もう絶対に離したりしないわよ!!」
「いや離れてくれないと俺が困るのだけど・・・・・・」
「なら私もずっとくっつくもーん」
「香澄まで・・・・・・」
戦兎は苦笑いをしながら彼女達に抱きしめられている。大きさはバラバラだが当たっているので彼は心の中で若いなーと思いながら自分は年をとってしまっていると感じてしまう。
「・・・・・・・・・・・・・・・若いってのはいいものだな。」
「「「「「?」」」」」
全員が戦兎が言った言葉に首をかしげていると、彼は立ちあがったので近くにいたイヴの頭を撫でていたので彼女は顔を赤くしていたので、他のメンバーはハイライトを消した状態で見ていたので彼は苦笑いする。
「いーーーくーーーとおおおおおおおおおおおおお!!」
「え?ごふううううううううう!!」
扉が開いたらネナが現れてそのまま戦兎を殴り飛ばした後に、そのまま走り吹き飛ばされた彼の上に乗る。
「ね、ネナ!?」
「このこのこのこの!!」
「ちょ!ま!ごふ!!」
彼女はそのまま戦兎を殴っていく。全員が慌ててネナを止めようと抑えている。
「ネナさん落ち着いて!!」
「はーーなーーせーーーーーーー!!」
「ちょ!ネナ!!」
ラフがその惨状に気づいてなんとかネナの暴走を止めることに成功をした。
「ネナ。」
「な、なによ!ってうぐ!」
戦兎はネナに近づいてそのまま彼女とキスをした。バンドメンバーやラフはその光景を見て顔を赤くしていく、一方でキスをされているネナはそのまま舌を入れて彼を抱きしめていき、そのまま倒れようとしてお互いに離れるとネナはもう我慢が限界になっており息を荒げていた。
「ね、ネナ?」
「イクトがいけないのよ・・・・・・あたしのスイッチを入れたんだから・・・・・・誰が見ていても関係ないわ・・・・・・あんたの子どもを・・・・・・」
「ま、待ちなさいネナ!!それだけは絶対に食い止めるわ!!」
ラフは急いでネナを回収をして他のメンバーもネナと戦兎のキスを見て顔を赤くしていると、一兎が入ってきたのでどういう状況なんだろうと見ていると、突然として戦兎が立ちあがり一兎に対してそのままアイアンクローをお見舞いさせる。
「ぐおおおおおおおおおおお!!」
「今すぐここを立ち去るか、記憶を消させるか選べ!!」
「なんていう選択だぐおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
声が聞こえてきたので、他のメンバーは一兎がやられているのを見て知らない光刃達は混乱をしているが、娘の一葉が彼等に説明をする。
「あれは私の父さんと戦兎さんの、まぁいわゆる戦友のいつものやりとりなので、気にしないで下さい。」
「あ、はい」
「ま、まて!一葉!そんな説明で納得させるなぐあああああああああああああああああああああ!!」
やがて一兎を解放させた戦兎、大天神になったこともあり彼自身の装備なども変化されている。
バリアージャケットが大天神の力で変化されて、彼の天界での姿があの戦闘形態になる。ミナコがくれたマントも大天神の形態に融合された。
専用武器としてカラドボルグ、仮面ライダーソロモンが装備をしている剣が装備されてエクスカリバーと二刀流で戦ったりすることができるようになった。
さらに能力なども上がりビルドに変身をしなくても対処ができるほどに戦闘能力も向上されているなどパワーアップがされていたのだ。
「・・・・・・・・・・・・うーーーん」
「どうしたのですか、エボルト様?」
「あーカズマ君か、いや悪女とか元仲間達の魂などを浄化するのに時間がかかってしまってな。主に博士等の魂が強力だったな。」
「あー・・・・・・」
「別に他の世界での博士達の魂とは別だから君の世界になってしまうけどね・・・・・・あの世界はポケモンが様々なことで絶滅寸前になっているからね。」
「え・・・・・・」
「・・・・・・俺はあの世界をこっそりと見ていたことがあったね。やはり悪女の影響が大きく出てしまってね。あれから200年も経っているのだけど・・・・・・」
戦兎は両手を組みハザールの影響が大きく出てしまっていることをカズマに話をする。彼自身も自分がかつて住んでいた世界のため心配をしていたが、大きく影響が出てしまっていることにショックを受けているが彼は気にするなといい、今はマガイリスのことを片付けようと話をするのであった。
「(……やっぱり影響が出たか。仕方無いとしか言いようがないが、あの時も俺達やまともな人達と一緒に色々と頑張ったんだけどなぁ)」
戦兎からあの世界のポケモン達の話を聞いた後、自分に与えられた部屋で一人すごしていたカズマは、自分が生きていた当時、違法改造用に乱獲等が有った事を思い出し、当時数少ないまともな人達であった国際警察の人達を思い出した。その人達と一緒にポケモンの乱獲をする違法トレーナーや、捕まえたが弱いと言う理由でトレーナーに殺されたポケモン達、悪女が原因で、おまけに各地方の博士達も悪女の言う事を推奨した世界レベルでの思想変化を何とか変えようとしたが、それでもまともな思考を持つ人が少なく、苦労した事を思い出した。復讐していた当時は9対1の比率で、違法や悪事を平気でする人が多く、自分が死ぬ時には何とか半々くらいにし、法律も大幅に改訂する事態になったが、それでも減らなかったのだ。
「(この戦いの後にエボルト様に頼んで、自分の目で今のあの世界を見てくるか。状況次第では、あの世界とは完全に別れを告げるしかないな)」
今はこの事件を解決させようと思いつつも、今のあの世界を見てきて、最悪の場合は自分の生まれた世界を消してもらう事を覚悟するほどに気持ちを固めるのであった。
次回 バンドメンバーと再会をした戦兎、まぁネナが色々と暴走をしてしまったことで大変だったがマガイリスのことを考えることにした。
突然として警報がなったので行くと現れたモンスターがいたので全員が攻撃をする。
次回「モンスターの出現!」