IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか   作:桐野 ユウ

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戦兎は異世界の戦士からやってきた人物たちを連れて、自分が住んでいる世界とは違う場所へとやってきた。

彼が懐からボールのような物を取り出し、それを投げる。投げられたボールは家のような建物へと変化した。戦兎はカードキーを取り出し、それをドアにあるリーダーにスラッシュさせると扉が自動的に開き出した。

 

全員が乗りこんだのを確認した戦兎はスイッチを押して開けた自動ドアを閉めていく。そう、皆が乗っているのはエレベーターだ。下へと降りていくエレベーターはガタンという音を鳴らしながら止まった。そして止まった階はなんと司令室だったのだ。

 

『お帰りなさいませマスター。』

 

「あぁただいま。」

 

「待て戦兎、ここはなんだ?」

 

「この場所は、簡単に言えば移動司令室と言った方がいいだろう。そのための装置を開発をして家まで帰るのが面倒ってのもあるけどね?これは別世界でも使えるからビルドシップが使えない時はこれを使う。月夜、お前の船は俺の家の格納庫へ収納をしておいた。」

 

「助かります。」

 

「まぁとりあえず知らない奴らもいるから自己紹介としようじゃないか。まずは俺だな俺の名前は神エボルト、ロア天界では大天神という地位にいる。まぁ後は如月 戦兎と名乗っているけど、基本的には今は神エボルトの名前を使用をしている。とりあえず俺の右隣に座っている方から順番に行こうじゃないか。」

 

「俺は紅 一海だ、」

 

「駆文 戒斗だ。」

 

「黒刃 雷牙です。」

 

「俺はクローン連合指導者の闇川 月夜だ。」

 

「私は神ジオウの娘 常磐 一葉よ。」

 

「一葉が珍しくまともな自己紹介をしているわ。私は一葉と同じく神ジオウの娘 常磐 冷雨です。」

 

「私は常磐・T・エーニャだよ。開発などはお任せあれってね?」

 

「・・・・・・・・・蟷螂。」

 

「((((なんで蟷螂?それに格好がどう見ても女・・・・・・))))」

 

ギロッと睨んできたので心の中まで読めるの?と思いながら、考えるのをやめた異世界の戦士達…

 

「私はフラン、こっちの剣は師匠だよ。」

 

『フランと共によろしく頼む。』

 

「剣が喋るのね…奏汰君が持っているレイガバーンみたいな感じみたいだ…」

 

『ほーう、その剣もしゃべるのか。』

 

「しゃべるというか、人にもなれるね。」

 

『ぜひ会ってみたいものだな。』

 

「俺はカズマと言います。」

 

「アリア・S・ノーレッジです。アリアと呼んでください」

 

「アリアちゃんいたのジャーン?」

 

「全然気づかなかったにゅ…」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ずーんと落ち込んでしまったが、まだ自己紹介をする人物が残っているので続きを始める。

 

「僕はカグラ・ダイゴといいます。」

 

「俺はアスカ・ゴウだ!!」

 

「僕は日野森 我夢といいます。」

 

「君達が三人のウルトラマンってことだね。」

 

戦兎はティガ、ダイナ、ガイアが現れたのを知っているので気にしないことにした。

 

「俺は結 武昭です。」

 

「やぁ久しぶりだね。」

 

「はい、戦兎さんも元気そうで。」

 

「俺は浮世 和希。仮面ライダーギーツだ。」

 

「私は小日向 未来といいます。仮面ライダータイクーンです。」

 

「最後は俺だな。天導 大牙だ!ぬっはっはっはっはっは!!」

 

「(((相変わらずうるせぇし、圧が凄い。)))」

 

「さて以上だな。皆も知っての通りネオディケイドと交戦したのはわかるね?」

 

「あの戦兎さん、おばあちゃん・・・・・・ロイヤル様が言っていた脅威が発生したと言っていたのですが・・・・・・いったいどういうことなんですか?」

 

「一兎から何か聞かされていないのか?」

 

「はい、すぐに戦兎のところへと行けとしか言われていなかったので・・・・・・それで月夜の船で来たんです。」

 

戦兎は事件の事情を話さなかった一兎を後で殴り潰してやると思いながら、話を進めることにした。

彼は全員に例の映像を見せるためにモニターを起動した。そしてどこかの次元で発生した爆発を見せる。

 

「おいおいこれって・・・・・・」

 

「ある一つの次元が…この間、消滅したのを確認した。」

 

「「「!!」」」

 

「待ってください!一つの次元が消滅したってのはどういうことなんですか!?」

 

「月夜、慌てるのはわかるが…戦兎、説明の続きを頼む。」

 

戒斗が冷静でいられなくなった月夜を止めて説明の続きを求めた。それに答えた戦兎もその話の続きをした。今回起こった別事件の消滅…それと同時にある世界で戦兎の仲間が殺された事件の話をし、犯人が先程交戦したネオディケイドと発言。一葉はその言葉を聞いて両手を組んで考え事を始めたのだ。

 

「戦兎さん、あなたはあのネオディケイドが誰なのか分かってる感じがするんですけど…どうですか?」

 

「そうだな、はっきり言おう。俺は奴の正体が誰なのか分かった。」

 

「一体誰なんですか?」

 

「カズマ・・・・・・お前だ。」

 

全員がカズマの方角を見て、彼自身も自分と言われたので驚いている。

 

「ど、どういうことですか!?え?俺!?俺!?」

 

「戦兎さん、それだけじゃ分かりませんし……カズマも困惑してますよ?」

 

「あぁ、すまないね。並行世界のカズマで間違いないだろう。俺は奴と一度交戦している。戦い方や素振りから見て、直ぐに分かったのさ。」

 

戦兎の発言で今回の事件の黒幕が別次元のカズマと分かった一葉達…これからどうするのかと思う全員は戦兎を見つめていた。

 

「・・・・・・これ以上次元を破壊されるわけにはいかない。彼を倒すしかないだろう。」

 

「だが戦兎…それは!」

 

「一海、気持ちは分かるが……彼の行動によって、その次元で住んでいた数億人の命が消えたんだ。」

 

「「「!!」」」

 

「通常だったら、その魂は各天界にて保護されることになっている。だけど……今回消滅した次元から魂が来なかったんだ。つまり、言ってしまえば消滅した次元の魂は転生もできず……本当の意味で死んでしまったと言った方がいいだろう。」

 

「死んだ!?」

 

戦兎の口から死んだという単語を聞いてしまった全員。無理もない。並行世界のカズマが起こした次元消滅……それは神ハザードがやったことと比べても、上を超える事件になりかかろうとしていたのだ。

 

「……この次元を消滅させるわけにはいかない。すまないが皆の力を借りることになる。あいつの力……俺が予想をしていた以上かもしれない。次元を破壊をする力……おそらくカズマ君の転生の時につけられた特典の一つ、堕淫の書の力だと思われる。」

 

「おいおいまじかよ。」

 

「いずれにしても厄介ですね。」

 

『あぁ、しかも次元を消滅をさせるというか・・・・・・どうやら俺達の予想を超えているな・・・・・・』

 

戦兎はこの場ら移動するために移動型ビルドベースはテレポートを起動させて、自身の家へと転送したのだった。




次回 異世界の戦士達の力を借りて、次元消滅をとめるため戦うこと決意をした戦兎、一方ロボット陛下事如月 ユウカはグランドマスターと共に並行世界のカズマを探す任務に当たっていた。
そして二人は見つける!

次回「ユウカとグランドマスター発見する。」
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