IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか   作:桐野 ユウ

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生まれてきた生命

カズマがロアの直轄の部下になった話をしてから彼らは地上の方へと帰還をする。

 

「いやー戻ってきたね〜♪」

 

「だな。」

 

「おかえりレグリア。」

 

「おう美奈子。」

 

「うぐ!」

 

俺達がスフィア天界から帰ってきて突然。美奈子がお腹を抑えたので真理達はどうしたのかと声をかける。

 

「う、生まれる・・・・・・」

 

「にゅううううううううううううう!!」

 

「次元の扉よ!えっとえっと!天界の病院へとオープン!!」

 

急な展開に焦りを覚えた戦兎は天界の病院の前へと開いて美菜子を運んで行き急いで彼女を病院の医者に任せて手術室の前に行き戦兎はカイギスやコーラスなどに美奈子が出産しそうだというのを連絡する。

 

それから数分後…カイギス達が到着する。

 

「レグリア君!ミナコは!?」

 

「まだ手術室で・・・・・・」

 

さらにコーラスやセメリアの二人も到着して全員が手術室の前で祈りながら待っていると赤ん坊の鳴き声が聞こえてきた。しかも…重なるように…

 

「「おぎゃ!おぎゃ!おぎゃ!」」

 

「こ、これは!?」

 

「双子なのね!!」

 

すると扉が開いて天界の医者が現れた。

 

「お待たせしました。今双子の子どもが生まれましたよ。元気な女の子と男の子です!」

 

「そうですかありがとうございます。それで・・・・・・」

 

「えぇ母子ともに元気です!さぁ中に!」

 

医者の後をついていき戦兎はベットの上で双子を出産したミナコを見ていた。

 

「ミナコ、この子達が?」

 

「えぇ…私とあなたの子よ?」

 

「そうか・・・・・・これが父親になるってことなんだな?」

 

戦兎は小さい我が子を見ながら涙を流した。それから一旦病室の方へと移動し、ほかのメンバーはミナコを休ませないといけないと思ったので帰ることにした。彼らも次の日にまた来ることにして一度地上の方へと帰ることにした。

 

地上へ戻った戦兎は自分の部屋に戻りインフィニティードライバーを置いてじーっと見ていた。

 

「俺が父親か・・・・・・」

 

「マスター…不安ですか?」

 

「まぁな、俺はミナコを一度は悲しませている。そんな男が父親なんてな。」

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

クレーズとエクスカリバーは何も言わないで元のブレスレットや剣型のリングへと戻り彼はそのままベットに倒れる。

 

そんななか景子と真理は戦兎を心配していた。なぜなら…

 

「ねぇねぇあたし。」

 

「わかっているわよ。言わなくても…」

 

「不安だからでしょ?」

 

「まぁね。ほらあんたも記憶を持っているから、分かるかもしれないけどさ。」

 

「まぁね〜…レグリアの時のことを考えるとなると…」

 

「にゅ・・・・・・」

 

三人はそういう話をしながらとりあえず眠ることにした。ちなみに部屋は三人合同の部屋になった。

 

次の日戦兎は一人で病院へとやってきてミナコがいる部屋に到着する。

 

こんこん

 

「はーい」

 

「ミナコ……俺だ。入るぞ?」

 

戦兎は入ると丁度ミナコは自分の胸を出して双子に乳をあげていたところだった。

 

「す、すまん!」

 

「いいって…ほら…」

 

「「けふ」」

 

双子はお腹がいっぱいになり彼女はゆっくりと降ろしてから胸をしまい戦兎は後ろから振り返る。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は眠っている双子のところへと行き頭を撫でている。これが自分とミナコの子どもなのだなと思いながら撫でている。

 

「ふふふ」

 

「どうしたんだ?」

 

「いいえ、こうしてあなたと再会をしてあなたの子どもを産めたことがとても嬉しいのよ。知っている?神同士の子どもって成長が速いのよ?」

 

「マジ?」

 

「えぇレグリアだってそうでしょ?若い時が長いから子供ってすぐに成長をするのよ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

確かになと思いながら戦兎は考えた。天界人同士に産まれた赤ん坊の時が短くてら若いころが長い状態が続いていたことを…

 

「じゃあこの姿もそんなには見れないんだな?」

 

「えぇたぶんね。まぁ地上の方へ行ったら普通だと思うけど天界だとね。」

 

「まぁこっちはあちらとは時間が違うからな。いったら数分後でしたみたいな感じだもんな。」

 

二人はそう話をしながら双子の様子を見ながら見ていた。

 

「そういえば聞いたわよカズマ君がロア様直轄の部下になったって。」

 

「あぁ色々と多次元などで事件が発生をしてな…その調査も行うためだとさ。」

 

「そしてあなたも大変ね(笑)ギャル子まで分裂でいいのかしら?(笑)」

 

「人をアメーバのように言うな……おいエボルト、お前は何か分かるか?」

 

『悪い相棒、俺の能力じゃないかもしれないけどな。だが俺もそれに関しては分からないことばかりなんだよ。』

 

「原因的なのはわかりましたよ?」

 

俺達がその話題に触れていた途中に、聞き覚えにある声が聞こえた。その声が聞こえた下の方を見るとスフィアゲートからロアとロイヤルが現れる。

 

「ロア様にロイヤル様。」

 

「まずはレグリア君、ミナコちゃん子どもが生まれておめでとうね?」

 

「「ありがとうございます。」」

 

「さてと……分裂する原因だけどレグリア君…ロアスパーク以外にも原因がある事が分かったのよ。ロイヤル。」

 

「えぇあなたは何度もうちの方に来てくれているから分かるかもしれないけど・・・・・・あなたの体から大量のスフィア粒子を蓄えているみたいなの。それがロアスパークの力で生み出されたグリッタートリガーロア…その影響もありあなたの体に新たな変化が起こっているかもしれないのよ。あ、ちなみに一兎がアナタの為に調査してくれたのよ?」

 

「アイツが調べてくれたんですか?けど…まさかそんなことが…」

 

「だけどこれはまだ確定をしたわけじゃないのよ。前にほら勇太君の中にある別人格の子が作り出したカグヤ汁を飲んだ時に真理ちゃんが誕生したことも考えると別の要因があるかもしれないわね。」

 

二人の大天神は両手を組み戦兎が分裂をして真理や景子、プチ子が誕生をしたことを考える。

 

「そういえばレグリア君。」

 

「はい?」

 

「確か前にあなた…別世界で女性の体を作らなかったかしら?」

 

「えぇ…作ったことはありますけど?」

 

「「それよ!!」」

 

「え!?」

 

「真理ちゃん達が誕生したのはおそらくスフィア粒子とロアスパークの力が融合して無意識な力があって……それがあなたを女性化した時に元の自分に戻りたいと願った際に誕生したのよ。」

 

「それで真理が…なら景子とは?プチ子にはなりましたが、あの姿に俺はなってもいませんけど…」

 

「それはわからないけど、何かの拍子で出てきたと言った方がいいわね。でも…そういうのに詳しい人物がスフィア天界かロア天界にいればいいんだけどねぇ…」

 

分裂した原因を知って納得した戦兎は自分の中にスフィア粒子が混ざっていると思い、手を握るのであった。




次回 それから一週間が経ち美奈子が双子を連れて退院をして家へと帰ってきた。全員が双子を見て可愛いなどを言っているが名前などを考えないといけないなと戦兎は両手を組む。

次回「双子の名前」
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