IS魔法ビルド さぁ実験を始めようか   作:桐野 ユウ

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続ける戦い!

戦兎side

 

コウラスが連れてきた敵、そいつはかつて青空 奏汰君の世界で死んだはずの葵 健吾だったが、だが奴に記憶がないのを見るとおそらく健吾の姿をした敵になるのか、まさか再び健吾と戦うことになるなんてな。

 

「戦兎さん。」

 

「どうしたんだ?光刃君?」

 

「あの人ってもしかして?」

 

「あぁ、だがその姿は似せているかなと思っているさ。」

 

そう、あれが健吾のはずがない。奴は俺の目の前で敵に殺されて二度と復活などができないからな。

俺は少し考え事をしてマクロスの格納庫の方へと移動をしていた。すると誰かが現れたの感じてドリルクラッシャーを構える。

 

「ほーう流石神エボルトだけあるな。」

 

「お前はコウラスって奴か?何のようだ?」

 

「なーに、君に用があるのだよ。俺の妖術を破りあの三人の支配を解いたのだからな。それが気になってね。」

 

まさか、マクロスの中に入りこんでくるとは思っても否かったな。すると魔法陣が発動をしたのを見て俺は罠かと相手の魔法陣に吸い込まれてしまう。

 

戦兎side終了

 

「戦兎!!」

 

一兎達が駆けつけた時には、すでに戦兎とコウラスは転移をしてしまう。一海は舌打ちをしてすぐに彼の居場所を探そうと向かおうとする。

 

「おいどこに行くんだ!!」

 

「決まっているだろうが!戦兎を探すんだよ!!」

 

「だが、あいつがどこにいるのかわからないんだぞ!!ナビ!!」

 

『検索をしてします。』

 

一方で転移をした戦兎は目を開けるとどこかの場所に転移をされたと判断をして拍手をするのを見てここはどこかのコロシアムなのか?と思いながらインフィニティードライバーを装着をして構えていると声が聞こえてきた。

 

『ようこそ、神エボルト・・・・・・ここは死のコロシアム、ここではデスゲームをしてもらうよ?』

 

「デスゲームだと?」

 

『そうさ!さぁ現れよ!!』

 

コウラスの声と共に現れたのは、かつて戦兎が倒してきたはずの強敵たちだ!

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

エクセレ、ダークエグレイズなどかつて戦兎達が戦ってきた敵が目の前に現れた。彼はフルボトルを振りセットをする。

 

『ラビット!タンク!インフィニティーマッチ!AREYOUREADY?』

 

「変身!!」

 

『ラビットタンク!イエ―イ!』

 

『さぁ始めよう!ブザーを鳴らせ!!』

 

ブザーが鳴り、エクセレ達がビルドに向かって攻撃を開始する。

 

「さぁ、ショータイムだ!!」

 

ビルドはドリルクラッシャーを構えてエクセレ達に突撃をする中、マクロスの方では戦兎の捜索を続けていた。

するとビルドのマークが現れたので、一兎は戦兎か?とナビに聞いた。

 

「ナビ、このビルドのマークは?」

 

『それはマスターが設定をしたものですね。自分が変身をした時にそのマークが出るように設定をしていたのを忘れておりました。その場所にマスターがいるのは間違いないかと・・・・・・』

 

「よしマクロス発進だ!!」

 

『AREYOUREADY?』

 

「ビルドアップ!」

 

『ゴリラモンド!READYGO!ボルティックフィニッシュ!!』

 

「おりゃああああああああああ!!」

 

ゴリラモンドに変身をしたビルドの剛腕がダークエグレイズを吹き飛ばして撃破する。そのままフルボトルを振りセットをする。

 

『海賊!電車!インフィニティーマッチ!AREYOUREADY?』

 

「ビルドアップ!」

 

『海賊レッシャー!イエ―イ!』

 

海賊レッシャーに変身をしてカイゾクハッシャーを持ち引っ張り必殺技を放ち列車が発射をしてエクセレ達を撃破した。

さらに後ろを振り返りフルボトルを振りセットをして、レバーをまわす。

 

『ライオンクリーナー!イエ―イ!』

 

ライオンクリーナーに変身をして右手のガンドレットにエネルギーを込めて殴り飛ばして撃破した。

敵のビームを左手の掃除機ハーフボディを使い吸収をしてそのまま突撃をして切りつけて撃破した。

 

「ビルドアップ!」

 

『ステルスバハムート!イエ―イ!』

 

ステルスバハムートに変身をして右手にステルスガトリングが装備されて発砲をして次々に雑魚たちを撃破していくが、倒してもまたエクセレ達が現れたのを見て仮面の奥で苦笑いをしている。

 

「おいおい、倒したはずのエクセレ達がどんだけ出てくるんだよってうお!?」

 

翼を使ってはじかせて上空へと飛びあがり、ミサイルハッチを展開をして発射して撃破した。

だが、すぐに別の敵が現れたのを見て、彼はきりがないなと思いながら構え直す。

 

「・・・・・・どれだけ出てくるんだよ。」

 

戦兎は苦笑いをしながら戦っていると砲撃が放たれてエクセレ達を吹き飛ばした。彼は振り返るとマクロスが浮いているのを見て彼は見付けてくれたのか?と思いながら構え直すとほかのメンバー達が降りてきた。

 

「待たせたな戦兎!」

 

「少し遅かったな?」

 

「色々と大変だったわけさ。」

 

全員が着地をして構え直しているとコウラスが現れる。

 

「なるほど、やはり別世界の奴らがいるってのは厄介だね。」

 

全員が構えているとコウラスは鳴らすと、辺りの景色が変わったので驚いているとコウラスはふふと笑いながら力を込める。

 

「やはり、君達を倒さないとダメみたいだね。なら相手をしよう!この私自らがね!!この世界を壊し!君たちの世界も破壊する!!それが、私の野望なのだからな!!」




次回「コウラスとの激闘!!」

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