IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか   作:桐野 ユウ

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戦いの後

戦兎side

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

気分がすぐれない、なにせあの戦いで二人の犠牲者を出してしまったからな・・・・・・彼らがいなかったら俺達はおそらくあの爆発に巻き込まれていたのだろう。

 

「エボルトさま、大丈夫でございますか?」

 

「・・・あぁ大丈夫だ。」

 

巫女の三人が俺に声をかけてきた。だがやはり今の俺はそんな気分じゃないな・・・・・・並行世界とはいえカズマ君、ケイタ君を目の前で救えなかったからね。

いずれにしても、コロンが死んだことで神ハザールのような考えをしている奴がなくなっていることを信じたい。

さて今日はロア様に呼ばれて行かないといけないからな。

 

「次元の扉よ。我を天界へと導け」

 

次元の扉を使い俺は天界へと向かう。いったいロア様たちは何を?

 

戦兎side終了

 

次元の扉がロア天界へと導かれて戦兎は歩いていき、ロア達が待っている城へ到着をする。

門の前では門番達が立っており彼らは戦兎を見て敬礼をして彼は中に入りロアがいる間へと行くためテレポートの間に入りロアの部屋の前にテレポートをする。

 

そしてロア達がいる部屋の扉の前に到着をして彼はノックをして中からいいですよという声が聞こえてきたので扉を開けて中に入る。

 

「失礼します。」

 

「良く来てくれましたね神エボルト。」

 

「・・・・・・はい。」

 

「今回の事件については、私達も残念に思っている。」

 

「だな、異世界のカズマ達も失ったからな。最後の最後にあいつは巫女コロンに対して恨みを果たしたってことになるな。」

 

ロイがそういい、ラージも同じように首を縦にふった。戦兎も彼の最後の顔を見ていた。

まるでこちらに感謝をしているかのように、だが彼は色々と失い過ぎた。

 

「・・・・・・そして神エボルト、これをあなたに託します。」

 

そういって出されたのはネオディケイドドライバー、ライドブッカー、そしてケータッチ21だ。

 

「これってまさか?」

 

「彼が使っていたものです。なぜか彼が死んでからこの机の上に置いてあったのです。」

 

彼はネオディケイドドライバー及びライドブッカーを受け取りクレーズの中へと収納をして後にした。

戦兎は次元の扉を開いて自分の世界へと帰還をして、彼はリビングの方へと行くと麗華と零児が喧嘩をしているのを見て、声をかける。

 

「おい麗華と零児、何をしているんだ?」

 

「だって姉ちゃんが!」

 

「何言っているの零児が悪いのでしょ!」

 

「姉ちゃんだもん!!」

 

双子はがやがやと喧嘩をしており、戦兎は喧嘩の理由を知りたいのにまた喧嘩を始めたので困ったなと思いながら見ていた。

 

「こらこら二人ともやめろってな?」

 

「「むーーーーーーーーー」」

 

戦兎は困ったなと頭を抑えながらどうして喧嘩になったのか知ってそうな人をちらっと見ている。

 

「イクト兄さんどうしたの?」

 

「沙綾、零児と麗華が喧嘩をした理由を知っているか?」

 

「あー双子達の?うん知っているよ。実は・・・・・・」

 

沙綾説明中

 

「つまり、麗華が楽しみにしていたのと零児が楽しみにしていたおやつがなくなっていてお互いのせいにしているわけってことか。あれあいつらのだったのか・・・・・・」

 

「イクト兄さん?」

 

「麗華、零児・・・・・・すまなかった。」

 

「「え?」」

 

「それ食べてしまったのはお父さんなんだ。」

 

「「えええええええええええええええ!!」」

 

全員が来ている時、戦兎は冷蔵庫に食べれそうなものないか探していると美味しそうなのが二つあったので食べることにした。

自分だけ食べるのはもったいないので、一葉達にも食べさせることにした。というのが戦兎の理由である。

 

「お父様が・・・・・・」

 

「父さんが食べたんだ。」

 

「悪かった。今度買ってやるからな?」

 

「「しゃーない。許します。」」

 

「なんで上から目線なのかは気になるが・・・・・・まぁ今回は俺が悪かったしな。ありがとうな沙綾」

 

「あーうん、イクト兄さんもそんなことをするんだなって思っただけだよ。」

 

「今回ばかりは、俺も気づかなかったな。まさか二人の物とは思ってもいなかったからな。反省反省」

 

戦兎はそういい、椅子に座ると沙綾も隣に座ったのでチラッと見る。

 

「なんで?」

 

「なんとなくかな?ほらいつも香澄とか有咲とか一緒だからさ?」

 

「あーそういうことか、てかお前と二人きりなのは久しぶり?でいいかな?」

 

「だね。」

 

沙綾side

 

忘れもしない、イクト兄さんのおかげで私はまたドラムを叩くことができる。私は昔にバンドを組んでいた。だけどお母さんが倒れてしまい店の手伝いをするため脱退をした自分のせいでと思ってしまいそれ以降ドラムを叩くことができなくなった。

でも香澄達は私のところへ来ていっしょにやってほしいと言われた。私はどうしたらいいのだろうかと悩んでいる時一人の人に出あった。

それがイクト兄さんだった。

 

イクト兄さんは私が悩んでいるってことに気づいてくれて色々とアドバイスなどをしてくれた。

 

「自分の思い、自分がしたいこと・・・・・・それを決めるのは君自身・・・・・・ドラムは本当はしたいのだろ?なら後は君自身が決めるんだ。」

 

「私・・・自身が・・・・・・」

 

それからかもしれない。イクト兄さんのことを異性としてみるようになったのは・・・・・・香澄達も同じようにイクト兄さんを異性としてみているのを知っている。

香澄は抱き付いて甘えたりしている。それはいつものことかと思いながらも羨ましいなと思っていた。

だけどあの日・・・・・・いや私達にとって最悪な事件が起きた。それはイクト兄さんが死んでしまったこと・・・・・・それは今でも覚えている。

 

確か蔵でイクト兄さんを待っていたけどくる様子がなかったので香澄がイクト兄さんの家へ行こうと言ったので皆で言ったけど・・・・・・・そこで見たのは、イクト兄さんが死んでしまったことそんな嘘だと思いたかった。

私達は中に入りイクト兄さんが入っている棺があるのに気づいて・・・・・・遺影があるのを見てショックを受けてしまう。

 

私たちだけじゃない、ほかのバンドメンバーも皆もショックを受けている。だけど一番にショックを受けていたのはまりなさんだ。

なにせイクト兄さんのことを異性としてみていたのはあの人もそうだった。でも今はイクト兄さんは私の隣にいる。

こうして抱き付いているけど暖かい・・・・・・

 

「・・・・・・沙綾?今日は随分と甘えん坊だな?」

 

「だって、イクト兄さんが死んでしまったことを思いだしちゃって・・・・・・でも今は「あーーーーサーやだけズルイよ!」あちゃー」

 

後ろを見ると香澄だけじゃなくこころや友希那さん達も睨んでいる。せっかくイクト兄さんと二人きりだったのに残念。

 

「山吹さん、そこをどいてもらうわよ?」

 

「湊さん、何言っているのですか?それでイクト兄ちゃんに甘えようとしても無駄ですよ!」

 

「あら?何を言っているのかしら美竹さん?」

 

あちゃー二人とも火花を散らしている感じだ、だけど私は気にせずに抱き付きまーす。

 

沙綾side終了

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「イクト兄さんどうかしら?」

 

「いやいやイクト兄ちゃん私でしょ?」

 

「ふふーーん」

 

右手に友希那、左手に蘭、前の方では沙綾が抱き付いているので彼は動くことができない状態になっている。

 

「・・・・・・まぁこういう日もいいかな?」

 

「むーーーさーや変わってよーーーー」

 

「てか友希那ずるいし!」

 

「蘭、変わってよーーーー!!」

 

「「「やーーだーーー」」」

 

「・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

そしてその様子を双子は見ている。

 

「やっぱりお父様はモテモテだね?」

 

「うんうん父さんはモテモテだよ。」




じかーい次回 次の日戦兎は目を覚ますとなぜか空中でスカイタイビングをしていた。なんでこうなったのか?考えているとハロハピのこころがいたのを見てまさか巻き込まれた!?と思いながらベースを持っていることに気づいた。

次回「スカイダイビング」
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